LASIK術前術後に眼位検査とサイプレジンでの潜伏遠視の検査をしてほしい

元一部上場企業のOLがレーシック後遺症で失職、視覚障がい者になるブログです

レーシックで10代の人を過矯正気味に削らないほうがいいと思うわけ

レンコンです。

レーシック被害者の会に2016年に10代でレーシックした被害者さんが結構駆け込んできたのでその感想を書きます。

特にレーシック医や、10代−20代前半でレーシック考えてる人に読んで欲しい内容です。

まず、第一に
若い人をサイプレジン検査なしに過矯正に削っちゃダメ

大手レーシッククリニックだと、18才とかの人を、ミドリン検査で過矯正気味に削ってるんですけど、当たり前だけどこの人たち、だんだん調節力が落ちてくるんですよね。
調節力が落ちる年齢でなくても、毛様体の筋力のトップスピード状態ずーっと維持できるというの厳しい話じゃないかと思います。

その結果、この一鉢は時間が立つに連れて「目が痛い」「目が疲れてたまらない」と言い出します。その期間は半年のこともあるし、5年位のことも有ります。

一番酷いレベルの人になると、18歳の時に手術してからだんだん症状がひどくなっていき、20代半ばでは目が痛くてお部屋の中でずっと泣いているという方もいましたよ?

当たり前ですが、この状況になるまでに、彼/彼女らはメガネやコンタクトなどあらゆる手段試してますが、良くなりません。
ここ、本当に不思議なところなんですけどもう一度書きます。

メガネやコンタクト、サングラスなどで一生懸命治療しようとし、病院も回りまくっていますが、良くなりません

そんな感じで、被害者の会でも正直どうしてあげたらいいのかよくわからないのですが、言えることは一つで

「どうしてこれからどんどん調節力が落ちていく人たちを過矯正気味で削っちゃうんですかね?」

中には、レーシックした瞬間から過矯正気味で、即遠視メガネになる人もいますけど、はっきり言って、「契約不履行」ですよね?
だってレーシックの宣伝は
「これからは裸眼で快適な毎日を!(品川近視クリニック)」
「メガネ、コンタクトがなくてもよく見える!?(神戸神奈川アイクリニック)」
って書いてあるものね。

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レーシック語即老眼鏡状態の人なんて、手元ぼやけて、遠視メガネなしには頭痛すごいですよ?
広告内容とびっくりするほど内容と違った結果ですよね?


そこまで悲惨な結果にならなかったとしても、過矯正気味に削ってしまえば、30代後半には老眼鏡が必要になることも十二分に考えられます。その後ずっとメガネコンタクトで過ごしたら、メガネコンタクトは必要なわけですから、やっぱり契約不履行


まぁコンタクトとか老眼鏡が使える人はまだいいとして、20代中盤で「目が痛すぎてずっとお家で泣いてます。毎日後悔してます」って言う人は一体どうすればいいのでしょうか?


再手術再手術と言ってくるけれど、再手術して失敗した人も結構いらっしゃいます。角膜の神経がうまく再生しなくて重度ドライアイとか、神経の接続が変になったか24時間目が痛いとかの人がこれですよね。涙点プラグ挿そうが、血清点眼しようが治らないし、10年位この状態の人もいるんだけど、「神経が再生して治る」と説明されてレーシック手術受けたのに、神経はいつ再生するんでしょうか?
それに、角膜薄いのに大手クリニックがなぜか再手術までして、エクタジアになった人もいるよね?

どうしたらいいんでしょうか?


そんなわけで、若いからといって、近視の戻りが心配だからといって、過矯正気味に削るのは、れんこんは絶対に反対です。

ちょっといぐらい近視が戻っても、「おもったより見えないなぁ」とがっかりしても、メガネが使えるほうが、ずっと目が痛すぎてお家の中でずっと泣いて過ごしてるよりもいいでしょう?


過矯正、ダメ、絶対!!!ですよ。ホント
特に若い人の場合、未来がずたずたにされちゃうので、悲惨すぎます。絶対にやめてあげてください。

2016年夏の被害者さんの体験談 後編

この記事は以下の記事の続編です。

Kクリニックで瞳孔径の大きいことを教えてもらえなかったため、大丈夫なんだと信じてレーシック手術を受けてしまった患者さん。
術後に目が痛くなったり、光の見え方がおかしくなってしまいました。

目が痛いせいで、鬱病と診断されるまで至ったのですが、その後Kクリニックの執刀医にこの事を話すとびっくりするようなことを言われたそうです。引用します

■手術を受け、後遺症を発症した後の執刀医との会話


手術をしてから目の痛みや激しい眼精疲労を覚えるようになり、鬱病と診断されるまでに至りました。
その後、Kクリニックで私のレーシック手術を行った医師と会話すると、以下のようなことを言われました。


自分
「自分はレーシックを受けて、目が痛くなって、うつ病と診断されるまでになったが、レーシックを受けてうつ病になった人は他にいるんですか?」

S眼科専門医
「うつになった人は、いっぱい見てきたよ。受ける前からうつ病の人もいるし、受けた後からうつになった人もいる」


この言葉にとてもびっくりしたので、私は以下のように言いました。


自分
「それでは、パンフレットに、レーシックでは最悪の場合うつ病のような状態になることも書いては?」

S眼科専門医
「そんなこと書いたらお客さん来なくなっちゃうよ。最近お客さん減ってるんだよね。眼精疲労外来でもやろうかな」

自分
「(怒って)先生、そんなことしたらもっと悪くなっちゃうんじゃないですか?」

S眼科専門医「........(苦笑)」
https://lasikmutualjapan.jimdo.com/レーシック被害体験談/体験談16/

2016年夏、つい最近、とても大手でのレーシック手術がこんな状態というのは多くの方に知っていただきたいと思います。


それどころか最近は
レーシックの患者数が激減して経営が難しくなったことが要因なのか、以前よりも「適してない」人にも、それを知らせずに手術する傾向が強まっている気がします。


例えば大手クリニックは、昔は授乳婦とかは普通に「何が起こるかわからない」と手術断っていたのに、最近(2016年年末の時点)では「術後2・3日断乳していただきますがレーシック受けられますよ!」と案内しています。


授乳婦は日本眼科学会が定める屈折矯正手術ガイドラインでは、「禁忌」の部類に入る患者群です。授乳中や妊娠中はホルモンのバランスの影響が有り、正確に検査ができないためとされています。


そうでなくても授乳婦の場合、
なにかトラブルが起きて、患者である母親に投薬が必要になったら、乳離れの準備ゼロの母乳の赤ちゃんがいきなり断乳生活に入ることになるかもしれないのですが、それを考えても手術やめておいたほうが良くないですか?


ちなみにこの
授乳婦にも手術が禁忌であることを知らせない大手クリニックで働いているのは、全員が日本眼科学会が認定する眼科専門医です。
眼科専門医でも、お金の前には、後遺症が残る可能性が高い手術に向いていない人にもレーシックやってしまうという良い例ですね。


患者が激減して手段を選ばなくなってきたレーシックのクリニックは、患者さんが自分でガイドラインを調べて「私はレーシック難しいんではないでしょうか?」と質問してきたような事例であっても「ウチの機械は最新式!」「角膜強化法で15万円つければ大丈夫だから」と騙して手術してしまうんです。


そして患者が不具合を訴えると「原因はわからない」「様子を見ましょう」の無限ループのアフターケアが始まります。


いろいろ悲惨な症例の患者さんとお話させていただきましたけど、悲しいことに
一定の人数のお医者さまというものは、業績や経歴の良し悪しにかかわらず、お金の前に良心が消し飛ぶようです。
まあ、お医者さんも人間ですから、その職業だけが全員高潔で倫理観ある清廉な人格の持ち主というわけではないということでしょう。


そして混合診療がスタートし、自由診療の領域がましてその旨味を知れば知るほど、お医者さんたちの倫理観が試されることになるでしょう。しかし、レーシックやインプラントの例をご覧いただければわかるとおり、お医者さんも人間であり、その一部は驚くほどお金のために他人の命を犠牲にすることをためらわないんです。


だから、やっぱりお医者さんたちにもリピート医師の医師免許剥奪や眼科専門医資格の取り消しなどの法規制が必要ですね。

2016年夏の被害者さんの体験談 前編

レーシック難民を救う会=レーシック被害者の会に新しい体験談が公開されてます。

https://lasikmutualjapan.jimdo.com/レーシック被害体験談/体験談16/

2016年夏にこの被害者さんは受けたそうですが、本当につい最近の患者さんということになります。

この体験談に出てくる2つのレーシッククリニックの眼科専門医が、揃って凄まじい性格なので、引用してご紹介させていただきます。

まずは、この人が最初にSクリニックで適応検査を受けた問の部分を引用いたします。
最初HPに掲載されていた32万円のコースを受けたいと希望されていたそうです。

診察では、M眼科専門医が65万円という金額を提示してきました。
65万円なんて、HPにも記載されていない価格だし、考えていた32万円プランの予算とかけ離れていると伝えると、
「じゃあ、いくらまで出せるの?」
と聞いてきます。
戸惑いつつ、40万円ほどだと答えると、
「じゃあ、AとLの角膜強化法を合わせて37万円でどう?」
と提示されました。

「金儲け」という感じがして、あまり良い印象を持てなかったので、手術の予約をせずにSクリニックを後にしました。
https://lasikmutualjapan.jimdo.com/レーシック被害体験談/体験談16/

「じゃあ、いくらまで出せるの?」って眼科専門医が言うってすごいですよね。
ついでに言うと、HPには手術の標準的価格書かないといけないのが医療広告ガイドラインで決まってて、美容整形みたいに言い値が飛び出すなんて以ての外なのです。
(そもそもSクリニックは系列の美容外科でも集団提訴されてるのですが)。


ちなみにこの話を効いた私の知り合いは「そのクリニックって歩合制でしょ」と笑ってました。眼科専門医もマージンのためなら体裁なんてどうでもいいのかもしれません。


さて
次にこの人は大手のKクリニックに行きます。


KクリニックはSクリニック同様の大手で、安心レーシックネットワークとも仲良し。安心レーシックネットワークと一緒に記者会見実施したこともあるくらいです(流石に安心レーシックネットワークに入れてはもらえなかったが)。


Kクリニックはこの患者さんに瞳孔径が大きいことを言わず手術適応としてしまいました。そのためこの患者さんは目が痛い・光の見え方がおかしいなどの後遺症に苛まれることになります。

■現在の症状
右目が握られているように痛むようになりました。
特にレーシックを受けた後の数ヶ月はひどく、目の痛みのせいでうつ病のようになり、心療内科を回ることになりました。
現在でもメイラックスなど抗不安剤を数種類服用しています。
幸いなことに数ヶ月して痛みは少し収まってきていますが、それでも眼精疲労などが有ります。


■不具合を訴えた時の病院の対応
ハロやグレア、目の痛みに関しては、度々受診して症状を訴えてきました。
それに対するKクリニックの返答を引用します。
「もっと気軽に考えたらどう?」
「旅行でも行ったら」
「見えてるんだからいいじゃない」
何度も何度も痛みや目の疲れのことを訴えたのに、検査は視力検査(調節麻痺薬なし)とトポグラフィーのみでした。


■現在の状況
メガネとコンタクトで治療を続けているものの、眼精疲労がひどい状態です。
光の見え方もおかしいです。

私は昔から瞳孔径が大きく、ハードコンタクトでもハログレアが出るくらいでした。要するに、光の見え方がおかしくなることは、検査の段階でわかっていたのです。
しかし術前にそのことに対する説明は一切ありませんでした。

https://lasikmutualjapan.jimdo.com/レーシック被害体験談/体験談16/


瞳孔径が大きいのにそれを言わずにレーシックって説明責任はどうなったのでしょうか?
普通の人なら「あなたは瞳孔径が大きいからハログレアが強く出て、もしかすると暗いところや夜の運転が一生できなくなるかも」と言われたら、「それでもレーシックします」とはなかなか言わないのではないかと思います。
大きな判断材料だと思うのに、どうして言ってくれないのでしょう?

2016年に瞳孔径大きいのにレーシックされ、目が痛くなり、ニュースになった被害者さんの記事と同じです。


続きます。

ごく最近の品川近視の被害情報を発見

なんとまたも品川近視クリニックの患者さんを発見してしまったレンコンです。
しかも2016年11月UPてW。つい最近ですね。

この人、品川近視クリニックの被害!!!!!てことを強調していらっしゃるので、クリニック名隠さなくても全然良い所がナイスです。

http://ameblo.jp/yamatodanji-akira/theme-10099384864.html

それにしても品川近視クリニックって。。。
レーシック手術後にハロ・グレアが炸裂する可能性が高い瞳孔径が大きい人にも、言わずに手術するのは、脈々と続く美容系レーシックの伝統なのだろうか?この人もハロとグレアが炸裂したご様子です。

しかもガイドラインだと−6Dまでなのに−7Dの患者さんを事前告知なく手術したみたいで、これも 美容系レーシックの脈々と続く伝統なのだろうか。

この患者さんは矯正量がガイドラインの違反超えのみならず、過矯正になり手元見えなくなったそうです。

この患者さん、YOUTUBEまで怒って上げているみたいだから、興味のある方は見て見られると良いかもしれませんね。


何だか皆さん「昔のレーシックは危険だったけど今は安全よ!」というレーシック医共の宣伝に騙されてしまったんですけれどそもそもレーシックの被害で今一番多いよなっていうのは「過矯正」とか「瞳孔径でかいのに削ってしまった」という、およそ機械の進歩とはあまり関係ないやつなんですよね。


こういう被害っていうのは本当はやらないほうがいいのがわかってるんだけども、金欲しさでやっちまったなとか、とにかく手術直後の満足度を上げてアンケートの結果を良くしたいとか、患者さんのことをなんにも考えてない理由でやられちまうようなんですよね。


これを防ぐためには一般人に
「眼科専門医でも金欲しさに向いてない人をレーシックすることがあるんですよ」
とか
「暗いところでの瞳孔の大きさが大きいと、レーシックした時に光の見え方が変になって治らない場合があるんですよ。眼科専門医は言わないけど」
とか
「近視が−6D以上の場合は、レーシックしてもコントラストが落ちて、暗いところで見えづらくなったりしたりして運転が危険になる時とかもあるので、やらないほうがいいんですよ。眼科専門医は言わないけど」
とか
「一部のクリニックは近視戻りとかのクレームを防ぎたかったり、手術直後のクレームを防ぐためにわざわざ遠視気味に削ってるんですよ。残念なことにそいつら眼科専門医なんですけど」
とか、一般人によくよく知らしめていただく必要があると思います。


それこそ日本眼科学会がアフィリエイトとかCMとかで眼科専門医のレーシックの悪行を流してくださるとホントありがたいですよね。なにせ日本眼科学会が認定してる眼科専門医の不始末なんだから。

【悲報】レーシックの日本の不満足率は実は15%

http://global-4-lvs-turing.opera-mini.net/hz10-06-06/31435/2/-1/www.gankaikai.or.jp/109fe8d2d417ba2e44dfdaf5c3faf265e3add8db/20160616_3.pdf
もしかすると見えないかもな。
その時は「日本眼科医会第4回記者懇談会 屈折矯正手術の現状」で検索してみてください。

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タイトル通りです。

慶応大学の根岸先生の2016年6月の眼科医会での記者懇談会資料によると、なんと2013年での日本でのレーシックの不満足率は15%になってます。

慶応大学の根岸先生は前にYahooニュースで
「レーシックの満足度は95.4%(まあそれでも25人に1人は不満足)」
とおっしゃられてたんですけど、

それはこの資料によれば1998年から2008年に世界で発表された2915件の関連論文から信頼性の高い研究309件を選択しての結果ということです。

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じゃあ日本での結果はどうなのよ?

と皆様思われることでしょう。


そこで、根岸先生も所属されるJSCRS(公益社団法人 日本白内障屈折矯正手術学会)では、2013年に国内のレーシック施設を対象にアンケートを行ったそうです。


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2013年かぁ。
こんなお話が知恵袋に載っていた頃ですね。

ちなみにこのアベリーノ検査、一応弁護士さんの見解を伺ったところ、1万円とったのに検査結果教えないのは違法だそうです。
まあそうですよね。品川近視クリニックで1万円を取られたのにもかかわらず、結果を教えてもらえなかった人は千代田区の保健所に相談してみてくださいね。


さてこのJSCRSのアンケートに答えた施設は以下の通りです。


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品川近視クリニックとか神戸神奈川クリニック、新宿近視クリニックなどの美容整形系のクリニックが入っているのが興味深いですね!

http://lasikganni.hatenablog.com/entry/2016/06/28/123107


そしてその結果が冒頭に引用したこれです。


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ちなみにアメリカのABCニュースと、日本の消費者庁の発表が一致してて4割以上に不具合だから、やっとこさ近づいてきたって感じですよね。


ちなみに、この記者懇談会資料のレーシック合併症リストも有りますけれど、
なぜか、 一番多い合併症である「過矯正」 が載ってないんです。
仮性近視のことも考えずに、患者さんの労働環境も考慮なく、過矯正気味に削るという術前説明すらしないで過矯正気味に照射するから、今日もれんこんは過矯正の患者さんとお話してました。
本当に困りますよね!!
みんな目が重くて眼精疲労でメガネかけても変な状態だし困りまくりですよ。


そんな感じでレーシックの2013年のアンケートでは、日本での不満足度は15%のご報告でした。

医療デマサイトWelqで炎上のDeNA。お返事が内容なさすぎて戸惑う

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明けましておめでとうございます。
今年は後遺症が少しでも悪化しないといいなと願ってるレンコンです。


目を開けているときは(明るいところでは目を閉じてる時も)常に目が痛くて、「治ってほしい」と1分に1回は「念じてる」気がするけど、サングラスしようがメガネしようがコンタクトしようがミドリンしようが目が激しく痛いので、せめてこれ以上悪化しないことを願いたいものです。
せめて朝起きるときに「あああ今日も地獄の一日が始まるぜ」と思わないようになりたいものですね。


さて、
お休み中なので、とても軽めの記事で。


1文字1円のクズライターにクズ記事を増産させて、専門知識必須の医療情報発信していたDeNA

その中にはレーシックや老眼レーシックのご紹介記事も含まれていたことは、以前のブログに書いたと思います。


このDeNAの記事なのですが、一体どの程度のクオリティの記事なのか、非常に興味深かったので、DeNAの窓口に、記事の内容を送ってくれるようにお願いするメールを出してみたんです。


レーシックの糞記事はネット上にあふれているけれど、その殆どが金目当てのアフィリエイターのもので、責任追及とかの話になると、サイトを閉鎖して逃げられてしまう場合が多いです。閉鎖しないで逃げた場合は、素人の書いたレーシック安全バンザイ記事が、半永久的にネットを漂うことになります。


その点DeNAは球団を所有しているくらいの大企業なので、クズ記事を削除していただけたのは大変ありがたいのですが、非公開になったテキストで、一体いかなるレーシック記事を掲載していたのかがとてもとても気になり、資料として保存しておくべきだと考えたのです。


そこでキュレーションサイトお客様相談窓口なるものにメールを送りました。


なにせWelqで公開されてたレーシック記事のタイトルがすごいよ。


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ですもんねぇ。毎日レーシック被害につきあわされてる者として、これは気になるわ。


ついでに書いておくと老眼レーシックは被害者の阿鼻叫喚の様を見る限りにおいて、慶応大学の坪田教授、みなとみらいアイクリニックの荒井先生、院座の富田実アイクリニックの富田先生の3人がなさるまで、やらないほうがいいと思います。自分がやらない手術を人にすすめるのはやっぱりおかしいと思いますし、被害者の会に来てくださったカメラレーシックの被害者さんはインレー取り出した後も角膜自体がダメになり視力が出ないという方もいらっしゃったんで。

さて、
DeNAにメールを送ってから1週間以上なんのお返事もありませんでした。
しかし、パクリのお問い合わせも多いだろうし(画像のパクリだけで10万件を超えると聞いている)、きっと大変なことになってるんだろうなと思ったら、メールの返事が来たのでコピペしておきます。


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■■様

DeNAキュレーションサポート事務局 ●●です。

このたび、弊社キュレーションプラットフォームサービスに関し て様々なご批判を受けるような事態を招いてしまったことについ て、本当に深くお詫び申し上げます。

独立した社外の客観的な視点から公正な調査を受けることが、企 業としての信頼を回復する最善の道であると考え、第三者調査委 員会を設置し、事実関係の調査を行なうことといたしました。 第三者調査委員会は、客観的かつ公正な調査を行い、調査終了後 に弊社取締役会に対して報告書を提出する予定です。報告書は公 表を行ないます。

■■様からいただいたお声は社内に共有のうえ、真摯に受け止 め、企業としての信頼を回復するべく、改善に全力で努めてまい ります。

今後とも株式会社ディー・エヌ・エーを何卒よろしくお願いいた します。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 株式会社ディー・エヌ・エー DeNAキュレーションサポート事務局:curation_support@dena.jp ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


これがたった一通来ただけなのですが、他のパクリの被害者さんとかもこんな感じなのでしょうか?


第三者委員会に委ねるのはいいとして、その第三者委員会のメンバーの名前も調査の時期も、いつ頃公開予定なのかも全く書いてないので、正直戸惑っております。


被害者の会にはWelqのレーシック情報がネットで提示されてた去年レーシック受けた被害者さんからも連絡入っているのだが、第三者委員会の調査の結果が出る前に、後遺症のせいで失職したり、家庭崩壊しちゃうかもしれないけど、「その時はその時で個別に訴えてこいや」ということなのだろうか。


他にDeNAの医療情報についてお問い合わせされた方、DeNAの対応がどんなことになってるか情報共有して頂けると助かります。

来年がいい年になりますように

レーシック被害は人災です。


レーシックの被害に関して運が悪かったとか、値段が安いクリニックで受けたんだとか根拠不明のことを言う人がいるのですが、レーシックは現事典でちゃんと検査すれば、事前の段階でこの人はレーシックに向いてるか向いてないかがわかる手術です。

この「ちゃんと検査すれば」にはその人の職業適性とか生活スタイルを聞くとかそういうことも含まれます。PC操作など近見作業の多い人にはレーシックは必要ありません。


 私ももちろんそうですが、
そもそもレーシックに向いてない体質の人々がガイドラインに設定してある人たちに、わざわざそのことを事前に説明しないで被害者を増やしていった。不具合が出てもその検証をしないことでさらに同じタイプの被害を出した。これがレーシック被害です。


決して「真摯に適切な手順でスクリーニングや検査、施術、研究を行って、それでも力及ばなかった」という種類の事故ではないのです。


 レーシック被害者は毎回病院に行くたびに以下のように言われます。



「今の医学では残念ながら治療法はありません」
「原因がわかりません」

 これが一般のレーシックしてない眼科から発れるならまだ話はわかるが、安心レーシックネットワークなどレーシックをしている眼科の医者から発されると激しい怒りを感じます。


 そもそも患者さんたちはなぜ手術を受けたかというと、レーシック推進派の医師に
「レーシックは確立された安全な手術」
「眼科専門医が行えば安全」
そして何より
「最高の医療で万全のアフターケアを保証します」と言われたからです。


 医者の言葉を信じ、後遺症発生した患者がまず理解するのは、美容系の医者はもちろん、安心レーシックネットワークも、過矯正や羞明など、最も頻繁に起こるような問題にさえ、何も研究しておらず、それどころか後遺症の存在すら認めようとしないということです。


多くの難民さんがセカンドオピニオンでいろんな眼科をさまよってますが「サングラスでもかけたら?」「ドライアイの治療法はありません。現代の治療法ではどうしようもありません」というような、最高の医療とは程遠いものばかり。


大学病院や眼科専門医のネットワークはどうしたのでしょう?確立された治療法というのは、不具合が起こった時のことも含んで確立されているということではないかと思うのですが、その研究はどうなっているのでしょう?


レーシック被害は人災です。


レーシックを受ける人数は、今やピーク時の10分の1に減ったそうですが、被害者の会には被害情報が届き続けています。その被害の話を聞くたびに、より巧妙に、より高いプランを選ばせる商法に呆れつつ感心してしまいます。


本当のことだし世間にとっても良い情報提供になるので書きますが、
2016年にある患者さんが集団提訴されている大手クリニックでホームページで32万円と表示されているプランを受けに行ったら、角膜強化法などのオプションがいっぱいつけられて、診察室でお医者さんから65万円のプランを提示されたそうです。

医療広告ガイドラインには、広告では標準的な価格を表示すると言われてるのに、HP価格が32万円で実際言ってみたら65万円じゃ、かなり逸脱していますが、広告表示を見直したほうが良いのでは?

美容系があくどいのは今に始まった話ではありませんが、小さなクリニックの被害者もいます。


レーシックは後遺症や不具合などの研究ができない医者はやるべきではない手術だと思います。


来年こそはこの最悪の医療が少しでもまともな方向に動いていくことを祈っています。