LASIK術前術後に眼位検査とサイプレジンでの潜伏遠視の検査をしてほしい

元一部上場企業のOLがレーシック後遺症で失職、視覚障がい者になるブログです

【悲報】レーシック下火→今度は老眼治療が流行り中

関東の病院をさまよっているレーシック難民さんはみんな知ってることかもしれないけど、地方の難民さんは知らないかもしれないから情報共有しておくと


レージック閥の中心的病院の病院の教授共は、レーシックの後遺症研究する気はまるで無いみたいです。「95%安全よ!でも残りの5%がどうなろうと知らないわ!!とにかく安全な手術なのよ!!」って雰囲気だそうです。
後遺症研究する気はまるっでないっぽいです。
その大学病院の医局の医者が美容系レーシッククリニックに勤め、その被害者もいるのだが、「とにかく安全な手術なのよ!!」という姿勢みたいです。
「先生!!でも日本でのレーシックの満足度は、さらに低い85%なんですけど、残り15%はどうなるの?」・・・って聞きたくなりますが、聞いても無駄っぽい。


そんなわけです。れんこんは、個人的に何が一番残念かというと、この手の熱意も研究意欲も薄い、マネーのことしか考えてない奴らが群がってる手術を受けてしまったことです。自分の周りの研究者が普通に研究熱心だから眼科のお医者さんもきっとそうだろうと思っていたんだが、大きな間違いだったんだね!!こんだけ失敗やらかしておて、データ取り放題な状態になり、しかも失敗の製造には自分の医局の人間が絡んでいるけど、特に研究する気もないんだもんね。ほんとすごい。


それはさておき、
下火になってレーシックに変わり、今アツイ!!のが白内障手術の保険適応外多焦点レンズです。


白内障手術に関しては、レンコンもかなり興味が有ります。コンタクトで矯正してるけど、コンタクトの違和感もすごいんだわこれが。「異物感で吐きそうになる」ってあんまり想像できない自体だと思うけれど、ドライアイに無理やりコンタクト入れるしか無いんで、時々本当に吐きそうになります。


でも、レーシックでコントラスト激落ちなので、多焦点レンズは勘弁かもです。
今でも収差が凄まじいのに、多焦点なんか入れたらさらに視界がぼやぼやに見えそうだな!


多焦点レンズは
「老眼治療!!近くも遠くもよく見える!!」
とか
「お孫さんとのふれあいを増やそう。絵本を読んであげよう」
とか、
一時期のレーシックの宣伝のごとくいいことばかり描かれているんだけど、検索してみたら結構合わない人もいるみたいで、レンコン的には恐怖を感じています。


合わないと言ってる人の意見をまとめると「多焦点って言ってたのに期待したほど近くが見えない」とか「全体的に見てる像がぼやけて眠くなってしまうくらい」などが有ります。
あと、乱視が強い人だと多焦点を入れた時に酷い見え方になってしまうらしく、兵庫県の遠谷眼科というところに、わざわざ解説ページが載っているほどです。


他施設で白内障手術を受けた後、不具合が生じた患者さんたちのこと-その1 - 遠谷眼科


他施設で白内障手術を受けた後、不具合が生じた患者さんたちのこと-その2 - 遠谷眼科

このような手術後に見え方の不具合をかかえている患者さんの眼を診察すると、ほとんどの場合、乱視が大きいのです。このような人は手術前から、乱視のためにメガネなしの裸眼ではそれほどすっきりものが見えていた眼ではなかったのに、そこへ複雑な構造の多焦点眼内レンズを眼の中に入れてしまったので、よけいにどの距離にあるものもよく見えないという状態が起こっているのです。ひどい場合にはものが何重にも見えたり、いくつにも散らばって見えたり、流れるように見えたりして変な見え方が起こるので、兵庫県内の遠くの町から来られたある患者さんは、このような奇妙で不愉快な見え方のために、白内障手術を受けたあとはずっと泣いて、ショックのために食欲もなく体重も減り、これまでの仕事も続けられないならもう死にたいとまで思って毎日過ごされていたそうでした。

http://www.entani.com/failure_cases_of_cataract2014

個人的には、「その2」の方が情報的に助かりました。どういう職業の人がどういうレンズを入れたら不具合炸裂したのかまで書いてあるのでね。貴重な情報だ。


他施設で白内障手術を受けた後、不具合が生じた患者さんたちのこと-その2 - 遠谷眼科


それにしても白内障治療の多焦点レンズの被害が炸裂する様子を見ていると、レーシックと似たような構造を感じます。


レーシックもそうだけど、
「保険外の自由診療で儲かるから、適してない人にもやっちゃえやっちゃえ(゜∀。)ワヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!!」

って感じだと思う。


多焦点の手術って考えてみたらウハウハなんだよね。普通の単焦点レンズを使った白内障の手術は保険が聞くから、両目で10万円くらいなんだけれど、
多焦点は片目で80万円、両目で160万円とかする手術だから、すごい儲かりますよね。


だからなのか、眼科によってはまだ白内障初期で当人が全然自覚症状もないのに、
白内障になりかかってますねー。老眼治療で多焦点レンズにしませんか?近くも遠くもよく見えるようになりますよ!!」
ってセールストークして手術しているようです。


良心的な医者は、まだ白内障が進行していない目にメスを入れるってところで抵抗を覚えるみたいなんだけどね。「老眼治療」を謳う眼科医は、そこらへんは全然良心の呵責を覚えない人たちなんですよね。


しかも腕が悪いのか、選択の余地を患者に与えないのか、遠谷眼科のレポートを読む限りでは、術前に「この人に手術したら問題がでそうだなぁ」ってわかってるような人にも手術しちゃうみたいです。


私、レンコンももレーシックでガイドライン違反の適応外だったのに手術され、仕事失ったんですが、
リスクの説明もなく向いてない人にも手術してくる
...という点で白内障多焦点レンズ手術には、それと似たものを感じます。


と思ってたら、そのまさにで、
染井さんをレーシック難民にしたのと同じクリニックの患者さんの多焦点レンズ版を知恵袋で発見したのでご紹介しておきます。



還暦を超えた者です。
先日、全国規模の大手眼科クリニックで、片目の白内障の手術をしました。白内障はそんなに進んでいた訳ではなく、老眼が改善されると説明があったからです。


レンズの焦点も遠・中・近に対応する最高のもので、百数十万円という金額を聞いたときは驚きましたが、残りの人生を老眼に煩わせること無く過ごせるならと、頑張って貯金をして手術に臨みました。


私の周りにも白内障手術をした後、視力が劇的に改善したという人が数人いたので、期待していたのですが、術後、数週間が経っても視力は改善するどころか以前よりも少し悪くなり、小さい文字が読みにくくなり困っています。


安定したらレーシックで対応するということなのですが、それで解決するのでしょうか?もう片方の目も近く同じ手術をすることになっていて、とても不安です。どうかご助言をお願いします。


http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q14170970119

なんかレーシック眼科って人の角膜なんとも思ってないらしくて
「あっ度数間違えちゃった!まぁいいか!もう一回レーシック手術すればいいや!!」
って思ってるように感じます。違う?


角膜いっぱい削ればレンコンみたいにコントラスト感度も落ちるし、レンコンのお友達で何回も再手術受けた人は飛蚊症でいつも空間にゴミが30個くらい漂ってる状態で、何度も眼圧上げすぎて緑内障併発してる人とかもいるんですけど、他人の眼だしまぁ関係ないですよね!!


そんなレーシック眼科が次なる儲けを求めて次々参戦してる「老眼治療」「多焦点眼内レンズ」なので、レンコンは白内障になってもここには近寄らないでおこうと思います。奴ら本当に後遺症と研究とか、後始末に関するやる気のなさだけは見上げたものが有ります。責任能力はあるが、人格的にちょっと変なんだろうなとすら感じます。

本来であれば、こういう金に弱いサイコパス系の眼科医は、眼科内部でなんとかすべきだと思います。例えば専門医資格剥奪したり、立ち入り調査して病院名を出すなどするべきでしょう。何より不具合がでて原因もわかってるのなら、再発防止策と不具合研究をすべきでしょう。


だけど、レーシックと同様で、今回も日本眼科学会も日本白内障今日屈折矯正手術学会もきっと何もしない。だからレーシックと同じで、10年位経つ頃にはきっと多焦点レンズ難民が大増殖し、多焦点レンズ=危険!!のイメージが一般に深く浸透することでしょう。


本当に眼科とは、焼き畑農業みたいな科だなと強く感じます。他の先進医療もレーシックや多焦点レンズ、そしてインプラントなどと同じ道を進まずに、ちゃんと不具合に対する研究がなされ洗練された技術になることを祈ります。

フレネルの切れ端を恵んでくれ!!

こんにちは!レンコンです。
レンコンはレーシック術前から外斜位だったのですが、術後に上下ズレが出てきてしまい、この影響ですごく苦しんでます。


なんで術前に上下ズレはなかったと書いているかというと、近視の時は、上下連れは愚か、水平プリズムさえ指摘されたことがなかったから。


それと、レーシックした後でそれなりに大学病院勤務の眼鏡士さんに検眼してもらったんだけど、
「こんなに大きくズレてたら、そもそも気づくだろう」
と言うことです。


それはさておき

水平方向のズレもものすごいんだけれど、縦ズレが本当に半端なくて、例えば車運転してる時に道の脇にある平屋のガストがあるんですけど、ズレのせいでガストが2階建てに見えるんですよ。

右目で見てるガストの上に左目で見てるガストがある状態なんですよ。


それを筋力でなんとか一つにまとめてる状態なので、目が疲れる。。。というか、もはやその段階通り越して、常に目の奥がひねられてて、今にも運転席に吐いちゃいそうなくらい気持ちが悪いんです。


今日はこの斜位と遠視の相性の悪さについて語ろうと思います。



レンコンは、レーシックで過矯正の遠視にされてしまい、遠視が両方1.5D以上あるんです。
東京大学名誉教授が顧問を務める全員眼科専門医のクリニックでやったのに、なんでこんなことになったのか?今でも訳がわかりません。明らかにガイドライン違反なのに手術してるし、早く閉院してほしい。


裸眼で目が痛いのはこの過矯正の遠視のせいらしくて、メガネやコンタクトレンズを使って矯正しようとしているのですが、眼位異常があるせいで、とっても困ったことになっているんです。


メガネコンタクトを使用した感想を書くのだけれど、遠視を何とかする他にプラス度数入った眼鏡をかけると、目の痛みはちょっとは減るけど、顔ひねられ感は余計に増加してどうしていいかわかりません。


遠視の眼鏡は遠視由来の痛みは楽になるんだけど、調節緊張が緩まって両眼視するための輻輳力が余計必要になるからなのか、目の奥が常時プルプルしてます。3時間も経てば激痛コースです。


自分の中では、水平プリズムも結構厳しい物があるが、それ以上に厳しいのは垂直プリズム=上下ズレです。


冒頭にも書いたけれど、
レンコン車で道を運転してる時に、1階建てのガストが2階建てに見えるくらい上下ズレがあるんですよ。
キツイなんてもんじゃないですよ。いつも顔の奥が目を寄せるために痙攣してるみたいに思います。常時顔がひねられてるよ。目のこと以外何も考えられない。


ただ、不思議なことなんですが、水平ズレを強制するより、垂直ズレを矯正したほうが楽なのに驚いてます。水平方向も派手にずれているのに、上下連れを直したほうが楽っていうのがなんか不思議な感じ。


ホントは度数とかプリズム量とかじっくり試せればいいんだけれど、メガネやコンタクトは保険が利かないから、1回試すのに、眼鏡制作費だけで2万5千円飛んでいくわけだ。


レンコンこれで10本くらい(フレーム使い回し回数入れれば20本くらい)メガネ作ったけど、まだまだ眼鏡地獄をさまよわないといけない感じです。レーシック難民では仕事できなくなった人もいるので、これは本当にキツイです。


それにしても思うのは、やっぱりレーシックの前に眼位検査はしてほしいなということです。
染井さんやレンコンやバッジョさんではないけれど、目を寄せる力が弱いのに遠視にされて、さらにベースアウトプリズムが入る遠視のメガネかけて。。。ってなると、本当に毎日顔ひねられ感でどうしていいのかわからない感じです。


こんな状態にならないように、眼位異常がある人は、特に上下ズレのある人は、最初からレーシック手術受けないように、適応検査で落としてほしい。外斜位の人でも、「目を寄せる力が弱いから、どうせプリズムの入ったメガネかけることになるかもよ?」とせめて術前に言って欲しいです。そうすれば皆こんな状態にならなくて済んだのに。


事故情報データバンクのレーシックの事故情報は今198件で、200まで秒読み段階に入りました。
でも「柔軟剤の匂いがキツイ」とかと比べて絶対こっちのほうが深刻だと思うけど?


こんな状況なのに、検索すると未だに「脱・メガネコンタクト宣言」の広告がグーグル検索のトップで来て、本当にむかつきます。

ロシアでレーシック受けた子の目標視力は1.0

こんにちは。レンコンです。
先日、昔からの友達で、留学中にロシアでレーシック受けた子と電話する機会が有ったんですが、目標視力聞いて笑いましたよ。


視力目標(レーシック後の視力目標)は1.0だったそうです。
ちなみにもう10年位前の話ではないかなぁ。


私が受けた、日本で一番患者数が多いクリニックだと、患者が「お願いだから過矯正はやめて」とお願いしてないのに、 2.0とか1.5とか 医者によって無理やり遠視気味に矯正されてます。これは10年位昔から今に至るまで変わりません。


だけどロシアの有名な学者がやってるクリニックで受けたその子のカルテでは目標視力1.0。
ちなみに彼女は語学関係でPCも多様な職業ですが、私と違って今も快適に過ごしていますよ。


普通に考えたら当たり前ですよね。よく見えるからって遠視になっちゃったら、近見作業ですぐ目が疲れるし、老眼も早く自覚するしいいことない。その子も私と同じPCとかよく使う職業だけど、だから1.0とか敢えて弱めに強制するようにしていたんでしょう。


慶応大学の根岸教授の発表だと、レーシックの術後満足度は海外の信用できる論文から集計した結果だと95.4%だけど、日本の満足度はもっと低くて85%なのもよくわかります。
2.0の視力なんて、PC作業が多い現代人には必要ない人のほうが多いです。


過矯正気味に削られて、眼精疲労にされたらたまらないですからね。「遠視メガネかければいいよ」って言われても、眼位異常まで発症してるとプリズムでコントロールできなかったらどうしようもないものね。斜視手術まで受けても苦しんでいる人たちもいるしね。ハードコンタクトで若干マシになる人もいるけれど、ドライアイにされてハードコンタクトに耐えられない人もいるのでね。


ただ問題は、こういう「不満足」と医者は言うけれど、実際は障害者のレベルになってる人たちをどうしたらいいのだろうということです。特にガイドライン違反で本当は手術しなくていい人たちが患者化している場合が多いわけですが、この責任は一体誰が取ることになるのだろうと最近はよく思います。

レーシック被害記事に出てくださった方、どうもありがとうございます

もう読んでいただいた方が結構いらっしゃるけど、再度取り上げます。
レーシック被害者さんが実名で出演してくださったレーシックの記事。

自由診療」事前説明は十分ですか? レーシック集団訴訟をみつめて - Yahoo!ニュース


こういう記事が出ると、被害者としてはすごくありがたいと思います。
どうしてかというと、記事が出ることによって、レーシックの被害者がどのようなものかということを一般の方に知っていただけることができるからです。


例に上げると、レーシック難民になってしまって子育てに苦労されている「レーシック難民ママ」もいらっしゃいます。
「子供はとっても可愛いけれど、毎日目が痛くて、眩しくて、カーテンも締め切ってるし、こんな状態でこの子を育てていけるかすごく不安なの」
と泣いてお話される方もいらっしゃいます。
(「でもこの子が生まれてきてくれなかったら、後遺症がつらすぎて死んでたかもしれない」って聞くと、お母さんは偉いなぁ、って思います)


そういう方はこの記事が出ることによって少し救われるのではないでしょうか?


例えば子供が小学校や幼稚園に行ったりして、PTA活動に参加しても、「ギンギラギンにお天道様が照りつける中の駐車場整備(最強度サングラスしててもまだ眩しく無理な人がいる)」とかの仕事が割り振られたら、きっとどうしていいのかわからないと思うのですが、
「レーシックという手術の後遺症が有って、いま治療方が開発されるのを待ってる状態なんですけど、PTAとかで出来ない仕事があるかもしれないけれど、そういう仕事になっちゃった時は別の仕事を頑張るので、変更してもらえると助かります」
とか
「蛍光灯に当たると具合が悪くなってしまうので、幼稚園の中でお手伝いさせたいただくときはサングラスを着用したままですが、ご容赦下さい」
とか言う時に、説明資料として使えるのではないかなと思ったりしています。


レンコンも、町内会活動の時に
「レーシックの後遺症のせいでLEDとか蛍光灯の光に当たると目がものすごく痛くなり、いつもサングラスなんですけど、やれる仕事はいたしますのでその点許して下さい」
とか
「レーシックっていう手術の後遺症のせいでLED画面が見られなくなり、PC作業やラインでの通信などが全てダメになりましたが、それ以外の仕事はするのでおゆるし下さい。一応E-ink端末ならワープロも打てます」
って言う時に、このニュースをプリントアウトして持っていこうかなって思っています。


それと、バリバリの社会人で仕事してるのに大変なことになっちゃった人とかも、
「レーシックという手術の後遺症で、重度ドライアイなんですけど、仕事中にしょっちゅう目薬さしてますが、あまり気にしないようにしてください。レーシック被害とはこのようなものです」

って説明できるし。


そんな感じで資料として使えるので、この記事はすごくありがたいなと思います。

書いてくださった方、取材を受けてくださった方、本当にありがとう。


ところで
ネットと違って友達に口で言うのだったら、一体どのクリニックでどんな目に合わされたかってことがクリニックから訴えられるの心配無く打ち明けられるのがいいですよね。


例えばごはん屋さんとかだったら、「ここの接客はまずかった」っていうのが自由にレビュー書けるのに、
レーシックのクリニックは人を視覚障害者にしたとしても「ネットに書き込んだな!名誉毀損だ!営業妨害だ!訴えてやる!!」ってなるのが不思議な点だと思います。


そもそもいくら目の痛みに耐えながら本当のことを書いたとしても、アフィリエイトページが多くて否定的な体験談は端から載っけてくれなかったりもしますから、患者って本当に弱い立場だなと思います。

(しかし、これは覚えていてほしい点ですが、患者を本当に訴えてくるようなクリニックは被害者の会のデータをみる限りいっぱいトラブルを起こして訴訟慣れしてるようなクリニックなので、そもそも関わらない方が無難です)


それから前から何度も書こうと思ってたけど、レーシック被害って、特定のお医者さんとかクリニックが起こしてる場合が多いです。
そしてさっきも書いたけど、そういうクリニックこそが患者を訴えるぞと脅すクリニックなんです。


こういうクリニックは健康な人を障害者にして、治療せずに、保証なんてもちろんせずにほっぽり出します。その中には、術前に「これはレーシックしないほうが良かったんじゃないの?」と思われるようなガイドライン違反の患者さんも結構な数含まれています。


残念ことに、そんなクリニックでも
「眼科専門医が手術します」
「トップクラスの症例数!!」と宣伝するので患者さんが騙されてしまうんですよね。
ガイドラインに照らし合わせると適応外でも、そのことを患者さんに伝えないから、知らずに受けてしまうんです。


こういうクリニックは閉院したほうが世のため人のためだと思うのですが被害者の力では如何ともし難いです。法律を帰るとか、ガイドラインを変えるとか、リピーター眼科医やクリニックから専門医免許剥奪したり、クリニック閉院させたりできるのは、私達ではありません


どうか学会や行政に頑張っていただければと思います。

【レーシック不満足度15%は】JSRS=日本白内障屈折矯正手術学会のHPを読む【安心安全の証!!】その2

はてなブログの南青山アイクリニック被害者のレーシック難民さんが、眼をパチパチさせながら歩いていたら、おまわりさんに職質されてしまったらしい。
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わかるわ!
レンコンも外に出るときはサングラスとかピンホール眼鏡とか、改造眼鏡とか眼帯だとかで、
風邪引いてマスクまでかけるともろに不審者!!って感じですもの!!
お知り合いのレーシック難民ママさん(常時サングラス装備仲間)も「花粉の季節が嫌でたまらない」って申されてましたよ。


さてこのブログは以下の記事の続きです。

あらすじ:
これまで何度も何度も週刊誌や新聞、そしてNHKやyahooニュースで世間を震撼させてきたレーシック業界だが、何とこんなやりたい放題の業界にも「学会」というものが存在した。。。。
その名はJSCRS=日本白内障屈折矯正手術学会。そんなJSCRSのページが「情報が混乱してる」レーシックという手術に対してどんな情報を提供していくのか。。。観察していく記事です。


前も書いたけど
このページに載ってるJSCRSの調査では。レーシックで一番多いトラブルの過矯正についてパーセンテージを出していなかったんです。

術中・術後合併症としては、フラップ作製不良3眼(0.0%)、フラップの皺792眼(1.1%)、フラップ偏位4眼(0.0%)、照射ずれ1眼(0.0%)、層間混濁5眼(0.0%)、DLK 404眼(0.6%)、epithelial ingrowth 139眼(0.2%)、keratectasia 2眼(0.0%)、ステロイド緑内障3眼(0.0%)、症状の強いドライアイ 862眼(1.2%)であり、追加手術は1819眼(0.23%) に行われました。

感染症の発症は一例も認められませんでした。
JSCRS(日本白内障屈折矯正手術学会)レーシック情報

ほら、どこ見ても書いてないでしょ?

JSCRSでは2013年の調査で発生率は調べてないようだが、一応同ページに過矯正への言及もあるのです。「そもそも一番多いトラブルが過矯正なんだから、過矯正のことに全く言及しないで安心安全宣言してないで、それも少しは触れたら?」というのがレンコンの気持ちです。

ヤフーニュースでも取り上げられてた過矯正

専門家「過矯正こそが問題」
ただ、本来は安全なはずの手術の隙間に問題の芽は潜んでいる、と大鹿教授は考えており、「一番の問題は実は過矯正」と強調する。
「過矯正とは(角膜の)削り過ぎ。近視を治し過ぎてしまうことです。0.0いくつの近視を1.5とか2.0にすると、一見、良くなったように思えますが、それは20〜30メートル先を見るのに適した視力。現代の日常生活ではそんな視力は必要ありません。部屋の中や身の回りなどを負担なく見ることができればいい。1.5や2.0になると、近くを見るときは眼が疲れ、逆に日常生活が苦になることもある。手術後、手元が見えないとか、自律神経がおかしくなったとか、そういったことで困ってしまっている方も多いです」

ちなみに、以下が別ページでのJSCRSの過矯正に関する記述です。

レーシックによる過矯正って何ですか?
過矯正とは読んで字のごとく、矯正し過ぎてしまった状態です。レーシックを受ける際に、遠くの視力を良くすることだけを目標にして、最も遠くが見えるように矯正した場合に起きやすい合併症です。
角膜は生体の組織ですから、プラスチックや金属と違って、硬いスポンジのようなものです。レーシックに使用するエキシマレーザーは精度の高い機械ですが、生体の組織を削るわけですから、ある程度の誤差が生じます。その誤差はメガネレンズやコンタクトレンズの1段階か2段階(±0.5Dジオプトリー)程度ですが、手術前の設定を強めにすると、誤差が強めに出た場合には過矯正になってしまいます。
過矯正の状態では、パソコン・携帯電話・読書などの近くを見る作業を長く続けると、ピントを合わせる筋肉を酷使して眼精疲労になってしまいます。日頃の診療でも、メガネやコンタクトレンズが過矯正になっている方は時々いらっしゃいます。メガネやコンタクトレンズであれば、度数を変更すれば良いのですが、レーシックの場合には再手術をしなければ治せません。
もちろんレーシックは遠くが良く見えるようにするための手術ですが、あまり遠くの視力だけを追求して、眼精疲労になってしまっては本末転倒です。経験のある眼科医であれば、遠くの視力と同時に近くを見るときにも問題がないように矯正度数に「さじ加減」をするものです。
通常はレーシックによって過矯正になることはありませんが、あまり遠くの視力を追求し過ぎると矯正する度数の設定が強くなり、過矯正になる可能性が生じてきます。手術前に担当医とよく相談して、手術後の視力の設定を決めることが大切です。
JSCRS(日本白内障屈折矯正手術学会)レーシック情報


なんなんだろう。この文章を読む感じ
JSCRSの眼科医さんたちは、やっぱ
リアルに南アルプスのお花畑が頭の中に広がっているんだな、と思います。


「過矯正になるのはぁ、患者が視力出したい!!とか言うからぁ」みたいに書いてあるように見えるんだけど。違う?


この記述書いた人に言いたいが、
そもそも過矯正患者が社会問題クラスになるほど炸裂した原因として、日本でのレーシックシェアの殆どを占めていた美容系のクリニックで、再手術の件数を減らしたくて仕方がないためか、とにかく過矯正気味に削ってくるからではないですか。


しかもそういうクリニックはJSCRS理事の坪田先生が代表を務める安心レーシックネットワークと共同記者会見開いたりだとか、元南青山アイクリニックとか慶応大学の現役医局の先生が働いていらっしゃるクリニックだから、被害者も開いた口がふさがらないのではないですか?しかもこの慶応の医者は、坪田先生と根岸先生の慶応医局での子分ではないですか。


そんな過矯正気味に削ってくるクリニックが全体シェアの70%とか60%だとか占めてる時代も有り、しかもそのクリニックが「今でも」過矯正気味に削ってきたり、老眼年齢の人を正視気味に削ってるからこんなことになったんじゃないかと思うんですけど、違うんですか?


しかもJSCRSの過矯正の文章読むと
「過矯正になるのはぁ、患者がそう望むからぁ~」って
言ってるように思えるんですけど、
JSCRS理事の坪田先生と根岸先生の子分が働いてるクリニックこそは、染井さんみたいに患者がわざわざ「矯正気味に手術しないでくれ」とアンケートに書いてるのに過矯正気味にレーシックしちゃうところですよね。


近くが見えるほうを優先とアンケートに書いてあっても特に質問もなく過矯正にされる
ソースは俺。


問答無用で視力最大2.0を狙い、その結果が遠視なのは俺の体質が悪かったからだそうです。弱めに調整するのを紙に書いてあっても質問もせず希望も言わなかった俺とその体質が悪いのだそうです。


術後数日で異常な吐き気や頭痛を訴えても「眼に問題はないから」と他院に行くように誘導される
当然、他院に行っても解決せず。するわけがない。


20代なのに近くが見えない結果になってる患者に対してレーシックってそんなものだからと
おう!?「翌日から仕事もできる」とか言ってたよなお前ら!?1週間過ぎたのに近く見えないんですけおおおおおおお!?と激高して飛びかかかった…ということはなく、そのときはただただ吐き気やら頭痛やら動悸やら体力的にグロッキーで近くが見えんのはこの際どうでもよかったです。いや、よくはないんだけど、とにかく助けてって。(なお、この時の機械で測定する数値は近視でデータは正常だから!の連呼で遠視ではないということでした)


最高顧問がメガネときた
最高顧問 増田教授、水流教授はメガネでいまも公式ホームページで紹介されております。


経歴も東大の名誉教授とかそんなご立派な単語が並んでますが眼鏡。ええ眼鏡。老眼が心配なら自慢の老眼レーシックや遠近両用レーシックでもやればええじゃないかと。ドライアイが心配ならその道の権威でレーシック手術も実施している慶応の坪田教授(眼鏡)にでも頼めばいいんじゃないかと誰もが思ってるはず。なのに誰ももう指摘しないこの業界。

http://somei2012.hatenablog.com/entry/2014/08/29/205645

とか

術前に職種が事務職であり、近くを見る作業が多いことを伝えたのにもかかわらず、直後から軽度(+0.5)の遠視となり、手元~中距離の物が非常に見づらくなり日常生活に支障を来たすようになりました。

近くの物は全くと言っていいほどピントが合いづらくなり、物を見るためには目に多大な疲労が伴い、日常的に見るテレビやパソコン等はありえないほど「無理をして見る」状態なのです。


そのため、急激に視界が狂い、常に気持ちが悪く、頭痛・吐き気・めまい・鼻づまり・足先のしびれ等の身体症状が現れました。
それ以後ずっと強い眼精疲労に悩まされるようになりました。
https://lasikmutualjapan.jimdo.com/レーシック被害体験談/体験談⑤/

こういった状況ですのでJSCRS様には

手術前に担当医とよく相談して、手術後の視力の設定を決めることが大切です。

なんて非現実的なお花畑の意見を書かないでいただきたいです。
これじゃ患者が術前に希望すれば過矯正にされないこともできる…みたいに聞こえるじゃないですか?


違う違う!術前に低矯正を希望しても過橋性にされちゃうの。しかもそこは元南青山アイクリニックとか、JSCRS理事の坪田先生と根岸先生の子分がバイトしてたクリニックなの。
JSCRSでこのお二人に事情を聞いてみたらいいんじゃないかと思いますよ。


だから、よりレーシック希望者様の安全を考えるのであれば、

術前低矯正を希望しているのにもかかわらず、術後視力を追求する眼科専門医によって過矯正になっておられる患者が多発しています。しかもそういう眼科がレーシックのシェアの大部分を占めています。術前の医師とのカウンセリングにおいては必ず低矯正にして欲しい旨を伝え、裁判になっても良いように、内容をボイスレコーダーで録音しておきましょう

の方が現実的な記述なんじゃないかと思います。


私も含めて、過矯正で転職したり求職したり失職したり一家離散したりした人多いですからね♡
てか「一度の失職or転職で済んだくらいなら儲けものだね!!」くらいの状態ですわ。


そんな感じで、ツッコミどころは他にもたくさんあるのですが、全部突っ込んでいくとそもそもこのブログをいつまでもアップロードできないくらいあるので、今日はこの辺にさせていただきます。

【レーシック不満足度15%は】JSCRS=日本白内障屈折手術学会のHPを読む 【安心安全の証!!】その1

レンコン使用のレーシック難民でも使えるタブレット512メモリだと、はてなブログだとコメント返信しづらいので、お返事ほしい方はここに書いて頂けると助かります。

http://lasikmutual22.bbs.fc2.com

後遺症で今にも失職しそうになってらっしゃる方もいるみたいなので、治療情報を共有してもいいよという方は書き込んでいただけると助かります。

レーシックした目にハードコンタクトをいれても
右0.5左0.2しか出ない為、もうじきクビになります。
医師に尋ねても「わからない」しか言わない。
「ハードコンタクトになれればみえる人もいるから見えるよう努力をしてください」とあとは目薬を
出して終わり、乱視が酷く物が三重に見えます。

http://lasikmutual22.bbs.fc2.com

「ハードコンタクトに慣れれば見える人もいるから見えるよう努力してください」って、相変わらずすごいですね。確か宣伝文句は「これからは裸眼で快適な毎日を!」じゃなかったっけか?
f:id:rennconn:20170222131526j:plain
やっぱそう書いてある!


しかもここ、元南青山アイクリニックのお医者さんが勤められてたり、慶応大学の現役医局の先生もバイト中なのにどうなっているんでしょう?
美容系クリニックに努めると、お金のためには他人の人生を糞としか思わない隠れていた第2の人格が顔を出すのでしょうか?
そんな秘めたる凶悪な人格を常に抑圧しないといけない眼科専門医って大変ですね。。。


さて、
今までに幾度も残念な報道がされてきた屈折矯正手術(そのメインは未だにレーシック)ですが、こんな業界でも、何と学会があるんですよね。
この学会は日本白内障屈折矯正手術学会=通称 JSCRSと言います。


この学会は屈折矯正手術を今後も推し進めていきたいらしくて、いろいろ頑張ってるんです。
ちなみに、理事を勤めてる方の名前には慶応の眼科教授、坪田先生と、根岸先生も見受けられます。自分の手下の眼科専門医が美容系クリニックで不適応者へのクソ説明でレーシック被害者出してるのに、呑気だな。


呑気、そう!このページに漂うのはレーシック被害者の阿鼻叫喚や、屈折矯正手術の尻拭きをさせられている他の眼科医さんや、ほか専門職の方々からの憎悪に対する「呑気さ」なんです。


正直、ここは南アルプス?爽やかな風が吹いてるわ!!と思えてしまうほどです。
レーシック阿鼻叫喚事件主犯巣窟とはとても思えません。


まずは理事長のビッセン宮島先生のご挨拶を引用します!!

2014年8月、公益社団法人日本白内障屈折矯正手術学会(JSCRS)の新役員組織が立ち上がりました。
基本理念は一般社団法人JSCRSで掲げた「会員サービスを最優先とした会員のための学会」を引継ぎつつ、さらに公益法人として「白内障手術及び屈折矯正手術の研究と教育、診療の発展」を掲げ、広く一般市民の方々へ貢献して参る所存です。
。。。
https://www.jscrs.org/index/page/id/1

会員サービス最優先かぁ。
それじゃあレーシック難民の治療と研究はどれくらいの優先度なのかな?と質問してみたい気持ちに駆られますね。

一般市民の方々に対しては、白内障手術に関する情報に加え、今般、安全性に関する情報が特に混乱している屈折矯正手術に関して、JSCRSが日本で最も信頼できる情報を発信できるよう、ウェブサイトをリニューアルいたします。
。。。
https://www.jscrs.org/index/page/id/1

なぁるほど!
確かに屈折矯正手術の情報って混乱してますもんね。


JSCRS理事の坪田先生の安心レーシックネットワーク広告塔の竹内薫週刊新潮でレーシック難民陰謀説ばらまいたりとか。


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字が細かいけどレーシック難民も吃驚の陰謀論でオカルト小説として力作です!!何と資料の引用ゼロ!!


坪田先生ご自身も、日経ウーマンの記事で何故かドライアイ女子にレーシック勧めたりしてますもんね。日本眼科学会が発表してるエキシマレーザー屈折矯正手術のガイドラインだと乾性角結膜炎(ドライアイ)だと実施に慎重を要するって書いてありますのに。

ほんとうにこんらんしてる!!


さらにJSCRSの学会のページですけど、何とレーシックに関する情報ページがあるんです。


ここの記述がなかなか面白いので引用します。


JSCRS(日本白内障屈折矯正手術学会)レーシック情報
http://www.jscrs-lasik.org/contents/report.html

レーシックは本当に安全で有効な手術なのでしょうか?

■学会の調査結果からわかったこと

アンケート調査の結果から、これらの施設で行われた2013年のレーシック手術件数は総計71089件であり、屈折矯正手術全体の94.8% を占めていました。

裸眼視力1.0以上の症例が96%、矯正視力1.0以上の症例が99% 、予測性が±0.5D, ±1.0D以内の症例がそれぞれ93.98%でした。

屈折変動が1.0D 以内の症例が97%であり、 手術に満足と回答した症例が85% でした。


術中・術後合併症としては、フラップ作製不良3眼(0.0%)、フラップの皺792眼(1.1%)、フラップ偏位4眼(0.0%)、照射ずれ1眼(0.0%)、層間混濁5眼(0.0%)、DLK 404眼(0.6%)、epithelial ingrowth 139眼(0.2%)、keratectasia 2眼(0.0%)、ステロイド緑内障3眼(0.0%)、症状の強いドライアイ 862眼(1.2%)であり、追加手術は1819眼(0.23%) に行われました。
感染症の発症は一例も認められませんでした。

以上の結果から、国内で行われたレーシックの安全性や有効性は高く、患者満足度も高い優れた術式の一つと考えられることが、2014年7月の第29回JSCRS学術総会(福岡) において「屈折矯正手術アンケート調査」として報告されました。今後さらにレーシックの詳細なデータを解析する予定です。
JSCRS(日本白内障屈折矯正手術学会)レーシック情報


いろいろツッコミどころ満載の文章だが...


まずレーシックの満足度85%ってところがかなり微妙。だってレーシックって健康で、メガネコンタクトで何の問題もない人が多く受けてる手術なのに満足度85%=不満足度15%なんでしょ?


それなのに
「 安全性や有効性は高く、患者満足度も高い優れた術式の一つと考えられることが、2014年7月の第29回JSCRS学術総会(福岡) において「屈折矯正手術アンケート調査」として報告されました。」
。。。って結論づけて大丈夫ですか?残りの15%は一体どんな状況なんですか?


てか残りの15%がこんな状況だから、ヤフーニュースに取り上げられたり集団提訴が起こったり、事故情報データバンクで常に検索数トップ10にランクインしたり、受ける人数がピーク時の9分の1になったりしているのではないですか?


それと、前の根岸先生の発表だと海外のレーシックの満足度が95.4%だけど、日本のレーシックの満足度85%で、日本のレーシックは海外と比べて約10%も満足度が低いってことですよね。



これはやっぱり術前にわざわざ患者が「お願いだから過矯正にしないで。仕事はデスクワークが多いんです」って頼んでるのに過矯正気味に削る施設がシェアの半分以上を握っちゃってる結果ですかね?


それと、症状の強いドライアイが1.2%の862眼ってサラッと書いてくれたけど、症状の強いドライアイってこういう生活ですよ?
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レーシック後遺症ドライアイ患者の、ほんの3ヶ月分の目薬ですのよ♡

かえで@レーシック難民
@ megaitai_zigoku
眼の奥がズキズキして重苦しく、重度のドライアイで眼にシャンプーでも入った時のような激痛が24時間あります。頭痛、吐き気、眩暈、肩コリ、光が眩しすぎるなど、レーシック後遺症のオンパレードです。体力の消耗が異常に早くなり寝ても疲れが取れません。
2:37 - 2011年8月26日
Twitter


「症状の強いドライアイ」は JSRCSによると1.2%だそうです。
「1.2%なんて、100人にたったの1人くらいで少ないでしょ?だからレーシックは安全安全!!今の時代、涙点プラグもあるし、涙点プラグ使いすぎて、ガバガバで使えなくなっても自己血清点眼もできるしね♡」
てことでしょうか。


2014年の日経メディカルのアンケート「眼科医はレーシック受ける?」がこんな結果になる理由が良くわかる気がします。
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「日経メディカル2014 眼科医に聞いた あなたならレーシック受ける?」


しかもまだ突っ込むところがあるんです。


それは、この研究でのレーシック後遺症オンパレードに“過矯正”が含まれていない点です。
ほらね、どこにもないでしょ?

術中・術後合併症としては、フラップ作製不良3眼(0.0%)、フラップの皺792眼(1.1%)、フラップ偏位4眼(0.0%)、照射ずれ1眼(0.0%)、層間混濁5眼(0.0%)、DLK 404眼(0.6%)、epithelial ingrowth 139眼(0.2%)、keratectasia 2眼(0.0%)、ステロイド緑内障3眼(0.0%)、症状の強いドライアイ 862眼(1.2%)であり、追加手術は1819眼(0.23%) に行われました。


感染症の発症は一例も認められませんでした。


感染症の発症は一例も認められませんでした。( ー`дー´)キリッ」って
誇らしげなのがカワ(・∀・)イイ!!。
焼肉屋で言うと
「食中毒今まで一回も出してません( ー`дー´)キリッ」的な感じでしょうか。


確かに重要なことではありますよね。
銀座眼科みたいにレーシック感染症による角膜移植がまたもや炸裂したら、更にレーシックしてない眼科医の憎悪の炎に油が注がれちゃいそうですものね。


さて、この2013年度の調査において言及がない「過矯正」の話に戻ります。


最近このブログアクセス数が増えていただけたので、新しく来ていただいた方のために申しておきますと、
「過矯正」とは、レーシックで角膜を削りすぎてしまい、遠視になってしまうことです。


「近視」だと、いくら極度の近視出会っても、メガネ今宅を外せば遠くが見えないだけじゃないですか?


しかし、遠視は違います。


遠視はものを見るとき近くも遠くも調節してみないといけない眼なんで、猛烈に疲れるんです。
そして、この疲れがピークに達すると、疲れだけじゃなく「痛み」も感じます。さらにひどくなると、吐き気や肩こり、頭痛となります。これはものすごく辛く、眼が痛すぎて眠れなくなり鬱病を発症したり、休職になったり、私みたいに失職する人もいるほどです


眼の奥がギューッ通されたり、頭の奥が絞られる感じってメガネコンタクトで矯正可能な善良な近視の方々には想像できないんじゃないかなぁ?


あまりに長くなりすぎてどうしても全体をUP出来ないので、その2に続きます。

アレルギー体質の人に「俺は大丈夫だったよ!!イコールてめぇも大丈夫だからこれ食えよ!!」と迫ってるのと同じのレーシック成功者

レーシック手術の被害に対して批判的なコメントを読むことが多く有ります。その多くは「自分は成功した」という成功者です。


被害者の会のボランティアスタッフもしている自分からしてみると、こういう自分の経験だけを頼りにレーシック不適応者にも「俺は大丈夫だったイコールお前も大丈夫」 説 を振りまく自称成功者は、自分では全く責任を取らずに被害者団体の仕事を増やすだけの存在です。
銀河系から速やかに消滅していただければいいのにといつも考えています。


これをアレルギーに例えると、元からある食材が向いていない人に対して「私は食べて大丈夫だったからあなたも食べて安全よ!!」迫る人に似ています。
美容系レーシッククリニックや、、安心レーシックネットワークのクリニックでは、数万円単位でマージンが入るお友達紹介券やアマゾンギフトを使った紹介制度が盛んです。
結果、元々微妙なメンタリティを持っている人が暴走しやすくなるのでは?と感じております。

こういう人が角膜薄い人や瞳孔径大きい人や強度近視の人など「レーシックすると大変なことになる人」にもレーシック勧めるんですが、困ってるんですよ。ほんと。


ちなみに日本におけるレーシックの不満足度は、慶応大学の根岸先生2016年の研究によれば何と15%もあるんですね。つまり100人に15人は不満足なわけですから、「私が大丈夫イコールお前も大丈夫!!」な人々の迷惑さがわかっていただけるのではないかと思います。


更に、こういう人々は後始末もしないのが特徴です。
被害者さんに「あなたがこんなことになって、あなたにレーシックを勧めて紹介クーポンで数万円せしめた人は、どんな反応ですか?」って聞きますけど「今の状況をメール打ったけど返信こないですね」という回答が多いです。いつの間にかフェードアウトして顔を合わせても挨拶しかしないという話も聞いています。


「レーシック私が大丈夫だったからイコールあんたも安全よ!!」な人々には2パターン有り、
①屈折矯正手術ガイドラインなどに無知で、レーシックすると大変なことになる眼の人も確実に存在しているとうことを知らず安全情報を振りまいている人々と、
アフィリエイトサイトなどで報酬を得ているために確信犯的に安全情報を振りまいている人の2種類が有ります。


①の人に関してですが、以下のような特徴を持ちます。

1,そもそもレーシックには不適応な人がいるということそのものを理解していない。
2,または、レーシックに不適応な人がいることまでは理解しているが、そういう不適応者にも眼科専門医が在籍するクリニックがそれを伝えずに手術してしまっていることを理解していない。


無給ボランティアでレーシックの尻ふきをさせられている私としては、1でも2でも、この「無知の涙」系の人は「消えてもらいたい」以外の何者でもありません。
この代表例としては、安心レーシックネットワークの広告塔であるサイエンスライター竹内薫さんがいい例だと思ってます。


有名人な故に影響も大きく、被害者の会には竹内さんの「俺はICL受けて大丈夫だったよ!だからその親戚手術のレーシックももちろん安全よ!!」の言説を読んでからレーシックを受けて難民になった人もいます。


左が自分はメガネだけどレーシックを進めるので有名な慶応大学の坪田先生で、右がサイエンスライター竹内薫さん。
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エキシマレーザー屈折矯正手術で本当に失明した人を前に「レーシック難民のふりをするのはお金のため」とツイッターで宣う竹内さん。
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最高の施設を紹介してくださると言って安心レーシックネットワークを紹介し、レーシック被害者を落胆させた竹内さん。


どんなにすごい大先生を紹介してもらえるのかなと多くのレーシック難民が一瞬期待したのに。。。安心レーシックネットワークか。
私達、みんな慶応大学だの南青山アイクリニックだの訪ねまくってます。坪田先生の再手術や治療も受けてます。それでも治ってないから裁判起こしたりしてるんですけれど。
しかし、名医と紹介してくるところが安心レーシックネットワークという点で、もしかしたら竹内さんは本当に何も知らないお馬鹿さんなのかもしれません。


そもそも竹内さんはエキシマレーザー屈折矯正手術ガイドラインという観念を理解しているのだろうか?


このブログではもう何度も書いたように、
レーシックをはじめとする手術のための「エキシマレーザー屈折矯正手術ガイドライン(BY日本眼科学会)」というのがあります。


そして重要な点ですが、このガイドラインには、そもそもどんな人がレーシックに適していないのかの記述があるのです。
これは体質的なものであり、ご本人の責任じゃありません。アレルギーみたいなものだと理解して下さい。元々角膜が薄かったり、強度近視の人がレーシックをやってしまうと、どんな最先端クリニックで手術しようが難民になるのです。


もう腐るほど引用しましたが、竹内さんに代表される「俺屈折矯正手術受けて大丈夫だったYO!イコールお前も大丈夫だぜ!!」系の人はまだ理解していないと思われるため、また引用します。
もう読み飽きた方はすみません。

(エキシマレーザー屈折矯正手術の)実施が禁忌とされるもの

1,活動性の外眼部炎症
2,円錐角膜
3,白内障(核性近視)
4,ぶどう膜炎や強膜炎に伴う活動性の内眼部炎症
5,重症の糖尿病や、重症のアトピー性疾患など、総称治療に影響を与える可能性の高い全身疾患または免疫不全疾患。
6,妊娠または授乳中の女性

実施に慎重を要するもの
1,向精神薬(ブチロフェノン系向精神薬など)の服用者
2,緑内障
3,全身性の結合組織疾患
4,乾性結膜炎(=ドライアイのこと)
5,角膜ヘルペスの既住
6,下記膜矯正手術の既住

http://www.nichigan.or.jp/member/guideline/lasik.jsp

この項目の設定ですが、適当に設定されたものではなく、「理由があるからこういう人たちはエキシマレーザー屈折矯正手術しないほうがいいよ」と書かれているわけです。


例えば、「実施に慎重を要するもの」の5の角膜ヘルペスについては、ヘルペスウイルスがいる患者さんの場合、場合、エキシマレーザーを照射すると活性化してしまって角膜を食い破り、失明することもあるんです。この件については、雑誌「フライデー」で、ボロボロになった角膜の写真付きで取り上げられました。

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更にインフォームドコンセントの必要性についてはこのような記述も有ります。

。。。3D以内の近視については老視年齢に達した時にデメリットが生じる可能性があること、屈折矯正手術後に何らかの疾病で受診した場合、本手術の既住について担当医に申告することを十分に説明することが望まれる。

http://www.nichigan.or.jp/member/guideline/lasik.jsp


これは、㊵40代くらいになると人間調節力と言う眼のピント合わせの能力が下がり、近くが見にくくなってしまうんだけれど、軽度の近視の場合、調節しなくてももともと近くにピントが有ってるから、老眼鏡を使わなくても手元が見える機関が、遠視の人間よりは確実に長いんです。


でも、特に美容系クリニックでは、最高視力だけを追求し、事前説明なしに過矯正気味に削ります。
この結果、18歳くらいで強めに強制され過矯正になり、レーシックした半年後から遠視メガネになるという患者さんもいらっしゃいます。これだと本当に何のためにレーシックしたかわかりませんよね。


過矯正の遠視の問題は近視と違い、苦痛を生じることに有ります。
近視の人はメガネがないと遠くが見えないだけだですが、遠視の場合は眼精疲労や眩しさ、眼の重さ、痛みを生じます。


運良く遠視メガネがかけれれば症状は低減する場合もありますが、眼位異常が関係し、メガネやコンタクトで症状を抑えられなくなると、日常生活すらも危うくなります。私も常時顔ひねられ感と頭痛と吐き気に襲われてますよ。メガネをかけると眼球は痛くなくなるけど、眼を動かすのが苦痛すぎるし、頭痛と吐き気は凄まじいし。。。本当にどうやってまともに生活していったらいいんですかね?近所のショッピングセンターですら眩しくて入れないんですが?


だから過矯正の人は仕事ができなくなったり眼の痛みのせいで鬱病を併発するなど、生活に不便を感じるようになった人も多いです。


しかし、
竹内薫さんがおすすめする南青山アイクリニックでは、なんと1Dくらいしか屈折以上の無かった患者さんに対し「今手術すれば、将来近視が進行するのを防ぐことができる!!」と説明して過矯正にしてしまったのです。


どうしてレーシックなんてしてしまったのだろう。手術後の値だろ?とよく聞かれるけど術前もの。「いま近視をなおしておけば将来近視が進んでも半分の度数の眼鏡で済みますよ」と説明されたが、近視という近視ではなかった。もともと目がよく、急に視力低下と左右差が出たので見にくさと違和感があったが、日常生活に支障はなかった。
http://nanabox.hatenablog.com/entry/2015/09/03/223555


もう一度書きますが、この南青山の被害者さんの屈折以上は−1Dほどでした。
屈折矯正ガイドラインには「3D以内の近視については老視年齢に達した時のデメリットが生じる可能性があること。。。を十分に説明することが望まれる」と書いてあるのに。
おそらく仮性近視だったのに、ちゃんと強めの調節麻痺薬を使わずに屈折検査しなかったから過矯正になってしまったのではないかと推測されますが、それにしても、最初から南青山アイクリニックがガイドライン通りにこの説明をしていたら、そもそもこの患者さんはレーシックを受けなかったでしょう。


更に、竹内薫さんが最高のクリニックだと絶賛する南青山及び慶応大学の坪田教授は、ガイドラインに照らし合わせるとそもそもレーシックの手術が「禁忌」である円錐角膜の患者さんにも、手術をして、あろうことか学会発表しているのです。


南青山の坪田教授と戸田先生の円錐角膜にレーシックした学会発表の資料はこちら。
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http://prk-lasik.com/masukomi/zattsi/galtukai.html


ざっくり引用すると「円錐角膜の人にレーシックしたら本当にエクタジアになったので角膜移植してみました」という研究です。


これって患者さんをどんなふうに説得したんだろう?私だったら、拒絶反応のこととか乱視のことを考えると、角膜移植すること自体が嫌ですけど、そこはどうやって説明したんでしょうね?


そのような理由で、竹内薫さんが推奨する南青山アイクリニックでもガイドラインを守っていないことがよく調べればすぐにわかるのですが、竹内薫さんは仕事で忙しく、調べる暇がないのか、このクリニックの広告塔になっています。


竹内さんの発言を読んでいて、もうひとつ面白いのは「眼科専門医から手術を受けましたか?」という言葉がいっぱい出てくることです。
そもそも眼科専門医が害業目的で不適応の人にも手術しているのが問題だということは、レーシック被害者の会ではもう何度も何度も何度も訴えてきています。被害者の会の「体験談」なんて、16個もあるけれどわざわざ「眼科専門医による手術」って書いて出してあるくらいです。
何度も事故を起こすようなリピーター眼科医さえも、日本眼科学会は眼科専門医資格剥奪できないから困ってるのに、レーシックという問題について全然調べないで適当なことを吐かないで欲しいです。



眼科専門医による高額プランの手術で重い後遺症に

 逆にいえば、消費者庁が注意喚起を行っても、いまだに5万人もの人がレーシックを受けているということになる。なぜ、彼らは手術を受けるのだろうか?


「5万人という数字には、私も驚きました。ただ、ネットを使いこなせない高齢者の中には老眼の治療としてレーシックを受ける人もいる上、今もネット検索で上位に出るのはレーシックを生業にしている病院の広告記事です。そのため、正しい情報を手に入れるのは非常に困難なのです」(同)


 最近、レーシック難民を救う会に後遺症を訴えてきた20代の男性B氏は、消費者庁の発表や過去の事件などを知った上で手術を受けたという。


「周囲の友人10人ほどがレーシックを受けていたのですが、特に問題はなさそうだったんです。また、消費者庁が『レーシック手術を受けた消費者の4割以上が症状や不具合を感じている』と発表した後、『安心LASIKネットワーク』(大学病院と眼科専門医によるレーシック情報サイト)が『事実とかけはなれている』と反論していたので、その言葉を信用しました。


 そして、自分で調べて『眼科専門医が執刀すれば大丈夫』『安いところで受けなければ大丈夫』という情報を頼りに、眼科専門医が執刀する50~60万円の手術を受けたんです」(B氏)


 術後、B氏は、夜に光がにじんで見える「ハロ」や光をまぶしく感じる「グレア」という症状がひどくなり、常に圧迫されるような痛みを感じるようになってしまった。もともと患っていたドライアイも急激に悪化し、現在も治療中だという。


http://biz-journal.jp/i/2016/11/post_17249_entry_2.html

竹内薫さんには今回Yahooの記事を制作したオルタスの記者さんたちではないですが、その方たちの爪の垢でも煎じて飲んでいただき、そもそもレーシックガイドラインとは何であるか、今レーシック難民になっている、その多くがそもそもレーシックにじつは向いていなかった人々が美容系や南青山クリニックをはじめとする眼科専門医から一体どういう説明を受けてレーシックを受け、後遺症を追った後に放置されているかよくよく勉強していただきたいものだなと思います。
仮にもサイエンスライターって肩書なんですから。