アメリカFDA、ついにレーシックのリスクを見直すと発表+安心レーシックネットワークの被害者さんがブログを開設したよ! 前編
レーシック難民の皆様、こんにちは。目が痛い中いかにお過ごしですか?レンコンです。
最近雨が多かったですね。レーシック難民だと削った時の収差のせいでコントラスト感度が落ちているから梅雨の季節大変ですよね。
コントラスト感度のの低下した目は暗いところで見え辛いですものね。レーシックやってるお医者さんも分厚い眼鏡かけてる理由がよくわかりますよね!
そんな中でもレンコンは仕事ですけど、最近カラー画像を見ないといけない機械が多くてほとほと困り果ててます。E-inkのモニターは目に非常に優しいのですが、現状の技術ではモノクロ表示。カラー画像は見れないんです。
でも、レーシック業界と違い、E-ink業界は顧客の訴えをちゃんと聞く業界ですから、ここ数年のうちに気っとカラーE-ink技術が開発され、既存のモニターのように使用されていくことでしょう。何度も書くけど、一度E-ink知っちゃったらもう液晶モニターには戻れませんよ。目が疲れるスピードが全く違うから。
私たちをこんな目に合わせたレーシック押せ押せの慶應大学坪田教授が開発したブルーライトメガネは「これってなんか意味ある?」くらいの効き目ですけど、E-inkのモニタは超虚弱で液晶モニターだと30分持たないレーシック眼でも1日4時間くらいは作業できますから(モノクロだけど)。
とりあえずカラー表示になった時点でプログラマーやエンジニアなどPCモニタとの接触時間が半端ない人々は、かなり多くがE-inkモニタ界に移ってくると思います。
そんなわけで私もジャパンディスプレイの株買おうかな。しかしジャパンディスプレイはあまり個人のPC環境には興味ないみたいだから、研究意欲が旺盛な中国メーカーの株の方がいいな、買えるなら、と思う今日この頃です。
前置きが長くなっちゃった。昨今のレーシックの一大ニュースといえば、先日のニューヨークタイムズの記事を受けてアメリカのFDAがついにレーシックのリスクを見直すと発表したことだと思います。
やっと仕事したかFDA…。
アメリカにもレーシックの被害者団体があり、かれこれ10年くらいこの手術の暗黒面を情報提供すると同時に、レーシック後のドライアイや目の痛みで自殺した人のニュースを定期的に伝えてくれました。
アメリカのレーシック被害者団体「LASIK COMPLICATIONS」のHP
しかしFDAはダラダラし続けて、何回か目に余る医師の広告注意や、レーシックリスクページを制作しただけであとは何もしなかったんですよね。
しかし最近の立て続けのレーシック被害報道を受けて、ついに動いたか…ってところでしょうか。遅い、遅いよ~!!
しかし、別の言い方をすればFDAはレーシックのリスクページを作ったり、やりすぎのレーシック広告に関してはちゃんと注意してたりしたんです。
日本の厚労省や眼科学会なんて、レーシック認可した後は手術数の把握をしてないどころか、被害者団体(レーシック難民を救う会)がレポート送っても何もしませんからね。
いっそのこと行政訴訟された方がいいんじゃない?ってレンコンなんぞは思ってしまいます。
続きます。
アメリカの大手新聞紙ニューヨークタイムズでレーシックのリスクが大きく報道されました。
こんにちは!レンコンです。
レーシック難民の皆様、レーシックやICLに興味ある皆様、
いかにお過ごしでしょうか?
レンコンはGOOGLE検索結果読んでたら、「After Lasik ICL」という
キーワード発見してそっと閉じたところです。
読みたいような、読みたくないような…
でも、もしも読まれた方がいらっしゃったら、
どんなんだったか教えていただけると嬉しいです。
ちなみに、「LASIKの過矯正をICLで何とかしたい」という話は
レーシックの過矯正の被害者間で結構何度も出ている話題なんです。
しかし、メガネで何とか生存でき、斜視手術を控えた今、
最先端治療人柱をする気にはどうしてもなれないんですよね。
レーシックすると白内障手術も早まるらしいですしね。
近視に戻すならその時に戻せばいいかなと思います。
新しい手術で人柱にされるのは、もうたくさん。
日本の眼科医さんのアンケート(2018年3月の記事)も読みましたけど、
レーシックあんまりやりたいって人いませんよね。
どうしてあの人たちは自分ではあんまりやりたくないものを
他人に簡単にお勧めできるのだろう…
ちなみにICLにご興味がある方は、以下記事を書いてますのでお読みくださいね。
普通にこの失敗ブログの作者さんがどこで失敗されたかは
調べたらすぐわかると思いますよ。
個人的な気持ちとして、
ICLって神戸神奈川クリニックが「永久コンタクトレンズ」と宣伝してますが、
白内障になりやすくなり、かつ白内障になったら取り出さないといけないものが、
なぜ「永久」なのか、ご説明いただきたいところです。
さて、アメリカもつい最近(2018年6月11日)
ニューヨークタイムズでレーシックのリスク記事の
ものすごい長いものが出るなど、レーシックネタで盛り上がってるようです。
機械翻訳したニューヨークタイムズの記事のキャプチャを掲載しますね。
機械翻訳でも結構意味が分かりますから、レーシックの被害者さんは
読んでおいて損はないと思います。
冒頭の「視力は出てるけど物の見え方は3重状態」
「ひどいドライアイで30分ごとに目薬さしてる」なんて
「レーシック被害者あるある」だと思います。
ちょっと機械翻訳の内容を引用しますね。
ドライアイに関しては、術後3分の1がドライアイを発症するそうです。
このうちどれくらいの割合の方が、品川近視クリニックのドライアイ集団提訴班みたく
24時間アイスノン持ち歩きになってしまうのか気になりますね。
Lasik -6D前に健康な目をした人のほぼ半分が、手術後初めて視覚異常を発症したと、この試験で判明した。ほぼ3分の1がドライアイを発症し、深刻な不快感を引き起こす可能性のある合併症が初めて発生しました。
著者らは、「この手術を受ける前に、手術後に新たな視覚症状を発症する可能性について、適切にLASIK手術を受けている患者に相談すべきだ」と書いている。
合併症に関する正確な情報の欠如は、長期的な成果が判明する前に製造業者によってテストされ、しばしばFDAの承認を得ている多くの医療機器を悩ませている問題であるとワシントンの非営利団体国立健康センターのディアナ・ズッカーマン会長は語る。
「FDAは、ポストマーケット監視のより良い仕事を約束し続けているが、実際の改善の証拠はない」と彼女は語った。
Mさんの眼科医は、LASIKが最も安全な手術であると主張しています。最も安全な医療処置、期間、重篤な合併症は「非常にまれです」と言われています。
患者の視力は手術後に退行することがあり、時には眼鏡を使う必要があるかもしれないが、ある人は認めている。しかし、ほとんどのLASIK外科医は、大部分の患者が数か月以内にラミレス氏が苦しんでいたような痛み、ドライアイ、二重視力および他の視覚異常があることを主張している。
https://www.nytimes.com/2018/06/11/well/lasik-complications-vision.html
後遺症に関する記述もなかなか興味深いです。
FDA最新の研究では、「眩暈、ハロー、二重視力が一般的であり、全患者の50〜60%に影響を及ぼし、5%までは「非常に」または「非常に」迷惑であった。」というもので、
なかなかレーシック手術に踏み切るのに勇気がいる感じですよね。
確かに、国立眼科研究所と海軍屈折式手術センターで実施され、昨年発表されたFDAの新しい臨床試験は、ラシック前にドライアイや視覚異常を持たなかった人々が、これらの問題:手術後にドライアイが28%、手術後3ヶ月で45%が新たな視覚異常を訴えた。
しかし、試験の574人の参加者の多くは、手術前に視覚異常とドライアイを経験したと報告しており、この研究はLasikがこれらの問題の蔓延をわずかに減少させたと結論付けた。
しかし、手術3カ月後には、眩暈、ハロー、二重視力が一般的であり、全患者の50〜60%に影響を及ぼし、5%までは「非常に」または「非常に」迷惑であった。
6か月後でさえ、患者の約41%が視覚異常を報告しており、その症状は「多くの困難」または「それほど難しかったので、私の通常の活動のいくつかを行うことができない」と約2%そして、6カ月後の患者の4分の1は、軽度〜重度のドライアイがありました。
https://www.nytimes.com/2018/06/11/well/lasik-complications-vision.html
この記事は下の方に「角膜の神経を切ったことに関する疼痛」に関しても
少し述べてあるけど、残念ながらアメリカでも今のところ
特に治療法はないようです。
それにしてもアメリカだと銃がすぐ近くにあるから、
ドライアイなどで目の痛みに耐えきれないと発作的に
頭を吹き飛ばしちゃう方も少なからずいるみたいで、
それは少し恐ろしいと思いました。
ちなみに日本でもレーシック手術後の合併症に苦しみ、
自殺された方がいらっしゃいます。
実家に着き、母に「あの馬鹿は、何やってたの?」と聞くと、
「1週間分の睡眠薬を一気に飲んで死のうとしたみたい」と泣き気味に口を開いた。
(※手術前から睡眠薬を服用していた訳ではない。手術後、自殺をはかる為に病院で入手した模様)
私は、「死ぬ気もないくせに、このクソ馬鹿タレが!!」と、怒りに満ち、弟を呼んだ。
「お前、何しよるんか?何しよるんか、きちんと説明しろ!!」と叫んだ。
すると、弟は、ポツリと「生きていても仕方ないんかなぁ~と思って」とつぶやいた。
その後、何を話したのかあまり覚えていないが、突如、私は「そう言えば、レーシックはどうなったん?目は見える様になったん?」と聞いてみた。
弟は「見える様にはなった。見える様にはなったんだけど・・・」と話しだした。
以下、弟が口にしていた事を記す。
・右が2.0、左が1.0なので、見え方がおかしい⇒左右の視力が違うと言うのは、珍しい事ではないが、この差が一体どれぐらいの話なのかが全くイメージできなかった。
・左右の視力差はともかく、とにかく右目が見えすぎて気分が悪い⇒今まで目が悪かったのだから、そう思うだけではないのか?と思った
・明るいところにでると、全体的に白っぽくなって物が良く見えない。とにかく眩しい⇒全く理解できず
・暗いところになると、真っ暗闇のいるのかと思えるぐらいの暗さを感じる⇒全く理解できず。そりゃ暗いところは見えなくて当然だろと思ってしまった。
・遠くの物は見える様にはなったが、逆に近くの文字は見えないし、文字を読むのが辛い⇒手術したから老眼の兆候がはっきり出たんじゃないのか?と思った。
・とにかく手術前と物の見え方に違和感を感じる。色味とか何か変な気がする⇒手術したんだから、そのうち慣れるのではないか?と思った
・こんな眼で一生生きて行かなければならないと思うと死にたくなった⇒人間そう簡単に死ねるものではない。死にはしないと思ってしまった
両親、そして私も「こんな悩みを抱えていたのか……」と、初めてこの日、弟の悩みを知った。
私は「もう少し様子を見よう」と、弟に話し、その後、家に帰った。
この時、これが弟と話をする最後の日になろうとは思いもしなかった。
家に帰ったあと、ネットで「レーシック 後遺症」と検索してみると、弟が言っていた事が書かれてあって、ショックを受けた。
しかし、それでも日頃から弟の言う事を大袈裟に捉えていた私は、この時点においてもまだ「多少大袈裟に話しているんだろう」と思ってしまった。
この安易に考えてしまった事が、「すまなかった。気持を分かってやれなくてゴメン」と言う気持で押しつぶされそうになる。
ドライアイなどの目の痛みは半端ないので、
銃規制がなかったら、アメリカの被害者のように日本の被害者も
多くの方が銃で同じ道をたどってたんじゃないか…と
少し思ってしまうレンコンです。
でも、アメリカだと不適応者にリスク説明なしでレーシックした場合、
裁判で勝てば億取れるし、
レーシック被害を引き受ける弁護士さんも豊富なので
そこは日本より進んでいるかな?と思えるところですね。
私も法律相談所のライブチャットで一瞬相談したいなと思ってしまったけど、
ここは日本なので涙を呑みました。
日本のレーシック業界はだんだんと沈黙モードに入ってきましたけど、
眼科医のよく使用する表現を使うと「やっちまったもんは仕方ない」ので、
責任取っていただくように頑張ろうと思うレンコンなのでした。
品川近視クリニックの和解条項破りは継続中。そしてレーシック難民の照明事情 後編
この記事は以下の記事の続編です。
前回の記事で、レーシック後に羞明になっちゃってLEDが全く使えなくなったけど、白熱灯は行けるわ。あと、蛍光灯も電球色で光量抑えれば行けるわ…って話まで書いたと思います。
しかし蛍光灯やLED以外でレーシック難民のレンコンにも使える第3の光源があったんです。
まぁ、たった一人のレーシック難民が試した体験談ですからどんなに詳細であろうとも1例の体験談なので話半分に聞いてほしいのですが。
でもレーシック難民の皆さんも、白熱灯の消費電力や交換、夏場の発熱、そして何よりリビングとか照らそうと思ったら200Wとかの糞高い白熱灯電球買わないといけないことには打撃を受けているかもしれないからね。
それはCCFL電球という電球です。
CCFL電球って超マイナー商品だから、選択肢が全然ないのだが、TEKNOSという会社が60W球の電球色と昼白色出してます。
白い光が苦手なレーシック難民は当然電球色で!!!
売り切れたら嫌だから私が買ってる店は出しませんが、
売ってるお店結構あるから、レーシック難民さんやLED不耐の方は探してみるといいかもです。
1個当たりワンコイン(500円)くらいでゲット出来たらいいのではないだろうか。
さて、私が使ってる60ワットのTEKNOSのCCFL電球について基本情報書いておくと
消費電力:13W
金口:100V E26
輝度:700ルーメン
寿命:4万時間(200ワット白熱灯は定格寿命が1000時間、電球型蛍光灯は8000時間ほど、リング型蛍光灯は12000とか18000とか)
発熱:極限まで近づけば若干暖かいけど、そんなに気にならない。
電球の色:電球色(昼光色もあるが、私は白い光が苦手なので、電球色じゃないと耐えられません。)
前記事で書いたけど、リビングキッチン照らすのに白熱灯1個だと200Wは必要です。
いや200Wリビングキッチン併用だと、小さい部屋じゃないと無理かも。
リビング(6畳)だけなら150Wかな。
200Wの白熱灯のルーメン数(明るさの単位)って
3330ルーメンほどだそうです。
60WのTEKNOSのCCFL電球は700ルーメンなので、例えばリビングにつけるとして200W白熱灯の3330ルーメンには遠く及びません。どうするか?
レンコンも知らなかったんですけど、
最近の灯具って電球を2つとか3つ付けられる商品があるんですよね。
これは極端な例ですけどねー。
レンコンが使ってるのは違うやつですが、まぁこういう方向性の商品です。
これを使えば1個700ルーメンしかないCCFLでもリビング使用は十分に可能なんです!
1個700ルーメンでも、3個で2100ルーメン、4個使えば2800ルーメン、6個使えば4200ルーメンですものね!!
しかも6個使用しても13W×6=78Wで、200Wの白熱灯に比べるとものすごい省エネです。発熱もしないから夏の暑い季節も有難いです!!
そして長寿妙な点も素晴らしいです。LEDでも60W球で3万時間が定格寿命とかの商品もあるのに、このテクノスのCCFLは60W球で4万時間もあるんです!
なので、最近ちょっとずつCCFLの買いだめに走ってるレンコンです。
白熱灯(200W)の買いだめだと定格寿命が1000時間だったからすごい量が必要だったが、CCFLの場合は定格寿命が4万なので、あまり大量に買わなくても生涯困りそうもないところも有難いです。
だって白熱灯の40倍の定格寿命なんだよ…
最後に、
レンコンはCCFLでなんとかなったけど、
他の方もそうとは限らないから、
CCFLの購入をご検討されるにあたっては、
まず絶対に1個試し買いをされることをお勧めします。
世紀のクソ手術のレーシックみたいに
「合う人もいるけど合わない人もいらっしゃいます」っていうことが
買いだめ後に判明したら大変ですのでね!
品川近視クリニックの和解条項破りは継続中。そしてレーシック難民の照明事情 前編
こんにちは。しばらく間が開いてしまってごめんなさい。レンコンです。
レーシック難民の皆様も、そうでない皆様もお元気にしてらっしゃるでしょうか?
さて、
2018年3月22日に患者側が勝利的和解した品川近視クリニックのクリニックホームページなのですが、2018年5月20日現在も相変わらず和解条項破りっぱなしなんですわ。
翔友会品川近視クリニックを対象とした関連記事は以下です~。
そんで、
本日2018年5月20日の品川近視クリニックのHPのレーシックリスク説明がこれ。
2018年5月20日朝6時50分ごろ撮影
HPのトップページには禁止の芸能人広告まで掲載されてて「医療広告ガイドラインが存在してるって知ってる?厚労省が定めてんだけど?」って言ってあげたい感じです。
2018年5月20日朝7時ごろ撮影
改定・医療広告ガイドラインが2018年6月1日から施行されるんだけど、
「2018年6月1日になった瞬間パクられろや!!!!」と心の底から思います。
さて、今日の話題ですが、「レーシック難民の照明事情について」
レーシックの被害者には「羞明」という症状がままあり、その中でも
「LEDと蛍光灯照明の空間に入ると目が痛くなる」
というカテゴリが存在します(羞明だがLEDと蛍光灯大丈夫という患者もいる)。
レンコンもこのカテゴリに属するレーシック難民です。
具体的にどういう症状が起こるかというと、
LEDなどの白い光で照明を行っている空間に入ると、目の奥がズーンと重くなり、目の周りも痛くなり、そのまま耐え続ければ次の日痛くて目を使うことは支障をきたすレベルにまでなってしまう…
という症状が出ます。地獄です。
こういう症状の人はどうやって暮らしているかというと、
PCスマホの使用制限はもちろんですが、
お家の中の照明はすべて白熱灯にしてるというのが現状です。
でも、
例えばリビングを白熱灯で、天井からの吊り下げ照明で、同居する健常者のでも不自由感じない程度に照らそうと思ったら、大体150-200ワットくらい必要なんですわ。
更にリビング以外も全部白熱灯電球にした場合、結構強烈なワット数が必要になってくるんですわ。
白熱灯は光と同時に熱も発するので、夏場の冷房代も考えると電気代としては結構消費が多いと思います。
それで白熱灯以外の選択肢はないかと色々調べてみました。
白熱灯、柔らかい光で本当に大好きなんですけどね。
で、試した結果なんですけど、蛍光灯(白熱灯よりかなり消費電力が低い上に)は
- 色が電球色(かなりオレンジ系の電球色)
- ペンダント照明ではなく高天井(2メートル50センチくらいだとありがたい)直付け
- リング蛍光灯だと2本でなくて1本にして光量を抑える。
というので大分耐えられることが分かりました。
うーんかなり条件厳しぃなぁ…。
続きます。
品川近視クリニックはいかにして和解条項を守らなかったか?
こんにちは!レンコンです。
最近日差しが強くなってきたけど、皆様いかにお過ごしですか?
レンコンは最近、複視がマジきつくて、ヨロヨロしてます。
遠視矯正度数を強くした新しいレンズにしたらば、何か目が疲れるなぁと思ったら、また水平方向にダブルビジョンなってきたんですよ~
動くものを見ると、超きつい( ;∀;)
仕方ないからまたフレネル購入ですわ。
ハイ8000円!
領収書はきちんと取っておきます。
さて本題。
そんなこんなで4月も終わりかけですが、残念なお知らせを一発。
レーシック集団提訴で患者側が勝利的和解したのに、
品川近視クリニックは要望書の期限の2018年4月22日になっても、和解条項第3項を守りませんでした!!!!!!
裁判関連の記事は以下の通りです。
それにしても、患者がクリニックに勝利的和解したのに、
品川近視クリニックが和解条項を守ってくれないって
具体的にどういう事でしょう?
以下、医療問題弁護団が2018年3月22日付で品川近視に送付した「要望書」の内容を引用します。
今回の裁判では和解に当たり和解条項という「和解に際しての約束事」が取り決めらました。そこには賠償などについても書いてあったのですが、再発防止を望むドライアイの原告グループは第3項に以下の条項を入れたのですね。
すなわち
3 被告は,原告らに対し,今後より一層,レーシック手術の合併症について,その時の知見に従い,患者に対し適切な説明を行うことに努めるとともに,ウェブサイト,患者に交付する同意書及びその他術前説明に関する資料の記載について,本件紛争上指摘された問題点を踏まえ,患者に誤解を与えないように努めることを約束する。
私が数日前から「品川近視が和解条項守んねーよ!!」と吠えてるのは、この和解条項第3項のことなんです。
まず、裁判前
の品川がドライアイに関しウェブサイトでどのように記述していたのか?
以下のように記述しとりました。
【レーシック一般(添付資料1の1)】
(1)「後遺症が出ないか?」という「よくあるご質問」に対する回答として「ドライアイなどが考えられますが、ほとんどの場合時間の経過とともに改善されます。」との記載。
(2)「ドライアイの発生率」について、「4%」で残りは「正常」との内容を示している図が示され、「当院のレーシックでは、角膜への物理侵襲が非常に少ない優れた方法でフラップを作成しますので、角膜への負担が非常に少なく、ドライアイの発生率を抑え、術後の回復も大変優れています。(※ドライアイは時間の経過とともに改善します)」との記載。
【老眼治療=リーディングアイ=カメラインレーシック(添付資料1の2)】
(ドライアイ等合併症の記載一切なし)
これに対して医療問題弁護団は「要望書」にて以下のように改善要請を出しました。
要するに「こう書き直せや?」ってことですね。
次の内容を記載して修正((2)は全面削除。)。
①ドライアイはレーシック手術の実施に伴って不可避的に発症する合併症であること
②ドライアイはQOLに影響を及ぼし経済負担を生じさせる眼疾患であること
③ドライアイが重症化・遷延化する可能性があり、その場合自己血清点眼や涙点プラグ挿入などの治療を要すること、それらの治療によって改善されない例もあること
④カメラインレーシックの場合にはそれらの合併症が発症しやすいこと
医療問題弁護団の要望書での裁判所でのやり取りを見ていると、特にカメラレーシック(老眼レーシック、アキュフォーカス、リーディングアイともいわれる)は通常のレーシックとやり方がいささか異なり、通常のレーシックよりもよりドライアイになりやすい術式のようです。
でも、ものすごく致命的なことに、そのドライアイのリスクがレーシックよりむしろお高いカメラレーシックで、品川近視ではドライアイの説明が無かった~('Д')
んで、これが本日2018年4月29日の品川近視の「よくある質問」の画像
Q&A(予約方法、費用、期間、年齢など)|レーシック手術で視力回復/品川近視クリニック【公式】
これ見てわかることは
「品川近視クリニックは和解条項通り
リスクの説明を行うどころか、
ドライアイに関する記述全体を消した('Д')」
ってことなんですね。
実際この「よくある質問」ページで「ドライアイ」の記述があるところは、以下の部分だけ。
Q&A(予約方法、費用、期間、年齢など)|レーシック手術で視力回復/品川近視クリニック【公式】
うーん、すごいな。
和解条項が締結されたというのに、ドライアイがレーシック手術により起こることや悪化することについてはびた一文も触れておりません。
要望書読んでないだろうよ、これ。
感想:
レンコンにとっては、何というか、いろいろ学ぶところの多いドライアイの患者側勝利的和解の判例でした。
確実なことは、
「品川近視は和解条項なんか守らない」。
裁判って難しいですよね。
和解して、相手が約束守ってくれるならいいが、品川近視クリニックみたいな極悪眼科が相手だと、裁判所に仲介していただいても約束守られないので。
それと、医療裁判って、アメリカでは億もらえたりするけど、日本では医療訴訟の賠償金は雀の涙です。
レンコンは雀の涙程度だったらどうしようもないくらいの後遺症のレベルなので、少額和解で、しかも和解条項が守られないんだったなぁ…と今回の品川近視クリニックの和解条項破りを見て思いました。
患者が裁判で勝利的和解したのに和解条項を守ってくれない品川近視クリニック!!
こんにちは!
前のブログから少し間が開いてしまいましたがレンコンです。
レーシック被害者の皆様、そしてレーシックに興味を持っている健常者の皆様、いかにお過ごしでしょうか?
レンコンはまた新しいフレネルを買わなくちゃいけなさそうで鬱になってます。
服もほぼフリマで買ってるのに、8000円のフレネル新たに購入しないといけないなんて、本当にどうすればいいのか…
本来ならフレネル膜をガイドライン違反手術でレンコンを視覚障害者にしたレーシック眼科に恵んでいただきたいところですが、レーシックしてる眼科って大抵、眼位異常に全く詳しくないので、そもそもフレネル膜プリズムがなんだか理解してないし、そもそもフレネルが置いてない場合も多いんですよね。張り方なんて、わかんないんじゃない?
そう思うとミジンコにファインマン物理学のレポートを請求しているように思えて虚しい限りです。
レンコンから言わせりゃ、こんだけレーシック被害者が斜視手術受けまくって、難民同士の会話が「あなた斜視手術全身麻酔で受ける?それとも局部で?」っていう会話が日常化する中、眼位異常と両眼視の知識のないレーシック眼科なんて「今すぐ閉院しろや?」という感想以外は持ちにくいですけどね。
さてさて、先日お伝えしたとおりに、レーシック集団提訴のドライアイグループが勝利的和解しました。
それ自体はめでたいんだが、
なんと被告の品川近視クリニックが
裁判で決まった和解条項を守ってくれないんですわ。
('Д')
レーシック集団訴訟の和解条項がいかなるものであったのか?
レーシック集団提訴を引き受けて下さった医療問題弁護団のページにプレスリリースがあって、和解条項を読むこともできます。
(2)訴訟の争点-説明義務違反
ドライアイは、レーシック手術の合併症であり、通常術後半年程度で改善することが多いが、原告は、半年を超えてドライアイが遷延化したり、人工涙液の点眼では改善せず、涙点プラグの挿入が必要になる場合がある。
そのため、医師には、レーシック手術の合併症として、術後生じたドライアイの中にはドライアイが遷延化する場合や、人工涙液の点眼では改善せず、涙点プラグの挿入という外科的治療が必要になる場合があることを説明すべき注意義務がある。
にもかかわらず、上記説明を行わなかった注意義務違反の過失が認められる。
(3)和解条項
詳細は和解条項<PDF>のとおりです。
なお、本件は、レーシック手術による被害に関する損害賠償請求訴訟(集団訴訟)初の解決(勝訴的和解)事案となります。
本件和解は、レーシック手術におけるドライアイを始めとする合併症の術前説明(インフォームド・コンセント)のありかたについて、今後レーシック手術を受ける患者が誤解することなく正しい理解のもと実施されることを求めるものです。
レーシック手術についてはその数の減少が報道されていますが、原告らも当弁護団も、レーシック手術そのものを否定するものではありません。問題は、医療行為としては考え難い極端に合理化された手術や前提としての説明の在り方にあると考えています。
この点、品川近視クリニックで行われた術前説明等が患者の誤解を招くものであることは、裁判所(裁判長)からも厳しく指摘ないし追及されたところでもあります。
本件和解は、合併症等についての詳しい説明なしに、レーシック手術の利点ばかりを強調し、過度な誘引行為がなされた営利主義的なレーシック手術に警鐘をならし、抑止する画期的なものであると考えます。
http://www.iryo-bengo.com/general/press/pressrelease_detail_55.php
今まで品川がこの「ドライアイ」に対してどんな説明をしてたかかいつまんで書くと
・発症率が4%に過ぎない
・優れた機械でレーシックをするのでドライアイ発症率が低い
・時間の経過とともによくなる
(遷延化=長期化の記載は全くない)
・・・って感じだったんですよね。
しかし実際に品川近視クリニックでレーシック後の重篤ドライアイにされた方々はというと、
・10年以上もドライアイで1日中15分おきに目薬さしたり
・あんまり目が痛いので目に当てて痛みを和らげるために保冷剤を常時持ってたり
・血清点眼のために毎週眼科に通って遠心分離機ぶん回したり
してるんですけどね!!!
んでこれが和解条項で問題になってる第3項。
3 被告は,原告らに対し,今後より一層,レーシック手術の合併症に
ついて,その時の知見に従い,患者に対し適切な説明を行うことに 努めるとともに,ウェブサイト,患者に交付する同意書及びその他 術前説明に関する資料の記載について, 本件紛争上指摘された問題点を踏まえ,患者に誤解を与えないよう に努めることを約束する。
そう、私たちレーシック難民の願いというのは、
「自分達みたいにメリットばっかり言われて実はリスクが高い不必要な手術を受け、眼科専門医から健康な体を破壊されて視覚障害者になる人に減って欲しい」
という事に尽きます。
レーシック被害者の失職率はすさまじいですよー
だから和解条項第3項
「ウェブサイトや術前説明で患者に誤解を与えないように
努めることを約束する」
は絶対に入れてほしい項目だったんです。
2018年の今でも過矯正にされた患者が普通に被害者の会に来られますのでね。
なのに
被害者の勝利的和解になった3月22日の時点でも、品川近視クリニックのHPの内容は相変わらずの「レーシック後の不具合は時間の経過とともに改善します」だったので、医療問題弁護団の弁護士さんたちが「要望書」まで送ってくださったんですよ~。
この「要望書」は「HPおよび広告の〇の記述はリスク説明的観点からして不適当なので、具体的にはこのように直したらいかが?」と具体的に示しているものなんですね。
http://www.iryo-bengo.com/general/press/pdf/55/press02.pdf
この要望書は「品川近視クリニックにリスク説明で修正してほしい点」だけでなく、裁判でのやり取りも記載されているので、とっても興味深い資料であると思います!!!
「手術承諾書が手術決定後に医師の不関与で交付されることは説明義務違反」とか、レーシッククリニックの関係者にはぜひ読んでいただきたい内容ですよね!!!
こうして、裁判で結果出たわけですが、品川近視クリニックのHPは4月11日17時現在、相変わらずこんな感じなんですよ。
もう、笑うしかないよね。レーシック後に緑内障だの飛蚊症だの不正乱視になった患者さんが2018年になっても被害者の会に来てますわ。高眼圧って恐ろしいね。
品川近視クリニックが一体どんなクリニックか、被害者の人々にはよくよくわかってると思うけれど、レーシックに興味を持っている人々にもよくよくご理解いただければ幸いです。
まともな相手ならは和解条項は守るけどね。
美容系なんて、どこも似たようなものではあるんですけど。
ま、和解条項を守らないなら守らないで法的な対処法もあるみたいなので、レンコンとしては生暖かく観察してみようと思います。
品川近視クリニック集団提訴 ドライアイグループ 3月22日に勝利的和解!!
皆さん、こんにちは!レーシック難民のレンコンです。
レンコンは今日も過矯正遠視とそれによる眼位異常で目が痛くてよろよろしてる毎日ですが、皆さんいかにお過ごしですか?
さて、大ニュースが飛び込んできました!
3年以上にわたって続いてきたレーシック集団提訴ですが、ついに「ドライアイ」のグループで和解となったようです。
は非公表。
●「医療法人、厳しく指導監督を」
ドライアイはレーシック手術を受けると発症する合併症。中には症状が続いたり重症化したりして、点眼だけでは改善せず新たに治療が必要になる人もいる。そんな中、同法人はレーシック手術のメリットだけを強調。HPでは「後遺症はほとんどの場合時間の経過とともに改善されます」といった文言や、ドライアイの発生率は4%とする図などが記載されていた。
レーシック被害対策弁護団団長の梶浦明裕弁護士によると、和解条項には法人側が遺憾の意を表明した上で、レーシック手術の合併症について患者に適切な説明を行うことやウェブサイトなどで患者に誤解を与えないよう努めることなどが盛り込まれた。
和解の内容は金額こそ非公開ですが、ウェブサイトに載ってるリスク情報が非常に少ない説明に修正を求めるなど、実質勝利的和解となったようです。
記者会見に出て下さった被害者さんには、心の底からお礼を言いたい気持ちです。
本当にありがとうございます!!
品川近視クリニックと錦糸眼科が集団提訴された当時の記事
品川近視クリニックと錦糸眼科の集団提訴について、被害者の会で取材ご協力させていただいた記事。
レーシック後のドライアイというのは、レーシックにおいて逃れられない合併症の一つです。
というのは、レーシックをするときには、「フラップ」という部分を作成します。
角膜上皮を完全にちぎれないようにちょっとだけくっついた部分作って切断し、ペロッとめくって、めくった部分にレーザーを当てて形状を変え、めくった部分また戻す」という手術がレーシックなのですね。このフラップが肝で、切断せずにレーザーで削った部分にまた戻すことによって、PRKなどと比べて回復が早いと言われているんです。
でも、フラップ作成するときに、角膜切るわけだから、角膜に通ってる神経も切っちゃうんですよね。
この神経切断がレーシック後のドライアイ発生の原因となるのです。
医者の腕など関係ありません。「フラップ作る=神経切断=ドライアイになる可能性あり」です。
まぁ、女性だったりもともとドライアイ気味の人をのければレーシック後重篤ドライアイになる患者は減るでしょうけどね。
でも、レーシック業界ってトップ慶應大学の坪田先生からしてこのありさまなので、ドライアイ被害者が激増した理由も皆さんに察していただけるのではないかと思います。
慶應坪田先生は今回集団提訴された品川近視クリニックの理事、増田寛次郎大先生とも台の仲良しで、慶応大学から品川近視クリニックに医局員が派遣される仲です。
さてドライアイの話に戻りましょう。
レーシックした後一時的にドライアイになっても、その後うまく神経再生してくれる人の方が多いのですが、困ったことに、神経再生しない=いつまでたってもドライアイ気味な人も一定数いらっしゃるのですね。
重篤化したレーシック後のドライアイなのですが、「コンタクトがゴロゴロして…」というレベルとはレベルが違い、
・目薬ボトルを1日1本使い切ったり、
・自分の血液を抜いて遠心分離器にかけ、血清部分を取り出して目に点眼するという、自己血清点眼をしたり
・目の痛みでうつ病になったり失職したり
という生活になります。
下の写真は、レンコンのドライアイの友達から拝借した目薬容器の画像になります。
1年で365本使うそうです。
レーシック後、重篤ドライアイになった人の生活は、まず朝に瞼を目から「はがす」ために目薬をさすところから始まります。
乾燥で瞼が眼球にへばりついているので、目薬でふやかしてバリバリとはがすのですね。
そして、1日15分ごとに目薬を差します。皆さん目が痛いので、気分が落ち込みがちになり、仕事どこらか日常生活にも支障をきたします。
夜は痛みで眠れないので睡眠薬のお世話になることもあります。
ちょっと想像していただくと、24時間目の中にシャンプーが入ったみたいに目がヒリヒリしてる生活ということになりますかね。
こんなドライアイレーシック難民はレーシック大手の大学病院などに通っているのですが、治療の経過はとても厳しくて
レーシックしてからすでに数年たって全くドライアイが改善しないのに、
「切断された神経はその内はえてくるから…」と
レーシック推進派の眼科医に、他人事みたいに言われ続ける毎日です。
レーシックって、術前説明の時は
「うちの最新機械ではドライアイになりにくい」
「万全のアフターケア!!」
と言われるので、「何かあっても治療してくれるのか…」と考えて受けられてしまった方が多いのですが、被害が出ると
「ウチに涙点プラグはない」
「交通費がもったいないから他の病院に行ったらどう?」
「レーシックする前からドライアイだったんですよ」
って感じでアフターケアも糞もないんですよね。
そんな状況ですけど、
今回裁判においては、「勝利的和解」と呼んでもいいような内容で和解さになったので、心底ほっとしてます。
被害者救済と自由診療の規制のために、国と眼科には動いていただきたいですね。
自由診療って、がんのインチキ診療なども含め、本当にとんでもないことになっちゃってますから。
ちなみに、多くの方はこの和解のニュースをお知りになり、「やっぱ品川近視はやばかったんだ!!」という印象を持たれるでしょうけど
実は裁判されている眼科は品川だけじゃなく、現在個別で提訴されている眼科もあるようです。
また、被害者の会には品川近視クリニックの被害者もたくさん集まってますけど、それ以外の眼科の被害者さんの情報も入っております。
その中には今話題の永久コンタクト(ICL)の被害者さんもおります。
もし眼科自由診療を希望される方がいらっしゃったら、上記の点、よくよく考えていただければ幸いです。
眼科自由診療って、レーシックもICLも、リレックススマイルもホント被害者さん大変な目に遭っておられますから。