レーシックとアフィリエイト①
2005年の段階で神戸クリニックのアフィリエイトを行った場合以下のような報酬があったようですね。
今日はレーシックとアフィリエイトの密接な関係について考察を行ってみようと思います。
レーシック業界というのは、屈折矯正手術を実施している病院のみによって構成されているのではありません。
屈折矯正手術用のエキシマレーザーは非常に高額です。また、機械を使用することによってロイヤリティも発生します。
従って屈折矯正手術を行う病院はこの導入・運営費用に見合うだけの収入を埋めるために多くの患者を獲得することが非常に重要となってきます。
この患者の獲得のために用いられたのがインターネットによるマーケティングであり、特にアフィリエイト(=自らの作成するHP(ブログなど)で広告主の商品やサービスを提供することでユーザーが商品を購入した場合、報酬を受け取ることができる仕組み)が大きな役割を果たしました。
レーシック業界と言う際にはクリニックだけではなくこのマーケティングを行っている広告会社並びにアフィリエイター達のことも必ず念頭に置かなければならないと思います。
レーシックのアフェリエイトをまず始めたのは、神戸クリニック(合併後は現在の神戸神奈川クリニック)のようです。
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神戸クリニックはアフィリエイターに対してレーシックの施術費用を引き下げるキャンペーンを行いました。
神戸クリニックさんから許可を得て、せっせと書いています。
レーシック専門病院の神戸クリニックが、
LinkShare会員向けに『レーシックを10万円で実施できるキャンペーン』を開催しています!通常、両眼で38万円のところ、なんと10万円でレーシックを受けられるそうです。
8月末までに適応検査、9月末までに手術を受けられたアフィリエイターの方はレーシック手術料金が割引になります。レーシックを検討している方には破格のキャンペーンですね。
2014年9月1日現在でもレーシックのアフィリエイトの募集は下記のような会社で継続中です。
こうしたアフィリエイトのポイントは、報酬が患者の来院や手術、資料請求などのアクションを伴って初めてカウントされることです。
実際にアフィリエイターが契約しているクリニックの利益に結びつくアクションを読者が起こさない限りアフィリエイターの報酬には結びつかないのに、そのクリニックで起こった事故の話を正直に書くという選択を取る人は、特にアフィリエイト業界においては非常に低くなるであろう事が容易に想像できます。
従って アフィリエイト記事の内容は必然「アフィリエイターが契約していないクリニックをこき下ろし、自分の契約しているクリニックの安全を主張する」と言うものになりがちです。
レーシックの記事がどうしてこんなにweb上に溢れているのか、これで皆様お分かりいただけたのではないかと思います。
ちなみに2014年現在でも神戸神奈川クリニック(元神戸クリニック)の公式ページでアフィリエイターの募集が行われています。