レーシックとアフィリエイト②
レーシックのアフィリエイトの書き方をいい感じに分析したページがあったので紹介させていただきますね。
レーシック、という検索ワードはすでに死んでいるかも知れない。 | Web担当のねごと
レーシックのアフェリエイトは先日の記事「レーシックとアフィリエイト①」で言及したように報酬が高額です。
こういうアフェリエイターのための患者勧誘サイト記事の指南が簡単に見つけ出せるくらいには、レーシックのアフェリエイトは盛り上がっていきました。
稼げるキーワード選びの体験談~2011年版(第1回)|副業アフィリエイターの実態「快適アフィリーマン生活」 | アフィリエイトで稼ぐための無料Web学校【アフィリエイト大学】
初心者がネット・アフィリエイトで稼ぐ教科書! : レーシックアフィリエイトが熱い - livedoor Blog(ブログ)
そしてついに「レーシック」について検索するとクリニックが配信するレーシックはリスクのない安全な手術であるという情報と、アフィリエイト記事しか上位検索に上がってこないという段階が訪れます。
2007年ごろには希望者がリスクなどについてネットでいくら検索しても、上位ページはすべてレーシック業界関係と言う状態になってしまいました。
クリニックが宣伝競争にしのぎを削り、アフィリエイターが増加した結果、希望者が「レーシック 失敗」「レーシック 後遺症」で検索してすらアフィリエイトページに到達するという異常な状態になってしまっていたのです。
アフィリエイトに大きく資金を投下することによってこのような状態になってしまうことをクリニックは想像していたのでしょうか?
しかし、予想していたとしてもそうでなくとも、レーシックとアフィリエイトにおいて明らかになったことが一つあります。
それはネットにおける広告規制や法整備ががきちんと行われていないまま医療広告を自由な状態に任せれば、資金力があるクリニックやアフィリエイターの主張する「安全」情報が、後遺症やリスクや被害情報など、クリニックにとって不都合な情報を駆逐するということです。
インターネット広告規制がきちんと行われていない状態で起きた業者による情報乗っ取りともいうべき事態は、今後自由診療や先進医療が混合診療の名の下に政府に推し進められていく際、法整備を考える上で非常に参考になる例であると思います。