LASIK術前術後に眼位検査とサイプレジンでの潜伏遠視の検査をしてほしい

元一部上場企業のOLがレーシック後遺症で失職、視覚障がい者になるブログです

レーシックの成功率と失敗率がホントのところ誰にもわからない件

こんにちは!レンコンです。

今日は若干曇ってるので視力悪いです。もう本当に明るいところと暗いところでのこの視力の差を何とかしてほしい。ちょっと暗くなるだけでも「目の前に自分だけ霧でもかかりました?」ってくらい視力が落ちてます。

当然私が手術したクリニックではこのことに関する事前説明は一切ありませんでした。

 

さて、今日はレーシックの成功率と失敗率に関して考えてみますね。

レーシックの成功率と失敗率はよく検索されるのか、ちょっとググって見ると検索ワードとして上位にあるのがわかります。

知恵袋でも聞かれてますね。


レーシック手術の成功率ってどれくらいですか? - 私は術前に何らかの後遺障害... - Yahoo!知恵袋

 

この回答者は後遺症の残る確立は3%と答えてますね。

100人のうち3%が何らかの後遺症が残る手術って結構ばくちだと思うんですよ。

だって髪の毛みたいな、切っても死活にたいした影響はなくて、しかもまた生えてくるところなら別にどうでもいいやって感じですけど、

レーシックが失敗すると打撃を受けるところは、情報の72%を取得している視覚で、しかも一度削った角膜は再生せず、後遺症の治療もされているとは到底言いがたい段階にありますからね。

「 3%しか失敗しませんよ!」って事前に言われていたら、結構多くの人はその手術受けないと思います。

 

それから、アメリカでFDA承認レーザーでの合併症レポートがあって、こんな感じですね。

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 FDA承認レーザーではドライアイは21%で夜間視力の低下は19%になっています。

 

上記に記した資料だけで屈折矯正手術は間違えるととんでもない結果になる手術なのに、実は結構失敗すると言うことがわかると思います。

 

しかし自分が問題だと思うのは、この手術の失敗と成功を判断するのが患者じゃなくて医者であるってことなんです。

 

たとえばレンコンは手術したあと視力だけ見れば片目ずつで1.0超えた状態になりました。びっくりするくらい遠視にされてますから術後リグレッション(=近視への戻り)があったとしても裸眼じゃ50メートル先の葉っぱが数えられますよ。

 

だけど削りすぎちゃったせいで近見作業が難しくなり激しい眼精疲労が発生。ドライアイ、眼通、夜間視力は低下し、複視も発生。眼鏡屋に恐れられるくらいの眼位異常もでます。ついでに右目と左目で見たときの景色の色合いがだいぶ違います。さらに言うなら右目で見た時の景色は眼位異常の影響で反時計回りに傾いています。


レーシックのせいで景色と人生が傾いてます★の巻 - LASIK術前術後に眼位検査とサイプレジンでの潜伏遠視の検査をしてほしい

 

だけど、眼科から見るとレンコンの例は「成功」にカウントされるんです。その理由は片眼ずつ視力を測ったときに1.0以上あるから。それだけです。

レンコン以外の被害者も大体似たような対応をされています。

 

だからレンコンが思ったのは、結局手術や薬の成功率や失敗率というのは、特に利権が絡む場合は正確な数字を調べることはものすごくむなしいと言うことです。

 

成功や失敗と言うのは、患者がいかに「眼精疲労でまともな生活が送れない」「暗いところが何も見えなくなってしまった」「ものが二重に見えるようになった」と訴えても、結局「でも片眼ずつ測ったら視力1.0以上あるから成功です」という医者の宣言と共に「大成功じゃないですか!」と言う展開になってしまう場合があるのです。

 

結局患者としてできることは、①新しい薬にすぐに飛びつかず、その薬を使った人がどのようになったのか、治験レポートなどを注意深く見ていること、②そして自分が不幸にして人柱になってしまった時には、これ以上人柱を増やさないようにその被害について研究し、決して気のせいでないとわかった時は人々の健康を守るためにどのような被害が出ているのかを詳細に記述し公表すること・・・この二つしかないのかもしれません。