LASIK術前術後に眼位検査とサイプレジンでの潜伏遠視の検査をしてほしい

元一部上場企業のOLがレーシック後遺症で失職、視覚障がい者になるブログです

過矯正による眼位異常と遠視の世界

私の症状で特徴的なのは数値的に激しい遠視にされていることです。

さらに眼位の上下左右のずれ、そして傾きです。

一番ひどい方向での傾きは、45度ほどあるのではないかと思います。お風呂に入ると普通の人なら平行に見えるはずの正方形のタイルの列は、自分には途中で交差して見えます。

こう書くと「いったいどんな見え方なの?」と想像し難いかもしれませんが、例えば目の前にいる人は常に目の位置がずれて4つ目がある状態に見えるというとわかりやすいかもしれませんね。

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 レイヤーが使えないので下にしかずらせなかったのですが、本当は斜めにずれている感じです。それから回旋斜視による傾きが入っていますよ。

 

それから両目ともガイドラインを超えて削られていますが、より切除量が大きい目の方が画像の質が落ちています。コントラストが落ち、わずかに赤みがかかっています。

削られていない方の目と比べて明らかにざらざらした画質です。

 

それから遠視の感じですが、遠視は近視と反対の見え方なので、近くはぼやけており、30m先にある木々の葉っぱが非常にはっきり見える状態です。

そして鏡で自分の顔を眼鏡をはずして見ると、目が上下左右にずれているのはさることながら、距離が20センチほどと近いのでたちまち吐き気と頭痛がしてきます。

 

 レーシック医や屈折に対して知識が無い角膜専門の眼科専門医には「遠くが見えるようになりとても良い選択をなさいましたね」と言われたこともあります。

 

PCやタブレットなどのユビキタス社会で生活している一般的な人間の生活で重要なことは30m先の葉っぱの枚数が数えられることではなく、PCやタブレットなどの目に負担がかかるような機器を使用しても苦痛無く作業が出来ることなのではないかと自分は思うのですが、皆さんはどう思われるでしょうか?

 

ちなみに「良い選択をなさいましたね」の発言をした角膜専門医は、ご自身は眼鏡をかけていました。