レーシックに成功した友達とその後
屈折矯正手術の被害者であるNEOさんという方が、レーシックを成功した人との対話について書かれています。
自分もレーシックを成功した方と数年前に知り合いになる機会があり、今でもお友達です。
その人とは仕事の関係で知り合ったのですが、自分がレーシックに失敗したことを言うと、その人はとても驚いていて「自分もレーシックをだいぶ前に受けたけど、今はとても快適に過ごしている。でも失敗することもあるんだね」と言う反応でした。
その人は自分がレーシックを成功したからと言って被害を受けた人のことを嘘つき呼ばわりすることはなかったし、受けたクリニックが大手でもなかったので紹介券を配る言うこともしませんでした。
ただ「成功する人もいるけど、失敗する場合もある」と言う事実を淡々と受け止めてくれたので、自分にとっては付き合いやすいお友達でした。
それから数年たち、その人から「スマートフォンを買ったんだけど、見ていると次の日すごく頭が痛くなる」と言う話がありました。
「どれくらい痛いんですか?」と聞くと、「次の日頭が余りに痛くて吐くぐらい」と言う答えでした。
レーシックを受けた病院で検査してもらったのですが、老眼でも無く特に異常は見当たらないと言う話をされたと言われました。
そこで、その病院では調節麻痺薬を使って検査したのかと言うことを確認したら「そんなもの使わなかった」と言う答えだったので、100円ショップの老眼鏡を一番弱い段階から4本くらい買ってきて、それを順々にかけて試していって一度頭痛が治まるか試してみたらどうだろう?と言う話をしました。
その人はそのとおりにしてくれて、その結果スマートフォンを見た後に感じていた頭痛や吐き気が無くなったとのことなので、「ではその度数でスマホ用にちゃんとしためがねを作ったらよいのでは」と言う話をしたところです。
私の周りのレーシックの成功者さんはこんな感じですごく自分の後遺症のことなどもお話しやすいのですが、
他の被害者の方に聞いた話だと、自分がレーシックに成功していると被害者の存在自体を認めなかったりする場合もあるようです。
そうとは言え、私も眼科で長期間にわたる検査を行い、遠視および眼位異常、そのた合併症が記載された診断書を出していただいています。
ですからレーシック成功者の方は自分が成功しているからと言って被害者の存在を全否定したり、特に被害情報や合併症のメカニズムに関してほとんど知らないのに「レーシックやRKなどの屈折矯正は安全な手術」と言わないでいただきたいなと考えています。