LASIK術前術後に眼位検査とサイプレジンでの潜伏遠視の検査をしてほしい

元一部上場企業のOLがレーシック後遺症で失職、視覚障がい者になるブログです

レーシックによる医原性遠視は恐ろしい

レンコンはレーシックのせいで+2D以上の遠視にされてしまったのですが、医原性の遠視ってすごく恐ろしいものだと思います。

理由は、この遠視になったことをきっかけとして、他の後遺症が次々と出てくるからです。

まず第一に遠視になったほうの目は、眼精疲労が激しくなります。そうなると、レンコンの場合、そっちの目が別の方角に逃げていきます。このことによって間欠性外斜位で両眼視可能だった目が、いつの間にやら「ほとんど外斜視」になり、かなりの時間帯変な方向を向いているようになりました。

それでも両眼視能力が若干残ってるので、動いてるものを見ると自然に両眼視してしまい、目の周りの筋肉の酷使で常に吐き気がこみ上げてます。もう「完全に外斜視」になったほうが楽になるんじゃないのかなあとおもったりもするんだけど、そうなっちゃうと見た目もちょっと悲しいことになってしまいそうだしでも、このまま目の奥の鈍痛とか目の周りの筋肉がプルプルしてる感じと一緒に一生過ごすのも辛すぎるって思います。動くものを追うのがとにかく辛いので、あまり外に出たくありません。視点の移動が多いと疲れてしまうからです。

 

メガネでカバーできるのかと思いきや、メガネをかけると調節がちょっとだけ楽になるからか、プリズム度数が大変なことになってる状態で目の筋肉ががんばって寄ろうとするからそれはそれでまた吐き気がすごく、おまけにプリズム度数も大変なことになってしまっているのでレンズ代も1枚1万円以上とか高額だし、さらにレンズの組み込みプリズム量を超えてしまっているのでフレネル膜も購入しないとならず、なんかもう本当にどうしたらいいかわからない気分でいっぱいです。

 

遠視きつくなる→眼位おかしくなる→遠視やプリズムに対処するメガネを高額で購入して何とか生きていこうとする→しかしよくなっても悪くなってもプリズム地が変動するので、その変動でよくなったり悪くなったりすることはあれど、決して治ることはないというメビウスの輪

 

レーシックのお医者さんって、削るのはいいけど、後遺症の研究を、特に遠視と眼位異常系の研究をびっくりするほどしてないので、どうにもならない。

 

さらに、レーシックしないお医者さんたちは、手術によってびっくりするほど遠視になったり、斜視手術が必要になるくらい眼位がおかしくなってしまった目なんてめったにお目にかからないから、その治療もなかなか難しい。

 

遠視は基本的に年をとればとるほど進んでいくものなので、目の衰えと一緒に後遺症もきつくなっていくという・・・

 

レーシックで後遺症患者になってしまった場合のこれが現実なんです。

 

もしもタイムマシンがあったらキャンセル料を今の私が借金して自己負担してでも手術台から引き摺り下ろして自分で自分を連れて帰りたい気持ちでいっぱいですが、それもできないんだなぁ・・・。

時々「眼球を動かさずに視神経と直接接続して外が見えるようになる医療器具とか発売されないかなあ・・・」とかSFチックなことを考えたりもするけれど、それもきっと人体実験みたいな手術なので、今ある目を大切に使うしかないんだろうなぁとおもいます。レーシックみたいに人柱になるのはもう真っ平ごめんなので。

 

私が言えることは「自分で失敗した患者の面倒が見れない(というか見ようとすらしない)屈折矯正手術なんて、間違っても受けちゃだめでしょう」と世間に訴えることくらいです。