光きつい。特にLED、白色光 +その対策①
レンコンです。
レーシック難民になると「光がきつい」「光に殺される」って言う話をよく聞きますよね。
レンコンもまったくおんなじ状況で、家の電気がLEDなもんだから、必死に「暖色系の光」になるように色変えたり、家族に築かれないように輝度下げたり涙ぐましい努力をしています。だってそうじゃないとみんなと同じ部屋にすらいられないんだもの。
そんな中、染井さんが「まさにそうですわ!!」という記事を上げてくださったので、呼応記事をば書きます。
蛍光灯が多い部屋ほど気持ち悪くなる。ブルーライトカットレンズや茶色系のサングラスを使用するとある程度は緩和する。黒系の色はあまり効果がない。なぜだろうか。昔ポケモンショックなんて事件があったが多分毎日そんな症状を起こしちゃってるのだろう。レーシック手術で角膜の収差が代わり光刺激がアレルギーのようになってしまってる。つまり裸眼じゃもうどうしようもない。
上記の文章でレーシック難民の結構な人々の気持ちを代弁してくれちゃってると思う。
レンコンもめがねで度数合わせたりプリズム入れたりフレネル張ったりいろいろしてるけど、最後はこの光に対する反応によってすべてがさらわれていく気持ちです。レーシックの研究者さんたち本当にこの研究に乗り出してくださいね。
さて、レーシック難民は医者でもなんでもないわけなので対処法としてはめがねコンタクトと目薬をお医者様にお願い!!ってことになってしまうのですが、どうせめがね選ぶにしても自分なりに気づいた軽減法をば記述します。
1、フレームは花粉用の周囲までがっつり覆う、いわばゴーグルみたいなタイプを選ぶこと。
今光に対してものすごく反応してるレンコンの場合、遠視度数で普通のフレームでめがね作ると、
調節が緩むのはいいけどそれと平衡して瞳孔括約筋もゆるんじまってるのか、はたまたレンズ外からの光が網膜焼いてるのか、めがねのレンズ通して入ってくる光はまだいいとして、レンズ外から入ってくる光が突き刺さって死んでしまいます。だから絶対ゴーグルみたいに目全体を覆う花粉用めがね!!光がレンズの外からほとんど入らないようなめがねにしてます。
このとき注意していただきたいのは、JINZとかのめがねはゴーグルっぽさを出さないために覆ってる部分がクリアカラーでできてることがあるが、これだと周囲からの光が入ってきて意味ないので必ずフレーム部分に色がついて、可能であればマットカラーのものを選ぶこと。
2、レンズカラーは麦茶色の白系の光が入ってこないような色のものを選ぶこと。
同じサングラスでも色によってカットできる光の波長が違います。黄斑変性の患者さんが使う東海のViewnalってサングラスがあるんだけど、そのパンフを見るとどの色がどの波長の光をカットするのかって事がよくわかります。麦茶の色はレーシック難民が苦しんでいる白形の光をほぼカットします。しかし、黒い色のグラスとかだとあんまりそうでもありません。後、ブルーカラーのグラスはブルーカラーの光をあんまりカットしてくれないのでやめたほうがいいです。
3、これホント不思議なことなんだけど、レンコンの場合コンタクトでもそうであったが、実際よりも近視気味に度数製作したほうが苦しみや痛みが抑えられます。
さて、今回は眼鏡屋(しかも量販店)の回し者みたいになってしまうけど、自分としては近所の眼鏡屋を回った結果、○offの花粉用めがねがデザインとコストパフォーマンスの点で一番よかった。
Jinzでは安心レーシックネットワークの代表、坪田教授が出してるドライアイ用のめがねと花粉用のめがねがあって、その両方がゴーグルタイプだけど、何せオシャレに見せるためにフレームに透明な部分があり、これじゃ何の意味もない感じです。
そのほかのメーカでも顔にフィットするフレームはあったけど、何せフレームに色がついていないと周囲からの光で死んでしまうので購入できませんでした。
○offのフレームの以下のタイプのやつはフレームがマットカラーなのがすごく重要です。そしてフレームだけの値段なら、なんと3000円!これにカラーレンズ(麦茶色にするのを忘れるな!)のオプションをつけても、8000円でめがねが製作できてしまいます!
自分の持ってるやつ探せなかったけど、なんかこんな感じのやつです。
これよりマットな色のやつにしました。
重要なことですが、度数に関しては今かかっている医療機関とよくよく相談してください。
そん感じかな。
ただ、すごく残念だけどいったん屈折矯正手術後医原性(LEDをはじめとする)光過敏症(?医学的にまだそんな名前の病気はないのだが、こう呼ばないと仕方がない感じ)発症してしまうと、このめがねは自分には効果があったけど、「効果がある」であって「完全にすべてが解決した!!」というわけではありません。
その理由を以下書いておきますね。
1、現実的な問題として、目に何の違和感もなかったレーシック前の状態とはかけ離れています。これでPC多用する前の職業に復帰できるとは到底思えない感じ。「自殺を考える」が「なんとか細々生きていけるかもしれないと思えてきた」になるレベル。麦茶レンズによりブルーライトはかなりにカットしているけど、もはや目が光自身に対して「もうやめてくれ」って感じなんですよ。特に過矯正で+2以上の遠視にされたほうの目がひどいです。
2、見た目の問題として、花粉用ゴーグルだけでもかなり存在感あるのに、さらにそれに色までつくと相当異様な感じになります。サービス業不可能って感じ。子供とすれ違うたび、怖がられたり泣かれたりからかわれたりしないか不安を感じます。
3、当たり前だけど麦茶色のレンズだから、色が何もかもセピア色になります。レンコンの今のお仕事は色彩感覚がすごく重要なので、これどうするの?って思う。大体仕事に色彩感覚必要なくても景色が全部セピア色ってどうですか?
そんな感じでぜひとも医療機関のかたがたにはこのレーシック難民に多発してる「奇病」に関して研究と治療法を確立していただけるようにお願いします。
ちなみにこの症状になるのはガイドライン違反で削られちゃった患者さんも多いけれど、ガイドライン超えてないのになっちゃう患者さんもいるし、大先生のレーシック後に術後数年してからこの状況になる患者さんもいるし、様々です。なんだか時限爆弾のようなもので、耐え切れなくなると発症するというか・・・。術後直後からこの状況になる人もいますね。
症状は「光が当たると目が痛い」「光に当たると吐き気がする」「光に当たると肩こりがする」などなどです。こう書くと軽い感じに思えるけど、私、あまりに吐き気と眼痛がひどいときは立ってることもできませんでしたよ。死ぬことばかり考えるくらい。「そんなの嘘だ」って思う人がいたら、LEDの輝度を普段の100倍くらいにしたにした部屋で、PCとスマホ、TVその他ディスプレイのある電気機器の輝度もこれまた100倍にしてで1ヶ月くらい暮らしてみればいいと思う。多分、似たような状態になるんじゃないかと思います。
だから私としては、この症状について研究して治療法を確立することは、今いる被害者だけではなくレーシックという手術を受けてしまった人々すべてに対して重要なことであると思います。
そんなわけで研究者の方々、どうかよろしくお願いしますよ!!