LASIK術前術後に眼位検査とサイプレジンでの潜伏遠視の検査をしてほしい

元一部上場企業のOLがレーシック後遺症で失職、視覚障がい者になるブログです

過矯正の遠視で30代半ばで老眼症状+眼位異常

レンコンです。

レンコン、以前にも書いたようにレーシックで+2D超えた遠視にされてしまい、かつ眼位の異常は日々増悪状態なのですが、30代半ばになって、この過矯正の遠視がとんでもないことになってきてます。

人間の目の調節力というのは、普通低下していくのは早くても40代くらいなんですけど、30代半ばですでに結構日々の生活に支障をきたす感じです。

本は5分読んだら目の奥を押されるみたいな痛みが発生して、PCだけじゃなくて本も読むの困難・・・ていう状態。

しかもこの苦痛に縦横斜め方向で悪化中の眼位異常が拍車をかけていて、遠視プリズムのメガネもかけているんですけど目頭と鼻の辺りの引っ張り感と頭痛デフォルト。

 

よく眼鏡屋さんに言って「頼むから老眼鏡作ってくださいな!」って頼むんだけど、何回アタックしても「あんたの年齢で老眼になるなんてありえない」って言われて終了。若年での老眼って研究してくださる人も治療しようとしてくださる方もなく本当に地獄です!

 

両眼視したところで10メーターくらい離れたところにある車のライトは1メートルくらい高さと距離がずれて見えるわ、おまけに左目の景色は45度傾いてるわ、光過敏で目に光が突き刺さるわで、最近「もう両眼視ムリじゃね?」って気持ちも大きくなってきてます。

 

でもモノビジョンにするとめっちゃ疲れるんだなぁ・・・。

それに、そんな状態だと片目に合いパッチしてサングラスかけて日常生活送るという状態になるけど、それって正直片目つぶされたと同じじゃない???レーシックのお医者さん達、ご自身がそんな状況と見た目で死ぬまで過ごさなきゃいけなさそうだったらどう思いますか?

 

メカニズムとしてはすごく単純で、以下のような感じになると思います。

  1. もともと間欠性外斜視でただでさえ輻輳力が望めず、かつ若年で調節緊張強い人、さらにガイドラインの数値超えちゃってて慎重に検査しないといけない人にミドリンによる不十分な屈折検査を受けさせ、ご丁寧に戻りを加味した過矯正気味に削る(当然事前説明なし)。
  2. 遠視にされてしまうので当然眼精疲労が炸裂するが、遠視のメガネをかけると輻輳力がさらに必要になるので眼精疲労自体は完全には軽減しない。プリズムで対処できる人間はいいが、プリズムに適応しない場合(そういう人が4人に1人はいるそうです)問題は解決しない。
  3. そのままでもつらい状況なのだが、さらに年齢を重ねるに従って輻輳力が低下していくので、状況はより悪化して深刻になっていく。

だからやっぱりミドリンによる屈折検査や過矯正はやめたほうがいいんじゃん?って思うんですけど、これがレーシック業界の不思議で、安心レーシックネットワークのボスの南青山アイクリニックが自分のクリニックでミドリン検眼で過矯正にした患者さんに「視力が不安定、もしくは調節緊張が疑われる場合のみ(=それが疑われる以外の状態ではたとえ20代であろうとも検眼はミドリンで十分!)」って自らのクリニックで過矯正になった患者さんに書面回答していたりします。

そっかぁ・・・南青山アイクリニックでも20代の患者さんには仮性近視の人なんていないよ~んだ!ってその程度の認識なのかぁ・・・それってぶっちゃけ過矯正患者出しまくりの恐怖の美容系クリニック、品川近視クリニックと同レベルの認識なんですけど・・・。

nanabox.hatenablog.com

 

今集団提訴受けてるような品川近視クリニックとか10Dまでのガイドライン無視して31Dまで矯正かけくる錦糸眼科ならまだしも「私たちは大学病院と専門医のネットワークです!」っていかにも専門家な顔して宣伝してるクリニックのボスがこの体たらくって、レーシックの世界はホントにすごいですね。斜視弱視の医者ならあんまり言わないせりふなんだけど、角膜だけでなく幅広い眼科知識を持つはずの安心レーシックネットワークの医者でさえ、専門外知識については所詮この程度という実例がよくわかる事件ですね。

 

レーシック受ける人は今激減してるようですが、こんな状態じゃ受ける人が減ってそりゃ当たり前だと思いますよ。