LASIK術前術後に眼位検査とサイプレジンでの潜伏遠視の検査をしてほしい

元一部上場企業のOLがレーシック後遺症で失職、視覚障がい者になるブログです

フェイクニュースと医療デマサイトの今後

おはようございます!今日の朝のBSニュースでは、アメリカ大統領選に影響を与えたともされている、偽ニュース(フェイクニュース)についてレポートされていましたね。

なんと経済的に落ち込んだ国、マケドニアの若者が広告収入を稼ぐために偽ニュースをいっぱい作り上げてお金をいっぱい儲けたんです!!

マケドニアのこういうニュースを作った若者たちって、政治には特に関心がなくて、単にお金がほしいだけだったというのにも衝撃を受けました。たった数日で「両親が一生働いたくらいのお金は儲かった」そうです。


この偽ニュースですが、なんと日本でも作られて拡散したみたいです。しかし、日本の方はお金がそれほど儲からなかったみたいですが。

この人も政治的な主張とか特に無くて、とにかく金が欲しかったらしい。


偽ニュースがあまりに現実に負の影響を与え始めたので、グーグルとかフェイスブックなどがこういうニュースを取り締まることを考え始めてるみたいです。


なんか本当にレーシックの情報戦略とおんなじことが世界規模で行われるようになってきたなぁ


レーシックのクリニックはアフィリエイトプログラムを組み、レーシックの宣伝をしてきました。

わざわざアフィリエイトプログラムにしてた理由は、おそらくは、厚生労働省の医療広告ガイドラインが厳しくなり、クリニックのページで好き勝手できなくなったからではないかとレンコンは感じてます。


今まで謎の賞の受賞宣伝とか、世界一とか芸能人が全面に出てるとか、とにかく「こらホームページ閉じるしか無いんでないの?」クラスの違反広告が多かったですが、これら広告って実はぜーんぶ厚生労働省の医療広告ガイドラインで「不適切」なんですよ。


こんな感じでクリニックのHPは規制されたんですが、素人のアフィリエイトページなら誇張表現でも、ともかく「医療広告ガイドライン」には引っかからないですからね。
要するに、クリニックのHPには掲載できないような内容を、アフィリエイターを使って「ロンダリング」したのでは?とレンコンは感じています。てかそうとしか思えない。

そしてアフィリエイターはページコンテンツとなる口コミを「購入」します。


僕は複数のサイトを作って運営してますけど、
毎回、苦労するのがこの体験談集め。
これねー、ネット上では結構な数の口コミ情報とか体験談とか
検索すれば山のように出てきますけど、
ぶっちゃけ言うと、かなりの数、自作自演やウソ、やらせが入ってます。
(僕個人の感想で言うと、半分以上はそうなんじゃないかとさえ思ってるくらい)
特にあやしいのは、2~3行に簡潔にまとめてあって、しかもサイト運営上都合良いような意見で終わってるもの。
顔のアイコンの吹き出し付だったら、さらに怪しい。笑
(あくまで僕個人の感想です)

だってね、正直にネット上で募集しても、
なかなか集まらないですよー、体験談って。
しかも、今では、口コミなんて謝礼もらって書かせることができるし、
ネット上からいくらでも拝借できるし、
しかも、誰もそれがウソだと証明できませんから。
さらに、サイト運営側だからわかりますが、
多少の自作自演はかなりの人がやろうと思ったことがあるはずだし。笑
http://ameblo.jp/koh-plusimage/entry-10818189548.html

ということで、そんなこんなで苦労している体験談(口コミ)集めですが、
最近、面白いように体験談をあっという間に集めることができたんです。
どうやったか?
それは、「ランサーズ 」というサイトで体験談を公募したんです。
つまり、ここで体験談1件当たりいくらという条件でサイトの登録者に募集したわけです。
ちなみに、初めて体験談10件、1件300円という条件で募集した時、
なんと2日間(ほぼ1日)で10件集まりました。w
いやぁ、あまりのあっけなさに感動しましたねー。
過去あんだけ苦労してた体験談集めがなんとほぼ1日間で10件も集まっちゃうなんて。

これ、おそらく、1件当たりの単価や募集するテーマ、あと、文字数などの条件なんかによっても集まり易さは変ってくるんだと思うけど、
でも、このサイトは絶対使えますっ!

そんな感じで実際に「募集」された内容の求人こちらの記事でまとめてます。

「レーシック受けてない人でも制作できます。いわばゴーストライターです」というぶっちゃけ過ぎた募集も有りました。


金がもらえる口コミ、それも成功体験談のみの限定付きって、リスクもある手術の情報としてはふさわしいものなのでしょうか?


ランサーズやクラウドワークスのクズライターは、「とにかくお金ほしい」なので、「成功体験談のみ募集」とあらばそうしますし、とにかく体験談が件数集まればそれでいいアフィリエイター達がどこまで記事の真実性にこだわるかは疑問ですよね。


さてこういう「購入体験談」をコンテンツにしたアフィリエイトだって、記事を読んだ人が実際に病院に適応検査受けに行ったり、手術を受けないと報酬がもらえません。

f:id:rennconn:20170130115429j:plain

「適応検査」とか「手術」で報酬の金額が違うのがわかるでしょ?読んだ人が実際ここまで行き着かないと、お金がアフィリエイターの手元に行かないんですよー

(これ、2017年1月30日のキャプチャなんですけど、品川近視クリニックも、神戸神奈川アイクリニックも、新宿近視クリニックも、まだアフィリエイトやってるのに呆れました。)


さて、こういったアフィサイトは閲覧者が手術や適応検査をしないとお金もらえないのですが、リスクの事書きすぎるとかえって手術してもらえなくなってしまうという矛盾を抱えてます。


そのため、「レーシックの安全保障」としてよく使われる文句は「眼科専門医が手術してくれるクリニックで受けましょう」です。

しかし、眼科専門医のクリニックこそが不適応者を適応と騙して手術しているのは2016年のつい最近の情報のとおりです。

当の眼科専門医がガイドライン違反やら広告表示法違反してるのに、「眼科専門医がやれば大丈夫」とか書くことは害悪ではないでしょうか?


まとめ

フェイクニュースが出回ったのは衝撃だったけど、お金のためには人権も、人の健康さえも全く意に介さないということを示す事件としてはなかなかのモデルケースであるので、我が国も対策をねった頂きたいものです。


これを機会に不適切な広告ニュースや書くとお金がもらえる口コミは取り締まるように行政が動いていくといいなと思いますが、行政だけではなく、プラットフォームのグーグルとかYahooとかMSNの協力が必要かと思います。


レンコンは、このままだと本当に、偽ニュースや医療アフィを取り締まる職業もリアルに実現するのも近いなと思いました。悪質な医療デマサイトやアフィリエイトページ、フェイクファクトニュースの製作者には、ページの即消去とか、すごい罰金を課すとかがいいと思うな。国家間でのお話になることも有り、GOOGLEさんに協力していただきたいものです。


そうなった際には是非医療アフィ撲滅版としてバリバリ仕事させていただきたいものです。まずはクラウドワークスやランサーズ、シュフティー、そして医療デマニュース配信最大手のDeNAにこういった口コミの仕事受けてる人たちが誰なのか、ちゃんとす術受けてるのか、そして依頼したのが誰なのか質問したいですよね!!