LASIK術前術後に眼位検査とサイプレジンでの潜伏遠視の検査をしてほしい

元一部上場企業のOLがレーシック後遺症で失職、視覚障がい者になるブログです

私達、日本眼科学会認定の眼科専門医に後遺症を負わされたレーシック難民です!! 憧れの眼科!!編

こんにちは!レンコンです。


今日はレーシックの被害者が健康な体を台無しにされた「眼科」と言う診療科がが一体どんな科なのかということをまとめてみようと思い立ち、ブログを書いています。


レーシック難民になった人の現状というのは本当に悲惨で、
「アフターケアは万全です!!」と言っていたクリニックにそもそもレーシックしちゃダメなコンディションだったのに手術されて失明したり、
近くを見るとすごい眼精疲労がするようになって失業したり(一家の大黒柱のお父さんがこうなった場合は経済的に立ち行かなくなり一家離散したケースも有ります)
小さい頃からずっと目指してた仕事をやめざるを得なくなったりしてます。
若い人も老いた人も人生ボロボロです。


レーシック被害は別に昔の話ではなく2017年の2月の段階でも進行中です。
普通に広告いっぱい出してる大手クリニックの被害者が2016年夏にも出たりしてるんで、詳しいこと知りたい方はレーシック被害者の会の体験談をお読みください。

https://lasikmutualjapan.jimdo.com/レーシック被害体験談/体験談16/
眼科専門医から安くない金額でレーシック手術受けたのにこの有様です。



さて、今日の「眼科」に対する記事、
「レーシック難民のブログなのに、どうして眼科全体のことを?」と思われるかもしれませんが、
レーシック難民の発生には、そもそも眼科と言う科の持つ構造的な性質が深く関わっているためにそこをちょっと書いておきたいと思ったのです。


量が多めになりそうなので、前後編に分けて、
前編では
「眼科というのが一体どのような傾向の診療科なのか?どんな傾向のお医者さんが集まるのか?」
後編では
「眼科専門医の待遇や、レーシック医の報酬」などについて書いていこうと思います。


以下の文章と資料を読むと、きっと読んだ方(特に一般の方や眼科以外で働いている医療関係者の方)は「眼科って微妙だな」と思われるかもしれませんが、
一応弁護しておくと、
眼科の中でも素敵なお医者さんは数多くいらっしゃいます。
私も日本眼科学会認定の眼科専門医に、無説明でガイドラインだと完全に違反の10D超えて削られてレーシック失敗され、小さい頃からの夢だった専門職もできなくなり、眩しさと目の痛みでのた打ち回りながら生きてる人間ですが、
眼科にも素敵なお医者さんはいます。


ただ、この記事を読んでいただくと解ると思いますが、眼科という科は、他の科とちょっと違う点があります。
そのためかレーシック医みたいな「楽して金を儲けたい」思いが頭の大部分を占めている、残念なお医者さんが多くなってしまったのかもしれません。


まず、
「眼科」と言う科なんですけど、
外科とか内科とか産婦人科とかに比べると、当直とか、夜中に叩き起こされて呼び出されるようなこともめったに無く、勤務的に楽な診療科のようです。
レンコンの知人は外科ですが、休暇の帰郷先でも呼び出しコールすごかったです。産婦人科のお医者さんもいるけど、正月まで出勤で、本当に大変なお仕事だと思います。


これに対して眼科はどうでしょう?


以下に、お医者さんと思しき方がネットの匿名性をいいことに正直な意見をぶちまけているブログがあるので引用します。


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医者、勤務医の年収は10年目くらいで1000~2000万円くらい。(都会では)転勤などが多いので退職金はほぼないと考えて欲しい。

医療ミスで一件数千万から数億の賠償を請求される仕事として考えれば報酬は多いとは思えないがどうですか?。



そんな悲しい医者の給料も、天井知らずのものがいくつかある。
医者の求人情報は結構調べれば多い。


レーシック眼科医、最低3500~4000万、2年目で5000万可能/年俸

美容整形医師(経験不問w)2500~3000万円以上

コンタクト眼科医(視力測定してコンタクトの処方するだけの医者、視力は勝手に機械が打ち出すので、医者は適当に診察するだけw)で、日給8~15万
(コンタクトは保険点数が変わったので、今はちぃとこの額は辛いかも)
など。


要するに、保険が効かない自由診療だと、ウハウハ。
(もっとも訴訟も多いがw)


眼科はそれでなくとも、普通に勤務医として働いても高額報酬補償。
最低でも2000万は貰わないとと3年目の医者が言ってた。

だから卒業生の半分が眼科志望とかふざけた医学部があったりする。


産科?小児科?
そんなボランティアみたいな、、、。
頑張っても訴えられまくり。

http://nakoyusa.blog42.fc2.com/blog-entry-616.html

このブログ、すごく正直で眼科以外のことも、お医者さんが感じてる疑問や大変さを洗いざらいぶちまけてあるので読んでみるととっても面白いかもしれません。

また、医者の転職サイトにもこんな風にあります。

同じく手術を扱う外科系の診療科のように激務ではなく、患者の死と直結しないことから訴訟リスクも低いうえ、定時に帰りやすいなどの理由で、近年は最初から眼科を専門科として選択する若手医師が増えており、医師不足のなか、眼科や皮膚科などに医師が集まる「医師の偏在」が問題となっています。
http://www.j-shoulder-s.com/ophthalmology.html

こんな感じの眼科なので、他の分野から眼科に転科を決めるお医者さんたちも多いです。

「私は眼科に転科しました!!」の喜びの声が載っているサイトも有ったので、引用しておきますね。

結婚を機に転科してみた(女性/ 40 代)


若い頃は、一生独身で仕事に打ち込もうと思っていました。しかし良い出会いに恵まれて、40代になって結婚することができたのです。人並みに女の幸せをつかむことができました。

しかし、医者として働き続けるにはセーブすることも必要です。今までは激務と言われている救急医として働いていました。さすがに、仕事と家庭の両立は難しくなり、主人もできるだけ家庭を優先してほしいと言うようになってきたのです。

そこで、医師転職サービスを活用して、眼科への転科を考えるようになりました。
眼科への転科を希望したのは、比較的勤務時間がきっちりしており、楽な仕事内容だと聞いたことがあったからです。

もちろん、眼科医として働くからには、様々な知識が必要です。これまで以上に専門的な勉強もしました。その甲斐あって、見事に転科することができたのです。今では、しっかりと家庭との両立を図ることがでています。主人も喜んでくれています。

http://donroff.com/転科眼科.html


「眼科への転科を希望したのは、比較的勤務時間がきっちりしており、楽な仕事内容だと聞いたことがあったからです」

なるほど、正直な方なんですね。

30代も半ばを過ぎ、ようやく結婚も決まり、出産も意識するようになりました。これまでは総合病院の外科医として長時間手術や、救急センターの当直も務めてきましたが、妊娠したり子育て中は難しいと思い始めました。

そこで、日勤のみで対応できる診療科への転科を考え、眼科を選ぼうと決めたのです。白内障の手術やレーシックなど、外科で鍛えたスキルが活かせるかなと思ったためです。

もっとも、転科でどういった医療機関に受け入れてもらえるか分からず、プロのアドバイスを受けたいと思い、
転職支援サイトに登録してみました。そこで、紹介を受けたのが眼科専門医療制度研修施設認定病院に指定されている病院でした。

眼科の専門医を研修できる病院ですが、転科を希望する医師の指導も歓迎とのことです。外科手術の経歴も歓迎され、スムーズに転職が決まりました。知識については独学するようテキストを渡され、診療や手術はマンツーマン指導が受けられました。まずは白内障手術から始まりますが、ほぼ日帰り手術で当直も一切ない環境が気に入っています。
http://donroff.com/転科眼科.html

この人も家庭と仕事が両立できて大満足のご様子です。
救急センターや産婦人科は本当にキツイですものね。


なんと言えばいいのかな。
こういう転科組の意見を「何だかなぁ」と思うのは、他の科のお医者さんみたいに
「心臓血管外科医になりたい」とか「内視鏡を使いこなしたい」とかじゃなくて
「子育てと仕事両立させたい」「ライフワークバランスを充実させたい」とかを転科の理由とすることです。


失礼ですが、それって別に「黄斑変性症の患者さんを治してあげたいんです」とか「失明に繋がる病気の緑内障を研究して治せるようにしたい」とかそういうことじゃないですよね?


もちろん眼科のお医者さまにはとっても素敵な方も多いです。
子供の斜視弱視とかの、未来の子どもたちのためのとっても重要な、でも保険点数が低い診療をされている方々には頭が下がります。
この人たちの待遇がもう少し良くなればいいのにといつも思います。
眼位異常に全く詳しくない、後遺症研究も全然しないレーシック眼科医の後始末をやらされているのもこの人たちですし。


しかし、悲しいことに眼科は「給料が高い」とか「定時に帰れて楽」とか、要するに
「楽して儲けたいから眼科に来ました」のお医者さんが多いことも事実です。


ちなみに、上に挙げたサイトでサイトで好き放題に言われている他の科のお医者さま方ですが、

レーシック被害者の会には眼科以外の科で働いてたお医者さんの被害者の情報も流れてきましたからレーシック眼科専門医には気をつけてくださいね。


医者という同業者な上に、自分よりも命に関わる手術をしている人をレーシック後遺症にするなんて、本当に何を考えているんだ?と言いたくなります。


後編に続きます。