LASIK術前術後に眼位検査とサイプレジンでの潜伏遠視の検査をしてほしい

元一部上場企業のOLがレーシック後遺症で失職、視覚障がい者になるブログです

レーシック後遺症 角膜神経痛特集!!

日本全国のレーシック被害者の皆さん、奇特にもこの状況でレーシック(フェイキック、リレックス、レクスト、ウェーブフロント、カスタム、その他屈折矯正手術含む)をご希望の皆さん、お元気ですか?眼科専門医によるレーシックだったのにインフォームドコンセントゼロで、不適応だったのになぜかレーシックされちゃったレンコンです!


つい最近のニュースです。2017年7月30日にこんなイベントがあったみたいです。
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「レーシックを受けた医師たち」
高速ネットワーク医療云々って書いてあるけど、やってるのは安心レーシックネットワークに入ってる病院ですね。
こーんな立派なポスターまで作るとは、お金はあるんですねー。


冒頭のお医者さんが「自身は目が良い。自身の考えとして、レーシック難民の会等が有るし、メガネやコンタクトが使える人は、基本手術すべきでないという考えだが、実際に手術した医師について、それぞれ発表してもらう」とレーシックとかラゼックとかフェイキック受けたお医者さんが出てきて「自分は屈折矯正手術受けたけど不具合特に感じてませんよー」と発表する内容だったそうです。


なんというか、
お医者さんは内情知ってるから過矯正気味に削ったり、ガイドライン違反だったらそのことを前もって知れて手術受けなくていいからいいですね!
( ・∀・)イイ!!


被害者の会には相変わらず安心レーシックネットワークと美容系の被害者が来てますよ。最近レーシックする人がガックリ減っちゃったから、瞳孔径大きいとか「何でこの人に事前説明無く屈折矯正手術するの?」って人が多いですわ。ガイドライン違反でも予告無く手術しちゃってますからねー。


こんな公開講座行ってるくらいだったら、ご所属されてる安心レーシックネットワークの被害者だけでも治してさしあげてはいかがでしょう?って個人的には思います。そして、そもそも適応外の人を手術したり、おかしな失敗をやらかしたクリニックに調査を入れて、クロだったら安心レーシックネットワークから除名したらいかがでしょう?
自分が過矯正にした被害者に診察拒否したり、ガイドライン破って13Dまで削ってたので有名な南青山アイクリニックとか真っ先に除名していただきたいものですわ。
lasikganni.hatenablog.com
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その一方でこの「レーシックを受けた医師たち」のセミナーでは老眼レーシックや白内障用の多焦点レンズに関する意見は正直に話されていて、そこは良かったみたいですが。


要するに「老眼レーシックも多焦点眼内レンズもおすすめせんわ~」って結論ですね。


儲かる自由診療の暗黒面を、患者を食い物にしたくてたまらない眼科医が正直に言う事って滅多にないです。
そういう意味では、このお医者さんたちはまだマシなのかも。
彼ら眼科専門医は、角膜に炎症起こって抜去続出のクソ老眼治療「アキュフォーカス」でも「私自身が義母に施術して大満足!!」、多焦点は「妻が大満足!!」と薦めてきますから。自分は絶対やらないところがポイントだけれども。


そんな訳で「レーシックを受けた医師たち」のセミナーに出たお医者さん達の、他焦点レンズや老眼治療に対する「おすすめできない」「私はコメントしたくない」結論は正直でとても良いと思いました。


このブログを読んでいる方が、もしも多焦点レンズや老眼レーシックお考えなら、人体実験段階の老眼レーシックはまず候補から外しましょう。

老眼レーシックはホント出たての技術で、やってる医者も「うーん、こう削ったらよく見えんじゃね?」って段階ですから。「実験段階ならまず自分で試せや?」って思いますけど、視覚障害者になるのは嫌だから彼らそうしないんですよね。しかも開業医レベルでやってるので失敗した時の治療とか、研究とかそういうことは無いし、そもそも出来ません。一匹目のラット(有料)になるのは普通嫌ですよね?


自由診療に鼻息が荒いクリニックは、こういう実験メニューほど「私が開発した技術です」誇らしげに宣伝してくるので、近寄らないのが無難です。
週刊文春に載ってる最新治療の記事も、よく見たら「記事広告」って小さい字で書いてありますから見逃さないでくださいね。


多焦点レンズご希望の方は、同じ原理の多焦点コンタクトレンズで見え方を確認し、すっきりしない見え方に、ご自分が「これでもいい」と思われるなら手術されるのが良いと思います。その確認なしに受ける手術ではないです。


そして乱視の強い人は多焦点レンズをするとひどい見え方になるので、そもそも多焦点を諦めましょう。乱視が強いのに多焦点レンズを入れてしまうと、耐え難い見え方になり、「多焦点レンズ難民」と読んでもおかしくない状態の患者さんが多くおられるようです。

www.entani.com
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こんな感じで本当はデメリットやリスクに関して重要な前置きがある老眼治療ですのに、現状ちょっと検索すれば、バラ色のことばかり書いた老眼治療の広告が踊っています。

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こういう「レーシックは安全よ!!」「フェイキックは安全よ!!」「多焦点レンズは安全よ!!」「老眼レーシックはいいよ~」の公告見る度、毎度毎度疑問なのですが、
いつから眼科は有料人体実験場に変わってしまったんでしょうね?
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル


「お勧めしませんわ~」「多焦点レンズで満足されるのは他焦点コンタクト使ってた人」って言うなら、そもそも「多焦点レンズでのリスク情報」こそを大々的に情報発信すべきでは?眼科医の大好きなお金にはなんないですけれども(爆)。


レストランのまずいメニューだったら「不味かったね」で済むけど、医療行為はそうじゃないですよね?人の体にメス入れて、場合によってはそれでその人の人生がめちゃめちゃになるものに対して、本音では「お勧めしませんわ~」なのに、眼科によっては「近くも遠くもよく見えまーす!」「お孫さんに絵本を読んであげられます!!」なんてバンバン宣伝しちゃって、失敗された人に詰め寄られたら「満足する患者さんもいる」とか「お金は勘弁して」ってほんとに酷い料理屋のほうがずっとマシ。


レーシック手術でも、被害者が南青山アイクリニックの戸田先生に「こんなに被害者がでてるのにどうしてレーシックやってるんですか?」って尋ねたら、「ほとんどは成功するから」って答えたそうだけど、後遺症出た人に何の研究もしてないのに「ほとんどは満足するから」ってリスク説明せずに超軽度近視に手術して、過矯正にした挙句患者に弁護士雇って診察拒否のやめてほしいですよね。自分はレーシックで削るだけ削ってウン十万円も取ったら、後は後遺症患者なんて放り捨てて、苦しみを訴えてきたら弁護士に対応させりゃいいんだから儲かりますよね!


こういうの本当だったら日本眼科学会が取り締まるべきじゃない?って思うのですが、悲しいかな日本眼科学会も医は仁術じゃなくて、お金の原理で動いているんですよねー。どんなに眼科医として必要な知識でも、保険点数が低かったらどんどん学習すべき項目から外されていったから、屈折矯正医はあんなに屈折検査がヘボくて、レーシック手術で遠視気味に削っちゃって過矯正と眼位異常の被害者出しまくりなんですよねー。
そのヘボがレーシック下火になったのに焦ってやる老眼レーシックと多焦点レンズなので余計恐ろしいんですが…。


なんかほんとにもう、眼科に関しては
「眼科医を見たら詐欺師と思え」
「医者を見たら治療費でクルーザーや外車を買いたいと思ってると思え」
って言うのが適切な状態なんじゃないですかね?


だって実際医学生対象の眼科サマーキャンプでも、レーシック推進派の先生が収益の話をしながら眼科勝ち組宣言! (゜∀。)ワヒャヒャヒャヒャヒャヒャ されていたみたいですしねー


他人の人生破壊して買うクルーザーはさぞかし楽しいでしょうねー。
( ・∀・)イイ!!


さて前置きが長くなりましたが、今日は角膜神経痛について記事を書きます。残念ながら治療法については何も書けないんだけれども。


いつものことながら情報提供してくださった患者さん方、本当にありがとうございます!!


以下、概要を書きます。


■症状の名前
 角膜神経痛

■症状

  • 24時間、寝ている時も目をつぶっている時も、常に目の表面がシャンプーやお酢を入れられたように、ヒリヒリ・チクチク痛む。
  • エアコンなどの風が当たると余計に痛みを感じる方もいる。
  • レーシック後遺症の治療では過矯正や不正乱視やエクタジアの治療でコンタクトレンズが使用されるが、角膜神経痛になるとコンタクトレンズを使用するとますます痛みが悪化し、コンタクトを使うことが難しくなる。
  • 痛みを和らげるにベノキシールなどの麻酔薬を直接点眼するという方もいる。


※ベノキシールには「頻回に点眼すると角膜障害治癒が遅延し、角膜上皮障害が出現する場合があるので鎮痛目的には使用しません」と専門書(眼科ケア2006 患者指導に役立つ眼科の薬まるわかりブック P175)に掲載されています。添付文書や医師の説明をよく聞いてリスクについて調査しましょう!!


■角膜神経痛を発症する経緯
レーシックで1回目の手術を受けた後から発生。再手術以降に発症する方もいる。


■被害者の状況

  • 手術をした後から角膜表面に激しい痛みが発生する。施術クリニックで痛みを訴えても、角膜表面上に特に異常が見つからないため、「様子を見ましょう」と言われ続けることが多い。
  • 痛みが収まらないので患者もクリニックもドライアイだと考え、ドライアイの治療が多数行われるが、ヒアレイン、ジクアス、眼軟膏、マイボーム線治療、涙点プラグ、自己血清点眼と治療が進み、角膜が潤っている状態になっても痛みが収まらないので、次第に「何か別の症状では?」と考えるようになる。
  • 痛みのせいで眠れなくなる患者もおり、睡眠薬やアルコールを使って寝ている。
  • 被害者は眼科だけでなくMRIを撮ったりペインクリニックを訪ねたりしているが、現在のところ治療法はない。


■被害を受けた人の声

  • 角膜表面上が24時間痛いのに、角膜表面上には異常はないので深刻さが伝わらず困っている。痛みのせいで眠るなど日常生活にも支障をきたしているのに、治療を求めて訪れた慶應病院で「神経質な患者」と言われたこともある。
  • 「あなたが術後ちゃんと定期検査とかゴーグルとかしていなかったからこんなことになったんだ」と罵られることもあるが、痛みのせいで定期検査以外にも診てもらいに行ったくらいだし、ゴーグルや術後の点眼などもきちんと行っていた。
  • 精神科の薬を処方されることもあるが、精神科の薬だと少し痛みが和らいでも全身の倦怠感が発生する。一番効くのはベノキシールなどの表面麻酔の目薬。
  • 拒絶反応や乱視など角膜移植のリスクはわかっているが、痛みが収まらないと日常生活も困難なので、角膜移植対象にして欲しいと考えている患者も存在する。

そんな感じでしょうか…
付け加えておくと、レンコンは角膜移植はやっぱりリスク大きすぎると考えていて、だからこそ「移植まで行かなくても済む治療法を開発してくれよ」と思ってます。


この症状でヨロヨロしている患者さんを結構知ってるけれども、「角膜表面上に特に異常がない=お医者さんから単に神経質だと思われる」っていうのがとても辛い症状だと思います。不正乱視とか角膜濁ってるとかエクタジアだったら、トポグラフィー見たらわかるので「治療しましょう」となる。だけど角膜神経痛は痛いだけで角膜表面上は綺麗だから。治療や検査すらしてもらえず追い返されてしまうのです。

この患者さんみたいに、最後の望みをかけてレーシック推進派の総本山である慶應病院まで高いお金を払っていったとしても、慶應病院の医者の「神経質」の一言で済まされ、セカンドオピニオンのウン万円だけが飛んでいくのは悲惨過ぎる。


実際この症状で悩んでいる患者さん知ってるけど、まず職場が残業山盛りとかで過酷すぎて「神経質だったら退職してるだろうよ」って状態で働き続けている方なのに、レーシック推進派クリニックに行くと、何故か神経質な患者呼ばわりされて終了してしまうんですよね。


レーシックってすごく新しい手術だけど、その背景を考えると、とにかく儲けたい眼科開業医が宣伝合戦して育ててきた手術で、レーシックの暗黒面を知ってしまった大学病院は、さっさと撤退してしまった(北里とかがまさにそう)から、「後遺症研究なき手術」になってしまっているんですよね。
しかも最近患者が減ってしまい、不適応患者も手術しないと採算が取れないみたいで「リスクに関するインフォームドコンセントなき手術」にもなってることを付け加えておきますね!


角膜神経痛その他のレーシックならではの後遺症を背負ってしまった患者さんをきちんと研究していただきたいのはもちろんですが、その温床となった「儲けのためには有料人体実験すら悪いと思わない、クルーザーや外車にとっても弱い、眼科の壊れた倫理観と、基礎的知識と研究意欲の貧困さと、実際後遺症治療出来ず無能なのに無駄に高いプライド」をなんとかしていただきたいものだなぁと、心の底から思います。


てか健康な人を障害者にするような治療を良心の呵責無くやるようだったら、もう医者じゃない職業やったほうが、ぶっちゃけ良くね?北極でプラゴミ拾いになるとか、シベリアで開拓民やるとか、とにかく人を傷つける恐れがない職業でお願いしまーす。


まぁ、健康な人は眼科には近寄らないのが一番ですよ!!白内障の手術受けるときとかも、10個くらい病院を回って、白内障手術した方の話を30個くらい読んで(クラウドワークスとかランサーズで募集されている「成功体験談のみ求む!!」みたいなやつじゃなくて、身内で紹介券配ってない眼科で受けた人を探してください)眼科というものがどういうものなのかよーく勉強なさるがよろしかろうと思います。