LASIK術前術後に眼位検査とサイプレジンでの潜伏遠視の検査をしてほしい

元一部上場企業のOLがレーシック後遺症で失職、視覚障がい者になるブログです

誰もが認める過矯正にされた患者の憂鬱

こんにちは!レンコンです。

レーシック後遺症で地獄をさまよう皆さんはいかがお過ごしですか?

リアルタイムで休職や失職、転職手続きをされている方もいらっしゃるようで、なかなか被害者の皆さん阿鼻叫喚な人生を送っておられるようですよね!


さて、今日のお題は「レーシックで明らかに過矯正判定が下った患者の憂鬱」に関してです。


過矯正の症状をお持ちの皆さん、辛いですよね。近くを見ると気分が悪くなるし、眩しいし、LED空間に入ると頭痛吐き気がスゴイからそのせいでせっかく就職したのに、まもなく退職されちゃった方もいます。就職活動にもお金がかかるのに、悪夢ですよね!


PCスマホもやっとのことで使っているのに、安心レーシックネットワークの広告塔、サイエンスライター竹内薫から
「お金がもらえますね」と言われちゃうし、本当にいいことないですよね!!
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togetter.com


過矯正の症状の問題として厄介なのは、計測値が正視や極極軽度の±0.5Dとかの屈折以上を示す方がとっても多いということです。その場合、特にレーシック眼科に行くと「数値上、何の問題もない!!」とお金だけ取られて診察終了しやすいんですよね。


こういう患者さんの中には、調節緊張を測るマシンであるトライイリスで計測するとバッチリ近見ストレスがスゴイことになってることもあるんですが、レーシック医はオートレフしか興味ない方々が多いのでそういう判定が下りやすいのかもしれませんね!


そういう「レーシック眼科で高いセカンドオピニオン代払ったのに、説教と拝観料だけで終了した」という患者さんの中には
「もっと明らかな異常があればよかったのに…!!」と思われてる方も多いことでしょう。


しかし、ここからが本題なのですが、
レーシック医は+2Dとか+4D超えちゃった人に関してもNOPLANというか、確実性を持ってできる治療は特にないんですよね!!
 

ドライアイに関しては血清点眼やら蒸しタオルで目を温めたり冷やしたりするという対処法が提案されるようですね。しかし、血清点眼したから完全に良くなったよという話はまだ聞いたことがないんですけどね。
効果は期待できないけど、リスクが低いからまだマシ?ってやつですかね。


さて、レンコンの知ってる患者さんで、
ガイドライン違反の手術で、レーシック後の屈折以上は+2D超えちゃってて、おまけに角膜も微妙に濁りが生じ…って方がいらっしゃるので、今日はその方のお話を書きますね!


患者さん、ご協力いただきありがとうございます!



レーシックを受けてからの状況:
+2Dを超える遠視になった。近見作業で眼精疲労が大きく、デスクワーク系の仕事は辞めざるを得なかった。


眩しいことも有り、今はカーテンをいつも引いた部屋の中で生活している。


カルテを見ると、明らかに屈折度数より強い値で削ってあった。
後で知ったが、術前の屈折以上が大きいと、たとえ正視目標で削った際にも誤差が出やすいとのこと。
また、強度近視のほうが術後、近視に戻る確率が大きいとも後で知った。
クリニックからこういう説明は一切なかった。


術後の状況:
レーシックをやっている眼科や、安心レーシックネットワークの病院を受診した。


遠視は+2Dほどは常時計測でき、ガイドライン違反の手術なので、眼科で「あなたの手術は問題ありません」と言われることはあまりない。
しかし、治療法なども特にない。


再手術に関して複数の眼科で聞いてみたが、強度近視にレーシックを行ったため、角膜が非常に薄くなっており、更にレーシック後からドライアイ気味なので、眼科では「あなたの再手術はウチではやりたくない」と言う雰囲気がいつもある。


最初は再手術を受けたい気持ちが大きく、色々な人の話を聞いた。
すると、治った人の話もあるが、手術してもっと目が痛くなった人も多いことが分かった。
成功する人と失敗する人の分かれ目は、カルテを集めて検証すればわかるかもしれないが、聞いた限りでは全くわからない。


レーシック眼科で「再手術したら確実に良くなりますか?」と質問しても、いい返事が帰ってこないのを見ると、「再手術という技術は、それで確実に治りますと即答できるほど確立されたものではないのだろう」と感じざるを得ない。


再手術に失敗した人の話も聞いたが、
最初にレーシック手術を行ったクリニックと再手術を行ったクリニックの間で責任のなすりつけ合いが起こり、再手術でもっと悪化しても「最初に手術した病院が悪い」と言われてしまうようだ。
「再手術で良くなるはずです」と事前に医者が言っていたとしても、実際に悪化した場合、「一番最初に手術したクリニックが悪かった」と言われるだけで、保証などは特にない。

自分の場合は最初で手術した病院で再手術というのがなすりつけ合いを起こさない方法であると考えるが、明らかにおかしな度数で手術した最初の病院での再手術は考えられない。


今後どうするか:
自分の場合、室内で暮らしていけば生存できるので、再手術を受けるかはまだ考えたいと思います。
色んな人から話を聞きましたが再手術はリスクがあるもので、レーシック医も失敗するか成功するかは「やってみないとわからない」というレベルの技術に感じました。


あの人たちは、患者が「痛いです」「術前より目が痛くなった」と訴えても、オートレフの数値だけ見て「数値上は正常」「目が痛い人なんていくらでもいる」「精神科のお世話になったらいい」「文句を言う患者は神経質」と考えてしまう人たちなのです。そんな技術が確実だとはとても思えません(もちろん、うまく行くことはあるでしょう。でも確実ではないのです)。


少なくとも私は、私や他の多くの人のレーシックを失敗し、しかも結構な人数の患者さんが「再手術のせいで余計悪くなった」と訴えているレーシックの再手術を受けたいとは、なかなか思えません。


レーシックをする医者は失敗に関しては関心が薄いので、眼科学界などが主導して、リスクがある再手術や角膜移植を受けなくても私達が元の生活に戻れるようにして欲しいです。


再手術に関しても、成功した人と失敗した人がいるのですから、データを集めてきちんと検証して欲しいです。
「レーシックは成功した人も、失敗した人もいる。失敗した人は神経質」という手術は、科学ではありません


そして治療では失敗することもあるのですから、失敗した人の人生についても考えて下さい。

多くの人が失職し、家族に養われています。その中には「お前がレーシックなんて受けたから」とトラブルになっている家庭も有ります。

家族がいなくなったらこの人たちの面倒は誰が見るのですか?
「レーシックは眼科専門医の手で!」と専門ページまで作り、学界を挙げて手術を推進していた責任を取って下さい。


読んでくださって本当にありがとうございました。




以上です。

協力してくださった患者さん、ありがとうございました!!
ホントにね、いくら遠視の数値がすごかろうがどうしようもありませんよね!!


そんな感じで、例え明確に失敗っぽい特徴を持つ患者でも、決して見通し明るいとは言えないのがこのレーシック被害なのでした。