【悲報】品川近視クリニック、網膜に穴があいている患者に「手術できる」とレーシック。裁判で負けてしまう。
みなさんこんにちは。レンコンです。
相変わらず熱いですがいかがお過ごしですか?
レンコンは夏の日差しがまぶしすぎて眼位がおかしくなってます。
この眼鏡の加入度数や暗いところと明るいところで目ん玉の寄せ具合が変わるの何とかならんですかね?
レーシックの後遺症で斜視手術になる方は多いが、一体どっちを基準に斜視手術したらいいのか…本当に困ります。
ところで2018年8月9日、レーシック被害の裁判、また進展がありましたね。
レーシック被害の集団提訴の1部が
品川近視クリニックに勝訴したようです。
この間のドライアイのグループの勝利的和解に続いて、レーシック被害者にとっては明るいニュース第2弾ですね。
品川近視クリニック対象、レーシック集団訴訟
ドライアイグループ勝利的和解の記事は↓こちら。
さて、どういう裁判だったのか?
ざっくりと説明すると、
62歳の女性の患者さんがおりまして、この患者さんが品川近視クリニックでレーシックの適応検査を受けたら、左目の網膜に穴が開いていることが術前検査で分かったそうな。
レーシックすると、フラップ作るときに眼圧を上げなきゃいけない。だから普通の眼科なら網膜に穴があった時点で「貴方の網膜はこういう状況であり、レーシック手術を受けるのはリスクが高いので、やめといた方がいいのでは?」と患者さんに説明すると思います。
しかしさすがは品川近視クリニック。美容系だからなのか、それとも最近集団提訴の連発での客の激減が痛かったのか、品川近視クリニックの眼科専門医は「レーシック手術は可能」とこの患者さんに説明し、患者さんはレーシック手術後、網膜剥離になってしまったのですね。
裁判の結果、裁判所が
「網膜剥離はもともとあった傷が手術で進展したものと考えるのが合理的だ」とし、「医師から網膜剥離に関する見解などの説明を受けていれば手術を受けることはなかったと認められる」と結論づけ、品川近視クリニックに賠償が命じられた次第です。
以下、報道各社の情報を集めたのでご覧ください。
まず、2018年の8月9日のロイター通信の記事から。
元々記事が消えちゃってるからキャッシュの魚拓張り付けて永久保存しておきますね!
国内社会ニュース(共同通信)2018年8月9日 / 20:35 / 13日前
レーシック手術で医師の過失認定
共同通信近視を矯正するレーシック手術で網膜剥離になった長野県の女性(62)が、リスクの十分な説明がなかったとして、医療法人社団「翔友会」(東京)に約580万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁(佐藤哲治裁判長)は9日、医師の過失を一部認め、約100万円を支払うよう命じた。
判決によると、女性は2013年9月、翔友会が運営していた眼科クリニックで両目の手術を受けた。手術前の検査で左目の網膜に穴が開いていることが分かったが、医師は手術は可能と説明。女性は手術後に左目が見えづらくなり、長野県のクリニックで網膜剥離と診断された。
ハイ次、日本経済新聞の記事。
レーシック手術で説明義務違反 クリニック側に賠償命令
社会
2018/8/9 20:21
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近視を矯正するレーシック手術をクリニックで受け、網膜剥離になったとして、長野県の60代の女性が医療法人社団「翔友会」(東京)に約580万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が9日、東京地裁であった。佐藤哲治裁判長は医師のリスク説明が不十分だったとして過失を一部認め、約100万円の賠償を命じた。判決によると、女性は2013年9月に翔友会が運営していたクリニックで手術を受けた。手術前の検査で左目の網膜に傷があることが判明したが、医師は手術は可能と説明。術後に別のクリニックで網膜剥離と診断された。
佐藤裁判長は判決理由で、医師が網膜の傷を指摘しながら、傷から網膜剥離を発症するリスクや手術の影響などについては説明しなかったと指摘し、説明義務違反があったと認定した。
そのうえで「網膜剥離はもともとあった傷が手術で進展したものと考えるのが合理的だ」とし、「医師から網膜剥離に関する見解などの説明を受けていれば手術を受けることはなかったと認められる」と結論づけた。
ハイ次、サンスポの記事です。
レーシック手術、医師の過失認定で賠償命令 手術後に網膜剥離
近視を矯正するレーシック手術で網膜剥離になった長野県の女性(62)が、リスクの十分な説明がなかったとして、医療法人社団「翔友会」(東京)に約580万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁(佐藤哲治裁判長)は9日、医師の過失を一部認め、約100万円を支払うよう命じた。
判決によると、女性は2013年9月、翔友会が運営していた眼科クリニックで両目の手術を受けた。手術前の検査で左目の網膜に穴が開いていることが分かったが、医師は手術は可能と説明。女性は手術後に左目が見えづらくなり、長野県のクリニックで網膜剥離と診断された。
佐藤裁判長は、網膜に穴が開いたまま手術すると網膜剥離になる可能性があることを事前に説明する義務があったと判断した。
翔友会は現在、全国各地で「品川近視クリニック」を運営している。
品川近視クリニックを対象としたレーシック被害集団提訴はまだ数グループ残ってますけど、裁判所にはまず
「翔友会運営の品川近視クリニックは、網膜に穴の開いたリスクが高い患者さんにも”レーシック手術は可能です”と説明して手術して、網膜剥離にして、先日裁判で負けたところです」
っていうのを分かっていただきたいですね。
ドライアイの裁判でも和解条項を全然守らないしね。
今裁判されておられる被害者の方々は方は、この事実をよーく心に刻み付けて裁判に臨むがよろしいですよ!
最後に、
網膜に穴の開いてる患者さんに「レーシック手術は可能」と手術を行うのは、慶応大学派閥の安心レーシックネットワークでも同様ということを書き加えておきますね。被害者の会にそれで飛蚊症だらけになって失職した方がいらっしゃってますよ。
「慶應系列のレーシック医=品川錦糸クリニックで実際にバイトしてる連中、もしくは品川と仲良しの慶応大学の坪田教授の仲間」
という事実を忘れないようにしてくださいね!