次世代のレーシック「リレックススマイル」の後遺症で自殺されたジェシカさんの記事
こんにちは!レンコンです。
相変わらずフレネル膜を1日何回も付け替える羽目になっているのですが、皆様いかにお過ごしでしょうか?
術前に眼位異常だったり弱視だったりする人へのレーシックはやめていただきたいと思うのですが、レーシックをやっている施設の大半は弱視とか眼位異常などの、いわゆる「保険点数が低いが技術がいる分野」に対して疎い施設ばかりで、虚しさを感じます。
さて、アメリカで問題になっているレーシック後の自殺問題ですが、ネットメディアの「TOCANA」が日本語で記事を出して下さったので、ご興味がある方はお読みくださいね。
FOXテレビで人気のあった気象予報士のジェシカ・スターが先月、自殺した。彼女は数カ月前に「リレックス・スマイル」と呼ばれる眼科レーザー手術を受けたが、その後遺症に耐えられなかったのが自殺の原因であるという。米国ではこの事件をきっかけに、視力矯正手術の危険性が新たに表面化している。
このジェシカさんが後遺症を苦にして自殺された“リレックススマイル”の売りは、「角膜を切る大きさがレーシックより少なくて済むのでドライアイになりにくい」のはずなんですけど、レーシック被害者の会でもリレックスで手術受けてばっちりドライアイになってる人がいます。
リレックススマイルで受けたのにドライアイになった理由が知りたいところですが、執刀医に質問しても「僕もドライアイなんですよ!」としか返事が来なくて、困っておられるそうです。
そして今度はアメリカの超有名気象予報士ジェシカさんがリレックスの後に自殺。
正直「リレックスは角膜を切る大きさがレーシックより少なくて済むのでドライアイになりにくい」と言われても、「安心して!私が失職させられたのはレーシックだけど、次世代のリレックスはドライアイが出にくいらしいよ!」と家族や友人に勧める気はあまり起きなくなりました。
レーシック集団提訴で訴えられている品川近視も、美容系の新宿近視クリニック(湘南美容外科系列)も、安心レーシックネットワークも、最近リレックス押しだけど、こういうことについてはどのように考えてるかご意見伺いたいところですね。
南青山アイクリニックのHPよく読むと「レーシックに比べ術後早期のドライアイ症状が出にくいとされています。」って書いてあるから、ここはレーシック文法として「“術後早期のドライアイは出にくいとされています”って書いてあるから“ドライアイが出ない”という事ではないんですよ」と理解しておけよ、という事ではないかと思います。
でも確かに何とも言えないよね。だってリレックスはレーシック以上に歴史の無い手術なんだから。
そんな感じですかね。
アメリカでは屈折矯正手術の後遺症報道がかなり盛り上がってきているので、FDAがどんな判断下すのか気になるところです。