どういう人がレーシックの良い候補者なのか?
こんにちは!レンコンです。
約2か月ブログを放置してしまいましたが、
皆様いかにお過ごしですか?
さて、目次です!
==================
- 斜視手術を迷う日々
- レーシックの適応になるのはどんな人?
- ドライアイ気味の人はレーシックをやめておこう
- 繊細な作業が必要な人はレーシックはやめておこう
- どんな人ならレーシックを勧められる?
- 基本的にレーシックはお勧めしない
==================
斜視手術を迷う日々
レンコンはメガネ作ったり病院に行ったりしてました。
レーシック後に増悪した眼位異常を矯正するため「フレネル膜」と
言うのを使っているのですが、このフレネル膜、矯正量が多いほど
この膜に入ってるシマシマ模様が細かくなり、見えづらいんですよ。
曇りが取れない汚れたメガネをかけてるみたいな見え辛さです。
出来ればフレネル膜を卒業したいのですが、
レンコンは眼位異常が強く、レンズに組み込めないくらいの
プリズム量になっていて、解決方法はもはや斜視手術のみです。
でも、斜視手術でも過矯正があるって聞くし、
レーシック患者が斜視手術後にエクタジア※が
(※最終的に角膜移植が必要なレーシックの合併症)
出てしまった方もいらっしゃるようなので、かなり躊躇しています。
新しい手術はイレギュラーな事態が生じた際に
対応方法のセオリーがわからないのが困りますよね…
レーシックの適応になるのはどんな人?
さて、本題です。レーシックの適応になるのはどんな人なのか?
レンコンは重度のレーシック後遺症の人をこれでもかと言うほど
見せつけられてきたので、家族には絶対に勧めないのですが、
「ダメダメ言うよりも、普通の人の参考基準も書いた方が
参考になるよな」と思ったので書くことにしました。
レーシック適応の近視はー3Dからー6Dまで
レーシック適応の近視の屈折度数はー3Dからー6Dです。
もしもコンタクトレンズを使っている場合は、その容器を見れば
自分の屈折度数が書いてあるので見てみたらよいです。
このコンタクトは遠視用なので「+6.00」の表示ですが、
近視の場合は表示が「-(マイナス)」になってます。
そこを見ればクリニックが教えてくれなくても、
自分の屈折度数が分かります!
-3Dまでの近視への手術が推奨ではないのは、
年を取って老眼になった時の近視の「手元は見えやすい」という
メリットをレーシックによって享受できなくなるから。
それに近視が軽く眼鏡やコンタクトによる矯正も大変ではないので
リスクのある「手術」してまで
治さないといけないメリットがあるのか?
…という考え方があると思います
また、-6D以上の近視は日本眼科学会も推奨していません。
レーシックガイドラインを引用します。
-6D以上の近視では、角膜を削る量が多いので、
コントラスト感度が低下してしまいます。
夜間や雨の日の運転が難しくなるし、色の識別能力も低下します。
デザイン係や目をよく使うIT系の職種は、
レーシックで失職した人が何人も出ています。
ドライアイ気味の人はレーシックをやめておこう
レーシックすると、フラップ政策のために角膜を切断します。
この時に角膜に通っている神経も切ります。
このため、術前に比べてドライアイが確実に悪化します。
だから、ドライアイを理由にレーシックを受けたいと思う方は
このことを少し考えた方がいいです。
例えば「コンタクトで目に異物感はあるけど、ドライアイではない」
というならいいですが、
「ドライアイのためコンタクトで異物感が
生じてしまっている」と言う方は止めた方がいいです。
レーシックすると基本的にドライアイは悪化します。
ちなみにレーシックのドライアイ被害者の段階はいくつかあり、
こんな風になっています。
- 数十分おきに目薬を差すことになった人(被害軽度)
- 涙点プラグなどの治療が必要になった人(被害中度)
- 涙点プラグでも追いつかなくて、自分の血液から血清点眼を作って点眼してる人(被害重度)
繊細な作業が必要な人はレーシックはやめておこう
割と細かい作業が多い職業の人も、レーシックで不具合が生じると
命取りになります。
今まで何人か被害者が来たのが外科医。
どうして外科医はレーシックのせいで仕事を失いやすいのか?
外科医って手術で血管つないだりしないといけないし、
めちゃくちゃ作業が細かいです。
だからレーシックを受けて過矯正で手元を見るのが難しくなったり、両眼で物を見るバランスがおかしくなると、一発終了になるんです。
同じような理由でデザイナーもやめておいた方がいいでしょう。いくら視力が2・0でも近くを見る力が落ちれば仕事になりません。
どんな人ならレーシックを勧められる?
出はどんな人ならレーシックを勧められるのか?この質問は
とても難しいです。
現代社会にいる以上、遠方視力よりも手元を見ることの方が
圧倒的に多いですから。
しかし敢えて言うと、自衛隊や消防士などの肉体系の職業なら、
メリットがデメリットを上回るのかなと思います。
しかし胸を張ってお勧めできるわけではありませんよ。
自衛隊や消防士のレーシック難民もいらっしゃいますので…。
基本的にレーシックはお勧めしない
以上、レーシックの適応について「普通」の人の観点から
書ける事を書きました。
しかし、レーシックを推奨しているわけではありません。
品川近視クリニックを相手取ったレーシックの集団提訴も
まだまだ継続していますしね。
レーシック希望者の皆さんは、この記事を読んで、
まずご自身の屈折度数から調べてみていただければ幸いです。
レーシックのクリニックは適応度数について説明しないところが
多いので、自衛のためにはまず確認するのが一番だと思いますよ♪
ICLと言う選択肢もありますが、ICLも失敗された方がえらい目に
遭っているという現実を知ってからご検討いただければと思います。
今回も読んでいただいてありがとうございました!