LASIK術前術後に眼位検査とサイプレジンでの潜伏遠視の検査をしてほしい

元一部上場企業のOLがレーシック後遺症で失職、視覚障がい者になるブログです

レーシック難民から老眼治療プレスビーマックスの希望者さんへ

こともあろうに3月末のフジテレビ番組で、プレスビーマックスという老眼治療と富田医師という元品川近視クリニックの医者が紹介されてました。


老眼10分で治る時代「フジテレビ その原因Xにあり」予習と復習編! 

よりによって富田実かぁ。


富田先生がどんな医者か知りたい人は、Amazonのコメントみるのが1番早いですよね。
https://www.amazon.co.jp/図解-40代からのレーシックで視力回復-冨田-実/dp/4062170116


このフジテレビのプレスビーマックス押しの番組ですが、
レーシック被害者の会でフジテレビに問い合わせてみたら、何と!日本眼科学会などへの裏取りゼロで作った番組だそうです!!
フジテレビ、制作費苦しいの?でも、電話一本とかメールで確認するだけでも良かったよね?DeNAみたいに間違った医療情報を拡散してネット中にお詫び広告出しまくるのも厭わないという感じでしょうか。さすが大企業は資本力が違いますね。


今後レーシック被害者の会にプレスビーマックス難民が来るのも恐ろしいので、このブログで注意喚起しておこうと思います。


このプレスビーマックスですが、要は遠近両用コンタクトの形に角膜を削る治療です。
だから当たり前だけど、遠近両用コンタクトの見え方です。
メガネの見え方に慣れていて遠近を一度も使用したことがない人はきっと失望するでしょう。
(逆に遠近両用で大満足!ということであれば、「見え方」に関する限りそれなりの満足度は保てるかもしれません)

http://www.medamacafe.com/?p=186
遠近両用コンタクトの見え方はこのブログが詳しいですよ。なんと、実際に処方されてる人だそうです。


だから、遠近両用コンタクトを一度も使用したことがなく「プレスビーマックスでめっちゃよく見えるようになるんや!!」と思っているのであれば、まず、遠近両用コンタクトでどんなふうに見えるのか試しましょう。見え方がほぼ一緒だからね。


「遠くも近くもよく見える!!」と書いてあるけれど術前にどんな見え方になるのかわからない人が多いことでしょう。
遠近両用だと、光学的理由で確実にコントラスト感度が落ちます。
あの悪どい金の亡者、品川近視クリニックまでが、その点についてわざわざ警告してるくらいです。


「コントラスト感度ってな~に?」っていう方も多いでしょう。この概念は言葉で説明するのがなかなか難しいので、
まずコンタクト屋で遠近両用を処方してもらってください。
その見え方で夜間運転はできるのかとか調べておくことは、例えば地方で車がないと移動できなかったりする人々にはすごく重要なことです。

もう一度言いますが、プレスビーマックスで削ったあとに元の健康な角膜に戻ることはありませんから。戻せるのはいいとこ屈折度数だけ。
デメリットについて絶対に術前に言わないからね。レーシック医は。


コンタクトは外せば元に戻せるけど、角膜は削っちゃったら元には戻りませんから、自衛してください。


それとこのプレスビーマックスは、角膜にフラップを作ってエキシマレーザーで削る手術であり、あくまでレーシックの仲間です。


レーシックである以上、術後ドライアイや過矯正、不正乱視などの問題は常につきまといます。


以下、富田先生のページ引きます。
https://www.tomita-ginza-rogan.com
f:id:rennconn:20170329205101j:plain
「プレスビーマックスは可逆性を...」と富田医師のHPに書いてありますが、元に戻すというのはあくまで屈折度数のことであり、
ここが重要なのだが、エキシマレーザーで削った角膜が元に戻るというわけではありません。


ということは、角膜の薄さが限度を超えてしまうと削る角膜そのものがないわけだから、屈折度数は戻りません。


更に、
戻せるのは「屈折度数」であって、角膜が元に戻るわけではありません。


ということは、
ドライアイとか角膜神経症になっちゃったら、度数が戻せても不具合の原因が角膜の神経切断なので、屈折度数を戻しても治らない可能性が高いです。


更に、
このプレスビーマックスの今までの被験体ですが、やってる施設が品川近視クリニックと富田実アイクリニックだけなので、症例数がとても少ないのです。


医療被害者になったことのない人はわからないでしょうが、
「症例数少ない=デバッグしきれてない人柱手術」は常識です。
まぁレーシックみたいに100万人受けても医者が無能でデバッグされない手術もあるが。


それと、今このプレスビーマックス推進してるクリニックも医者も、そもそもレーシックで削るだけ削っておきながら、後遺症研究を全くしないクリニックなのです。
このクリニックで生き血を吸われてしまった染井さんのブログを貼り付けておくから、読んでね。



レーシックの被害者って本当に可哀想ですよね。
いくら人柱になっても、レーシックしてる医療機関が全く後遺症などの研究しないから、発展がないんですね。過矯正やドライアイなどおんなじような事故ばっかり起こし続けているんです。術前に瞳孔径が大きいとか、仮性近視の有無なんて、ちょっと手間かけて調べればわかるのにね。どうしようもないんですよ。このレーシックという手術は。


話がそれましたが、そのレーシックよりも遥かにプレスビーマックスは症例数が少ない手術なのですよ。
私だったらそんな人柱手術はあまり受けたいと思いませんから、当たり前ですけど、友人知人どころか、全人類に全くおすすめできません。


ここまで読んで、まだプレスビー受けたい人がいたら、冷静に考えてくださいね。

富田先生や品川のレーシック医も含め、日本に、プレスビーマックスを受けた眼科医っていないんじゃないでしょうか?
それどころか多焦点レンズですらあまりいないくらいなんですよ?私は行った眼科で総白髪の先生に「先生白内障手術どうして受けないの?」って聞いたら「だってリスクが怖いでしょ?」と普通に言われましたよ。


ちなみに、白内障単焦点手術ですら、焦点距離を間違えるとこの有様です。

術前近視だった人は、いきなり遠くが見えるようになり過ぎないようにしましょうね。人生100年に近づこうとしているのに、年金もらえる前に失職とか嫌ですよね。


眼科医というのは、特に儲け主義の眼科医は、人にホイホイ手術進めていても自分にする手術にはものすごく用心深いんです。


そんなわけで、
私的には一部のクリニックが老眼治療として多焦点レンズをおすすめせずにプレスビーマックス=レーシックを一生懸命おすすめするのは、レーシックであればフラップ作成からエキシマレーザー照射まで機械化が進んでるので、
一人ひとりにいちいち手術しないといけない眼内レンズに比べてベルトコンベア式機械工業で大量に捌けるからじゃない?としか思えません。
プレスビーのほうが利益率は低いけれど、全部機械でできるから、数をこなせるのは圧倒的にプレスビーですからね。


だいたい
プレスビーマックスで角膜削っても白内障手術受けないといけないのに、こんな他のクリニックに引き受けにくい「プレスビーマックス眼」に自らなりに行く理由がわかりません。
それより症例数が多いはずのレーシック眼でも「レーシック眼のことなんて知らねえYO!!」と追い返されることがあるのに、遥かにレアなプレスビーマックス眼なんて推して知るべしですよね?


以下まとめます。
レンコンとしては、

1,遠近両用コンタクトもあり、原理的に似たような見え方になるのがわかってるのに、それで夜間の見え方や運転できるレベルの見え方になるのか試さずにいきなりプレスビーマックスはない。


2,基本的に術式はレーシックと同じで、角膜神経痛や重度ドライアイの危険性が拭いきれないのでプレスビーマックスは絶対にない。


3,プレスビーマックスをやってる医療機関と医者の評判、そしてその医者が以前おすすめしてたレーシックカメラの被害を知っているのでプレスビーマックスは絶対にない。
レーシックで被害者出しまくって集団提訴されているクソ医者=プレスビーマックス推進派と書いて何の間違いもないのです。富田実医師=元品川近視クリニックの副院長ですからね。


4,新しい手術だからそんな手術受けた目を喜んで診察したがる眼科医も少ないだろうし、白内障手術の時にどうなってしまうかがわからない上に、白内障の多焦点レンズもあってそっちのほうが症例数多くなりそれなりにデバッグも進んでる今プレスビーマックスはない。

というか、白内障多焦点レンズも金儲け医者ばっかなのでれんこんは単焦点を選ぶ予定です。


そんな感じかなぁ。


「お前レーシック被害者だからレーシックのすべてを否定したいんだろ!!」と思われた方は、もう日本眼科学会に電話して、この超・最新治療のご意見伺うのがいいんじゃないでしょうか?


さすがの日本眼科学会もプレスビーを人に勧めるほど脳味噌腐ってないと信じたいですよ。