LASIK術前術後に眼位検査とサイプレジンでの潜伏遠視の検査をしてほしい

元一部上場企業のOLがレーシック後遺症で失職、視覚障がい者になるブログです

自称「患者様の目と健康に真摯に向き合う眼科医」に完全シカトされるレーシック難民

タイトルは慶応大学眼科学教室坪田教授のご著書から拝借させていただきました。
「安心レーシック完全ガイド」の一節です。


完全シカトっつーか、目の前に患者として座っても目も合わせない感じかな。



こんにちは!レンコンです。
レーシック被害者にとっては当たり前のことですが、実はレーシックの被害者は、実はかなり慶應病院に行っています。


どうしてそうなるかというと、検査の機材などの関係で大学病院であり、機材も豊富な慶応で診察してもらったほうが良いと眼科医からも思われているからです。
「うちじゃこれ以上検査できないから慶応さんで見てもらって。あそこならレーシックの研究してるだろうし」というところでしょうか?


レンコンも「遠いだと?治りたいなら飛行機使ってい泊まりがけでも行ってこいや!!」と言われたことがあるくらいです。


慶応大学病院は、安心レーシックネットワークにも加盟してる病院だし、何よりもレーシックの第一人者「だと一般に信じられてる」坪田教授の在籍する病院だから、「レーシック難民?グズグズしないで慶応で治してもらってこいや!という話になるのかな?と考えてます。



「本当に治してくれる」んだったら飛行機でも新幹線でも船でも何でも使って行きますわ。
そうだったらどんなにか良かったんですけどねぇ~


実際に行った人の話を聞くと、残念ながら慶應病院はレーシック後遺症を治せない そうです。


だって
一番よくある後遺症であるドライアイすら治せないんだもの。


過矯正の人が行くと屈折検査なども「他の病院でやってきたんでしょ?うちでやる必要ないよね?と耳を疑うような話も聞いてます。


ここまでくると「残念ながら慶應病院はレーシック後遺症を治せない そうです」ではなく
「残念ながら慶應病院はレーシック後遺症を治す気が無い そうです」のほうが適切だとすら感じる。


治療は出来ないなら研究はしているのかという話になりますが、
慶応を受信した患者さんのお話によれば、患者により研究が行われているという話も特にありません。


多くの方(眼科医療医療関係者が含まれる)が
「まともな」レーシックの総本山は慶応であると思って被害者を慶應病院に送り出しますが、それは
「地上の楽園、北朝鮮と言われ、送り出されてるのにちょっと似てると感じてます。


さて、このような背景が有るからこそ思うことなのですが、2016年に行われた日本眼科医会の第4回記者懇談会で出された慶応大学の根岸教授の資料を見ると、
そんな慶応大学眼科教室の本性がちらっと見えて思い白いです。
http://www.gankaikai.or.jp/press/20160616_3.pdf


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読んでいただくと分かると思うのですが、
慶応大学の根岸先生がレーシックの安全性の根拠としてるのは、レーシック被害者が何人も訪れている慶応大学の研究結果ではなくて、信頼性のあるレーシックの論文のレビュー結果に基づいてなのです。


実際患者さんと関わる機会が多いのに、そして慶應病院でも後遺症を治すことは出来ないのに、どうしてわざわざ「目の前の患者(それも自分の大学の教授が顧問と仲良しのクリニックに集中してる)」じゃなくて、「世界の信頼性のあるレーシック論文のレビュー結果に基づいて安全です」とまとめたのか、私にはよく理解できません。


感染症がいっぱい起きた銀座眼科事件の時は、感染症とか明確な批判してたじゃないですか?
それなのにどうして屈折検査お粗末やガイドライン違反の削り過ぎでやってきた患者が同じクリニックからいっぱいでてるのに、そのことは完全シカトなの?


やっぱり坪田先生と品川近視クリニックの増田寛次郎大先生が大の仲良しで、パーティで写真も撮ってるから?
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blog.livedoor.jp

それとも自分の所の医局の現役眼科専門医がレーシックバイトのお世話になっているからでしょうか?


レーシックは確かに実効性が有りますが、削る度数を間違ってしまったり、適応でない人に手術してしまうと、視覚障害者用の白杖を使わないといけない患者さんも出る手術です。そんなレーシックの不具合を訴えて受診した人の数は、都内のある病院によれば、400件。
それでも目の前の患者より、文献研究で安心安全宣言する慶應病院


医学部ってやっぱ違うんですかね?だけど、外科医に聞いても「人の死ぬところを見ることがない科はやっぱ違うのかな」って答えてくるから、やっぱ眼科だけが特殊なんでしょうか?


後遺症を負った患者さんが100人位訪ねてきて、しかもそのクリニックが国内で最も多くの症例数を手掛けるクリニックだったら、
「論文読んだ結果レーシック手術は安全でぇす!!」
…って発表する前に、
どうして特定のクリニックだけ似たような後遺症の患者が大発生してるのか調べるのが普通だと思うんだけど。
世界の文献調べるよりも、そのほうがよっぽど差し迫ってるから。


しかも問題の「大量の被害者を排出する特定のクリニック」でバイトしてるのは慶応大学の現役眼科医局の先生だったから、「ちょっと○君、あなたがバイトしてるクリニックのインフォームドコンセントや目標度数設定どーなってるの?って聞くことも出来たはず。でも、根岸先生はそれをしなかったようです。


レーシック失敗の度合いにしても、失明して白杖を使って生活しないといけなかったり、目が痛すぎて眠れなくなり鬱病と診断された方も何人も人もいて、「不満足」などというヌルい表現とは100万光年かけ離れた人も多かったと思います。
しかし慶応大学眼科教室は実際に慶應病院を訪れる被害者をまるで透明人間みたいにシカトして、文献研究重視で安全宣言したわけです。


なるほど。レーシック医が執筆する論文には確かにレーシック被害の情報は少ないでしょう。
患者が何人も押しかけてる慶応病院でも、被害について研究する気が全くなく、シカトされているんだもの。論文に乗るわけありません。


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それとこの資料に関し、もうひとつよくわからない点があるのですが、2013年の数字はさておき、レーシックの手術件数の数字はどこから持ってこれたのか興味津々です。


というのはレーシックのクリニックの場合、潰れたり閉院したりする場合が非常に多く、潰れた病院の手術件数を調べることは困難だから。


例えばレーシック大手の錦糸眼科は閉院してしまいました。このクリニックはそれなりに大きい病院で手術件数も少なくなかったと思いますが、錦糸眼科みたいな潰れたクリニックの歴代の手術件数を手に入れることは可能なのでしょうか?


こういう潰れたクリニックの場合、被害者の会に「カルテをコピーしたいのだが、電話がつながらないから困っている」という相談が入ることもあり、電話一本つなげるにも苦労している患者さんがいるのが現状なのですが、眼科医なら潰れて逃げている被害者出しっぱなしのクリニックでもすぐに連絡が取れるようなコネがあるのでしょうか?そうであるなら、カルテ問題で悩んでる患者さんのために是非に協力していただきたいところであります。白内障手術のみならず、「就職の試験受けるのにから提出しろと言われた」とか、カルテがなかったら夢が潰えるような事例もあるのでね。


そんな感じで、錦糸眼科以外にも、閉院したクリニックは山ほど有り、こんな状況なのに正確な手術件数をどうやって出せるのか被害者の会として気になっております。


何かしっかりとした数字の根拠をお持ちなのですか?
根拠があるならいいけれど、そうでないのなら、満足度が85%の後遺症の治療法がない目の手術を、影響力の高い慶応大学眼科学教授の立場から世間に安全発信することが適切なのか心配になってしまいます。


85%しか満足度がないということは、15%の方は不満足で、重度の後遺症の方々は仕事どころか日常生活さえまともに送れない日々を過ごし、視覚障害者として生活している方もいることは、慶応眼科教室の坪田先生も根岸教授もよーくご存知ではないかと思うのですけどね。