レーシック難民がうつになる理由
安全にレーシック手術を受けるための情報を集めて紹介しているサイト「レーシックは土曜日に」が「レーシック手術後のうつと希望死念慮」というとても興味深い記事を取り上げています。
レーシックの被害者にはうつ状態になっている人が多いのは事実です。自殺者も出ているようです。
レーシック難民がうつになりやすい要因ですが、レンコンは以下のようなものがあると思います。
1、端的に症状がきつい
レーシックの後遺症は
- 24時間目がシャンプーでも入ったみたいに痛い
- 目が乾く感じがひどくてみんなと一緒の部屋で仕事できない
- ものが二重に見えて書類が読めない
- PCをすると目が疲れて痛くて仕事ができない
- 50メートル先の木の葉まで数えられるくらいギンギンに見えるが、吐き気とめまいがすごい
- PC画面がまぶしすぎて前に座ってられない
- 目の周りの筋肉が痛くて目を開けていられない
・・・という感じで、端的に症状がきついです。
第一の症状の状態で、既にうつ病とお友達になる準備はできてます。
2、上記症状を手術したクリニックで訴えても、適切な検査をしてもらえない。
過矯正などで明らかに遠視になっている場合、調節麻痺薬なども使った精密な屈折検査が行われるべきです。そうでないとプラスレンズによる後遺症の軽減すらできません。また、眼位異常などその他の合併症に関しても検査が行われるべきです。そしてメガネで後遺症を軽減できることが判明した際には、その処方箋も出すべきです。しかしそうしてもらえません。
3、施術クリニックだけではなく、その他のクリニックでもきちんと検査が行われる場合が少ない。
サイプレジン以上の調節麻痺薬を使用した屈折検査、眼位検査を行ってもらえない場合が多いです。それどころか「手術には危険はつき物」「あなたが選択した手術でしょう」というように医療関係者から責められる場合もあります。または「特に問題ありません」「あなたの精神がおかしい」と取り合ってすらもらえない場合も多いです。
4、上記の症状のせいで仕事ができず、経済的に追い詰められる。
近見作業であるVDT作業と過矯正で遠視と眼位異常を併発したレーシック難民の相性は非常に悪いため、激しい眼精疲労で仕事に支障をきたす場合があります。
5、調査や治療のため一時休職したいと思って診断書を医療機関に求めても、検査が行われず原因を特定できないため、診断書すら書いてもらえない。
必要な検査が行われないのですから原因の特定ができません。休職して原因の調査や治療に専念するという選択肢すら奪われます。
6、必要な検査をされず、原因が特定されないのだから当然治療して改善することもできない。
過矯正が原因の眼痛や眼精疲労は目を開けていることすらできなくなるほど辛いです。しかし適切な治療が行われなければこの苦痛は継続します。
7、必要な検査がされず原因を数値化されないため、職場や家族や友人の理解が得られない
検査すると明らかに激しく過矯正にされているのに、その検査がされていないため「気のせいじゃない?」などの言葉を周囲から言われる場合もあります。
8、文字を読むことそれ自体が不可能になる場合もあるため、後遺症の原因を自分で調査するという道すらも閉ざされる
レーシック被害者の中にはディスプレイを見ることすら苦痛というレベルの方もおられます。そういう方の場合、後遺症について調べることすら不可能になってしまいます。
9、PCや携帯電話の画面が見れなくなるので、情報が遮断され、どこに助けを求めればいいのかもわからなくなる。
他にもサイエンスライターの竹内薫氏からネットや雑誌でうそ難民と罵られる、インターネットでぜんぜん知らない人から「死ね」と罵られる、後遺症が段々悪化するため未来に希望が持てなくなる等、被害者が苦しむ理由を挙げていけばきりがありません。