過矯正の症状もろもろと本の紹介
こんにちは!レンコンです。
今日は多くのレーシック難民がのた打ち回ってるくらい苦しい症状、過矯正について解説しますね。本当に過矯正にされると、「苦しい」の一言じゃすまないくらいひどい目に遭いますよ★
儲けのことしか考えていないレーシック医のせいで、眼位異常その他レーシックの後遺症の研究が取っても少ない日本の研究なのですが、レンコンが思うに後遺症に関してダントツ概要がわかってたのは、楽視眼科の吉田先生だと思います。もう辞めてしまわれましたが、著書を拝見するとさすがレーシック難民の駆け込み先になっていただけあって後遺症の全容を把握していると思います。
そんな吉田先生の著書が家には2冊あるけれど、レーシック被害者にとって一番有意義なのはこの本でしょう。
ササッとわかる近視矯正手術「レーシック」で失敗しない本 (図解 大安心シリーズ)
- 作者: 吉田憲次
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2010/04/23
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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この本の何が有意義かというと、レーシックの代表的な後遺症である過矯正が、その他もろもろの症状の温床になっていることを見抜いていたという点でしょうか。
つまりレーシックで過矯正になった患者はドライアイや眼位異常その他の症状も出ているんですが、この本は「そういう他の症状の原因の根本にあるのは過矯正だよ」と言っている本なんです。
ページ抜粋します。
実際レーシック難民になるとわかると思いますが、過矯正はその他もろもろの異常にもつながっていく後遺症です。
まず、遠視は眼位異常と関係が深い屈折異常なのですが、遠視にされて調節能力に負荷がかかると、調節と輻輳が連動しているせいで、調節性内斜視になることがあります。ただ単に内斜になるだけでなくて、こうなると尋常でない目の疲れや、眼痛、めまいや肩こりなどの身体的な症状も伴うことになります。
内斜だけでなく別の方向の眼位異常になる場合もあります。これは海外の文献ではもともと持っていた潜在的な眼位異常の傾向が、過矯正をきっかけにエクスパンドしたものと捕らえられていますが、日本では研究がほとんどないので治療などが進まない状態です。
また、レーシック難民の多くが苦しめられるドライアイも過矯正が原因となる場合が取り扱われています。レンコンもドライアイ地獄で涙がすぐ出せるよう欠伸がいつでも出るように鍛え上げられていますが、このドライアイ感、とっても不思議なことに、自分の場合はメガネの遠視度数を上げれば上げるほど減っていくんです!まあレンコンはレーシック手術をして以来、シルマーテストで文句なく「あなた涙少ないね・・・」って状態なんですけど、0.5くらいの視力になるまで下げると、かなり生きる希望が沸いてきます。
そんな感じで、この本の奥の深さを実体験してる毎日です★
レーシック手術の原理や、デメリットについても余すところなく説明してあるので、レーシックをまだ受けてない人にもお勧めの本です。
レンコンがちょっと不満があるとしたら、レーシック難民のこの惨状を表すのには患者さんや症状などのイラストがちょっとソフトじゃない?ってことでしょうか。
レーシック難民になるとレンコンみたいに離職を余儀なくされたり、大黒柱が収入の道を立たれて一家崩壊したり、安全を強調していたレーシック医に不正乱視なのに精神科への紹介状かかれたり、リスクの高い再手術進められて受けて再起不能になったり(当然だが再手術のリスクは初回手術より高い)、検査をよくしない眼科医の心無い発言(眼位おかしくなってるのに検査なしで「(レーシック手術は)大成功でしたね」とか言われる)でセカンドレイプな目に合わされたりで、言い表せないほど阿鼻叫喚の世界です。
それを表すにはこの本のイラストはちょっとクリーンかつソフトすぎるのでは?と思ってしまいましたよ★
そんな感じでそこだけは不満ですが、レーシック難民になったばかりの人もそうでない人もぜひ!という深い内容なので、まだお読みでなかったらご一読をお勧めします。