レーシック難民の外見上の問題
レーシック難民によくある症状のひとつとして、羞明=まぶしさの問題があります。
前にも書いたと思いますが、レーシック後のまぶしさは半端ではなく、レンコンはバスに乗っているときに前の座席に乗っている人がスマホしていると、薄き間から見えるその光る画面が恐ろしくて座席の陰に身を隠したりしています。
もはや「まぶしさ」なんて生易しいレベルではないので、光に殺されるという意味で「光殺症」とかの名前に変更してほしいと思うくらいです。本気で日本眼科学会に掛け合いたいです。
そんなレンコンなので起きた瞬間にサングラスを装着しているのですが、常にサングラスをかけているって社会的にはなかなか厳しい状況があり、そのせいでいろいろ困ります。
サングラスのデザインは特におしゃれ用ではなく、サイドからの光が入らないようなデザインのきわめて実用的なやつです。
まず、常にサングラス着用だと、一般的な接客業につくことは難しくなります。
コンビニ店員さんでサングラスを着用している人なんてめったにいないですよね。
レンコンの超・細々としたお仕事はお家で主に仕事するものだからそこまで大変な状況にはなっていないんですが、オフィスワーカーの人にとってもサングラスはかなりの障壁になります。だってまず、一緒に働いている職場の人にそれを説明してもらい、わかってもらわないといけないところから始まります。
人と会う機会でも、それが仕事的な性格を帯びると、サングラスは結構きついものがあります。
たとえば町内会の会議などで、家族が参加したくないので居候的立場の自分が出席するのですが、蛍光灯がまぶしいのでサングラスをかけさせていただいたりします。そのときの周りの雰囲気がなんというか・・・ざわざわしているのがわかります。「別にサングラス禁止なわけではないけれど、何であの日とあんなものつけてきているのかしら?」っていうムードが全体に漂うんです。
時にはファッションと勘違いされて「かっこいいサングラスだね!!」とほめてもらえることもあるんですが、なんと返せばいいのかわかりません。
もうちょっと年をとれば「身体上の理由で医療用サングラスかな?」って気がついてもらえるお年頃になれると思うんですが、今のところはそういう風に見てもらえることはなく、ただのサングラス好きの変な人というのが初見の気持ちではないかと思います。
とりあえずお友達には「レーシックって言う手術を受けて遠視にされてしまってから、だんだんまぶしさが増してきて、今では曇りの日も家の中でもまぶしいのでサングラスをずっとかけてます」とお伝えすることにしています。しかし、それを知らない人の中には雨の日もサングラス姿の自分を変なやつだと思っている人も多いと思います。
いっそ腕章で「レーシック難民でサングラス必須です!!」みたいなものを作ってもいいんじゃないかと思ったりします。