ドライアイを理由に自分はレーシックしない坪田大先生が臆面なくドライアイ女子にレーシックをご推奨★の巻
↑これ2ちゃんの眼鏡板に落ちてました。
思わぬ拾い物をしたもんだ。
さて、皆様はレーシックの大御所である慶応大学の坪田教授が自分はレーシックしていなくて眼鏡であることは、すでにご存知だと思います。
知らない方はここで読めますよ★
僕たちは、レーシック大好きメガネ眼科医です! !(レーシックは土曜日に)
レーシックを推進している自分たちがどうして自分たちは眼鏡なのか?「本当に安全なら自分自身が受ければいいじゃん」って普通の人は思いますよね?
それに対して坪田大先生は以下のように答えていたんです。
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「坪田先生はなぜメガネをかけているのですか?」とよく聞かれます。僕のメガネはドライアイ用の保護メガネです。
http://www.minatomiraieye.jp/aboutus/k-tsubota.html
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とちなみに坪田先生は「近くを見るのに不自由しない程度の近視」だそうです。だからレーシックを受けないそう。
だけどそんなに他人にレーシック受けろと力説するんだったら自分も受けたら?ってレンコンは思いますけどね★
だって自分が「他人に対して」ものすごーーーーーくご推奨している技術だし、受けられないわけではないんだから。年齢的に老眼がご心配ならご自身のクリニックである南青山では老眼レーシックメニューも豊富じゃないですか!
そんなことを思っていたら坪田大先生が日経ウーマンオンラインで坪田先生がドライアイ女子にレーシックを推奨しておられるのを友人が報告してくれました。
以下、ちょっと抜粋。
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もし、レーシックを受けたいけれど、報道を聞いて怖くなってあきらめている、という方がいたら、それはとても残念なことです。ドライアイなのに無理をしながらコンタクトレンズを使用している方などには、レーシックはより健康的な選択肢だと言えます。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140418-00178423-health-hlth
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ドライアイ女子にあえてレーシックを勧めるなんて、坪田先生すごすぎ!どうしちゃったの?
消費者庁の注意喚起を受けてレーシック希望者が激減しちゃったといっても、ドライアイ気味の人にレーシックを勧めるのは眼科専門医としてやっちゃいけない一線踏み越えることだとレンコンは思いますよ~。
というのは、レーシック手術では角膜の実質層を削る前に角膜の表面を一部切って「フラップ」と呼ばれるふたの部分を作るんですが、このときに三叉神経と呼ばれる神経を切断してしまうんです。そしてそのことがドライアイの原因になる場合があるんですよ~。
被害者の会でレーシック後に恐ろしいドライアイになって3日で1本目薬を使い切るようになった人もいますよ。
↑その患者さんから以前提供いただいたお写真。1年で使った目薬の空きボトルだそうです。ちなみにこの患者さんは特に重症な方ですが、レーシック後はドライアイ気味になって目薬とお友達になる人は多いですよ★ヒアレインとソフトサンティア、それにムコスタは基本★ですよ。
以下奈良県の眼科医さんの記事から抜粋します。
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レーシック手術直後の目は知覚神経が切断されているために、目が乾いても涙の分泌の命令が神経を介してできず、乾燥状態が持続しています。
また角膜の上皮細胞にはムチンというネバネバ物質を分泌する機能があります。そのネバネバ物質が涙を角膜にくっつけてくれる作用を持ちます。
角膜が切開されたときに上皮細胞にダメージが生じ、ネバネバ物質も不足してきて目薬をいくらさしても角膜に涙がのらない状態にになってしまいます。
通常は切断された知覚神経やネバネバ物質の不足も通常は数カ月から1年で回復することが多いのですが、中には十分に回復しないこともあります。
この方のように、もともとドライアイがひどくてコンタクトができないためにレーシック手術を受けた方が、レーシック手術を受けることでドライアイの症状がさらにひどくなることがあります。
この方は2年たっても改善していないことから今後ドライアイが元の状態に戻る可能性は少ないと思います。
http://blog.livedoor.jp/eyedoctor/archives/51662354.html
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ちなみにレンコンも手術からとっくに5年が経過してますが、眼科に行くといつも普通に「ドライアイ気味ですね」の診断を受けますよW
だからレーシック後に目薬とお友達になっちゃった人を多数見てるレンコンにとっては、ドライアイの人にさらにドライアイがひどくなる可能性があるレーシックを進めるなんてマジで信じられない!!ことなんですよ。
坪田大先生はドライアイについてはこの記事で一応以下のようにも書いておられます。
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●ポイント3:手術後のドライアイをしっかりケアする
・・・しばらくの期間、ドライアイ、まぶしさなどが出る場合がありますが、だいたい1カ月から3カ月程度でおさまってきます。まれに半年、1年と長引く方もいらっしゃいますが、ドライアイは点眼薬等できちんとケアすれば次第におさまっていくものです。
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でもレンコンはここがどうしても「レーシック医の勧誘文法見たり」って言う印象しか持てません。
レーシック医って毎回毎回「失敗することはほとんどありません」とかのたまうんですけど、じゃあ失敗した時ってどうなるの?って時はこの写真みたいになることもあるわけですよ。
それでこうなったときの言い訳としては以下なわけですよ。
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http://www.optnet.org/syujyututaisaku/taidan.html
《 清澤 しかし、レーシック手術を受けた人の中には、ドライアイ、眼精疲労を訴える人もいるし、
慢性的な刺激でうつになっている人もいる。私の眼科にもそういった患者さんが来られます。
坪田 そういった症状は白内障など他の手術でも起こり得ます。
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白内障の手術でも起こりうるのはわかったけど、もともと見えなくなっている人を治す白内障の人の手術と、眼鏡やコンタクトで健康に生活にしてた人に「眼鏡やコンタクトより楽な生活が待ってますよ」と勧誘して、その生活を破壊したときの言い訳がこれじゃ、失敗された患者さんは浮かばれないとレンコンは思いますよ。
レンコンなんてバリバリに働いてたときにレーシック合併症で失職させていただきましたよ★白内障の人は年齢的にもうそろそろ仕事はリタイアして・・・って方が多いと思いますけど、レーシックの方は年金とも縁遠いので健康な生活がデストロイされた場合の影響はすごいですよ★
いくらアフターフォローうんぬん言われても、治せないし、それ以前に「白内障の手術でもあるよね!!」と言い切られてろくに合併症の研究や治療をしてくれないんだからどうしようもありませんよね。
反論するんだったら検索クエリが「レーシック 合併症」で引っかかる論文数をもうちょっと増やしてから言ってくださいね!合併症について研究されている日本語の論文があまりにも少ないから目が痛いのに海外の論文を探す羽目になってホント苦痛なんですよ~。
そんなわけで、坪田教授にはまたも驚かされてしまいました。これからも教授の言動は逐一チェック!チェック!!ですよ★
それとドライアイ女子には以下のように伝えたいですよ★
「レーシックは適応するケースも多いが、適応しない場合も存在する手術である。適応しない場合仕事はおろか日常生活すら困難になり、術前は万全のアフターフォローとか言っていた医者にも『レーシックにはリスクもある。それを選択したのはあなた』と突き放される場合が多い。そのようなロシアンルーレット的な側面を踏まえてもなおあなたは、今の眼鏡コンタクトで矯正できる健康な人生をかけてまで、本当にこの手術が受けたいですか?」
ちなみにレーシックは一回手術しても少なくない割合でその後視力が落ちてしまう場合があるってことも付け加えておきますよ~。