LASIK術前術後に眼位検査とサイプレジンでの潜伏遠視の検査をしてほしい

元一部上場企業のOLがレーシック後遺症で失職、視覚障がい者になるブログです

レーシックの後遺症とレーシックの後遺症研究の間の深い谷

レーシックして以来、私は目がとても疲れやすくなり、特にPCを使った作業が絶望的にできなくなりました。

画面が強く光ると、目の奥がヒクヒクと痙攣するような感じになり、それでも我慢して見つめていると目を握りつぶされるような痛みが襲ってきます。更に目の奥がキューっと絞られるように痛くなり、その痛みが経験したことのない感覚なので、いったいなんでこの痛みが生じるのか恐ろしく、精神的にも蝕まれます。

 

私はレーシック手術を受けるまでは

「目の奥が脈打つような感じ」とか「目の奥が締め付けられて絞られるような感じ」「(眼位がおかしくなりすぎて)顔を誰かにひねられているような感じ」「目の周りがぎしぎしして、油でもさしたい位に違和感がある感じ」などは経験したことがありませんでした。

また、夜間運転のときに対向車のヘッドライトがまぶしすぎて、「目の奥を直接光が打つ感じ」と言うのも感じたことがありませんでした。

「モニターの輝度を上げると20秒持たずに目の奥が痙攣する感じ」

も経験したことがありませんでした。

「眼球の奥の違和感」に常に悩まされながら生活していることってレーシックをする前は一切考えたことがありません。

 

さて、こんな状況で日常生活をそれでも送らなければならないのですが、上記のことは眼科医に訴えても、「調べる方法がないので分からない」と言われるだけです。明らかにレーシック後に発生した症状であってもそういわれるのです。

例えばまぶしさや眼精疲労に関しては、自分の場合プリズムメガネや遠視メガネで緩和こそしますが、とてもまともに普通の仕事で働ける仕事ができるレベルではありません。

「これでは仕事をするまでにいたらないので、何とか働けるようにもっと改善していただきたいのですが」と言ったとしても、そこから先は「研究が進んでいないのでよく分からない」「何とか生活と折合いをつけて生きていってくださいね」と言われるだけです。

生活を折合いをつけろと言われても、この症状ではなかなか普通の場所での就労は難しく、だから家族に頼って何とか暮らしているのですが、それを訴えたとしても「折合いをつけて・・・」と言われるだけです。

 

実際に後遺症を負って分かることと言うのは、レーシックのクリニックがいくら「保障」を声高に叫んでいたとしても、要するに保障と言うのは、「現代の医学で範囲の治療を保障期間内しますよ」と言うことなんです(そうは言っても今訴えられているクリニックはドライアイに涙点プラグすら出してくれませんが)。

 

例えば、レーシックで仕事に支障をきたすほどの重度のドライアイになったとします。その場合にクリニックがしてくれる「保障」と言うのは、ソフトサンティアやヒアレインという目薬を保障期間出し続けることであり、仕事に復帰するまで責任を持って治してくれるということではありません。また、それが原因で休職しなければならない場合もありますが、少なくとも今訴えられているクリニックはその診断書を書いてほしいと患者から頼まれたときに断りました。

それから、PCモニターが通常の使い方で使えないくらい眼精疲労がひどくなったときにしてくれる治療は、サンコバなどの目薬を出して「仕事は控えめに」ということであって、眼精疲労そのものを治して仕事に復帰できるようにしてくれることではありません。

 

と言うか、ドライアイとか眼精疲労とか認めて治療してくれると言うのはまだマシなほうで、自分なんかは遠視が出ているのにメガネすら処方されず「原因は分かりません。」で追い返されたし、「手術は成功しています。様子を見ましょう」と言われて数年間経過する人もいます。

 

さらに、「あなたの精神がおかしい」と精神科への紹介状を書かれた人もいます。

体験談⑥ - lasikmutualjapan ページ!

 

 

 

少し調べたらすぐに分かると思うけど、現代医学において重度のドライアイを完全に治すとか、重度の眼精疲労を完全に治すと言う「銀の弾丸」は存在せず、あるのは主に対処両方です。

対処両方と言うのは要するに目薬や、目を休めることで、それ以外の治療法と言うのは確立されていません。

だから、レーシックでどんなにひどい眼精疲労やドライアイをわずらおうとも、治療されるのは現代医学の範囲までです。「生涯責任を持って付き合います」とレーシック医に言われた場合、それは「何か不具合があったら治るまで治療するから」と言う意味ではなく、「レーシック後からドライアイになって15分おきに目薬を差す生活になったら、一生目薬は出しますけど、今の医学ではそれ以上のことはできないんだよね」「重度の眼精疲労になったら、サンコバとかは出しますけど、それ以外はどうしようもないんだよね。何かあったら転職してね」と言うことだと思ってください。

 

よくレーシックをしない眼科医が「レーシックの目のことはよく分からない」と言ったりするのですが、そのレーシックの医者たちがやっている後遺症の研究には眼精疲労やドライアイ、まぶしさなど術後に患者が一番よく訴える不具合については、どうも個別に研究していないのが現状のように見えます。

 

レーシックのお医者さんたちは新しい技術の開発はひとまずもうどうでもいいです。某掲示板では新しい技術のリレックススマイルの患者さんが怒りの書き込みをしています。

detail.chiebukuro.yahoo.co.jp

 

それよりも今までに築いてきてしまったドライアイ、眼精疲労、まぶしさ、眼痛、眼位異常など、オーソドックスな不具合の山をなんとかしてください。