日本全国のORTのみなさーん!新宿近視クリニック(元SBC新宿クリニック)で働いてたORTはこんなこと考えてまーす!!⓶②
前回までのあらすじ。
本来は病院で目に障害のある人や斜視弱視の子供の訓練などの支援を目的に作られた資格「視能訓練士」。しかしレーシック系の病院に一発目に就職した視能訓練士は、斜視弱視の検査や障害の有無なんて一切関係なくルーティーンにオートレフなどを使いながら屈折の検査をするだけなので、難しい技能が身につかず、就職債のの病院から敬遠されることもあった。
しかし湘南美容外科系列、新宿sbcクリニック、現在の新宿近視クリニックに勤務する視能訓練士のみにどらさんは、そんな能力がいまいち身につかないレーシック系ortでも「大丈夫、お前らはもう勝ち組だぞ」と宣言する。その理由は…?
この記事は以下の記事の続編です。
、
別の記事でミニどらさんはこんな風に書いてます。
タイトル:ORTの給料
…
まずはだいたいの相場から。
・大学病院勤務のORT 手取り25万(役職で30万弱くらい)
・総合病院勤務のORT 手取り20万(役職で25万弱くらい)
・個人眼科勤務のORT 手取り25~30万(規模によって差がでる)
・レーシッククリニックのORT 手取り30~40万(役職は40万超え)
といった感じでわりと差がありますよね。
…ん?
ちょっと待ってください?
んん
レーシッククリニックのORTやばくないですか?
手取りで30万以上もらってますよ( ゚д゚)ポカーン
えぇ。そうなんです。
しかもこの額、なぜ幅をもたせたかというと、
ORT一年目の新卒でさえ30万もらえるからなんです。
もちろん三年目、四年目のORTは
昇給に応じてもっともらっています。
すごいですよね
当然クリニックによってはもっともらえるところ、
逆に30万に満たないところもありますが、
それでも圧倒的にレーシック系ORTの給料は他の病院に比べて高いんです。
まぁレーシック関係の求人を調べればすぐに
わかってしまうことなんですが、あえての暴露です!!笑
さぁ、、なぜでしょう。
なぜレーシック系のORTの給料は高いんでしょう。
こんなにもらっていいんですか?
いいんです!!(川平じえい風に)
これは完全なる僕の持論ですが、
はっきりとした理由があります。
普通の眼科の仕事というと
例えば
①視力検査をする ②視野(目の見える範囲)の検査をする
③ドライアイかどうかを調べる ④入院患者の眼の状態を調べる
⑤眼の疾患が進行していないかの定期検診
とまぁ、大きく分けてこんな感じになります。
つまり何が言いたいかというと
大学病院や総合病院では主に
『経過観察』が仕事なわけです
病院の経営は基本的には保険点数によって
左右されるところが大きく、
経過観察は非常に重要な役割を占めます。
ではレーシックについてはどうでしょうか。
ぼくたちレーシック系ORTは、
①レーシック可能かどうかの適応検査をする
②手術日の検査をする
③手術後の定期検診の検査をする
というのが仕事の内容になります。
さてここがポイントです。
“眼を検査する”という同じ仕事内容であるにも関わらず
上記したような給料の差がでるのはなぜなのか。
それは、ぼくたちレーシック系ORTの検査結果が、
直接オペに影響するからです。
当然のことながら、
手術の執刀医はドクター。
実際に手術を行っているのはレーザー。(機械。)
しかし、手術のデータを出しているのは、
ぼくたち検査員なんです。
「どの検査結果を手術に使うのか」
「果たしてこの眼は手術が可能な眼なのか」
最終的に判断するのはドクターですが
検査結果の重要性を考えると、ぼくたち検査員の責任は
とても大きいと僕は考えています。
【他の病院では、視力が1.0出ればもう十分。視野欠損が多少進んでもまた経過観察。
ある疾患外来では視力が全く出なくても問題なし。
「とりあえず経過を調べる検査」】
と、
【視力は見える最高のところまで。できるだけ正確なデータを出す。
疑わしい結果には期間をあけた再検査。
「本当の眼の状態を探る検査」】
では全然違うんです。
まぁストレートに言うと、
売上に直接関係しているかどうかって話です
「まぁストレートに言うと、売上に直接関係しているかどうかって話です」
業界の本音出たー!!!
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
こんなことから僕はレーシックに携わるORTの給料が高いのは
当然のことであり、最も「責任が問われる」ORTの職場
の一つだと考えています。
レーシックに携わっているORTの方々で
もし肩身の狭い思いをしている方がいるなら、
どうかこのブログで少しは楽になっていただけたらなと
思います。
そしてあわよくば、レーシック系ORTで、
一度飲み会でも開きたいものです
この考えにみなさんがどう感じるか
ぜひコメントを。
よろしくです
何度も書きますが、ミニどらさんは、前記事に登場した湘南メディカルクリニックを母体とする美容系レーシック病院、新宿近視クリニック(元SBC新宿近視クリニック)の視能訓練士さんです!!
大学病院みたいに難しい斜視、弱視の検査とかはしないから経験値足りず、大学病院みたいに術後経過も見ず、 だけど売り上げに直結してるから高い給料もらって当たり前!!
…こういう方が新宿近視クリニックで働いていらっしゃるんです。
そんなレーシックORTはさすがに技能が低いだけのことはあり、レーシック被害者の会も、レーシック系視能訓練士にきっちり検査されたのにもかかわらず、過矯正やら眼位異常で斜視手術になっちゃう人がわんさかです。
ちなみに私、ずいぶん前にこのブログをものすごい難しい症例ばかりが集まってくる旧帝大病院勤務の視能訓練士さんに読ませてあげたんですが、「この人恥ずかしくないのかねぇ~?」と何度も呟かれていたのが印象的でした。