LASIK術前術後に眼位検査とサイプレジンでの潜伏遠視の検査をしてほしい

元一部上場企業のOLがレーシック後遺症で失職、視覚障がい者になるブログです

過矯正の時限爆弾

レンコンが手術したクリニックでは、術後満足度を上げるために、わざと強めの矯正を行っていました。

強めに矯正すると、確かに手術直後の「良く見える」感はすごくなります。

でも、遠視気味に矯正されると、近くを見る作業で目は疲れるし、レンコンみたいに遠視の症状のひとつである「眩しさ=羞明」の症状が出ることもあります。羞明って言うか、もはやレンコンは目に強い光が入ると目が痛いです。目をつぶっていても眩しい時だってありますし。

 

ところで被害者の会に入ってくるレポートなんですけど、最近段々と形態を変えてきているような気がします。

 

昔は「手術の直後」から見え方がおかしかったり、めまい吐き気目の痛みなどがが発生するケースが多かったのですが、

現在多いのは、手術の後に数年快適な期間を経た後に発症、屈折検査をやって見たら遠視、まだ若いので老眼ではありえない、というケースが多くなってきているような気がするのです。

 

こういう人たちの症状が軽いわけではなく、皆様頭痛吐き気めまい肩こりの「過矯正フルコース」でもれなく地獄を味わっておられる印象です。

 

レンコンの友達の女子も、レーシックしてから数年は快適だったのですが、その後Iphoneすると頭痛吐き気のフルコースになり、薬剤使わない屈折検査だと遠視は全然出ないけど、弱めの遠視矯正メガネをかけて作業したらかなり楽になったという話もありました(この人はメガネで軽減したから本当にラッキーだったと思う。でも基本的に後遺症は悪化していくので、メガネで抑えられなくなるときもまたくるかもしれないけど・・・)。

 

こういう人たちを見るに、レーシックに関しては、矯正は基本「生涯を通じて遠視にならないように」すべきじゃないかと思います(そうガイドラインも書き換えてほしい)。

 

そしてより安全性を高めるために、サイプレジンまたはアトロピンを使った術前の屈折度数の検査もしっかりやってほしい。

「クリニックの評判を高めるために術後の満足度をあげる」というその目的だけのために、その人たちが長年安全に使ってきためがねやコンタクトなどの数値を無視すべきではないと思うんです。

レンコンなんていきなり3Dくらい上の度数で削られてましたよ。そんな度数、今まで一度も試したことなかったのに・・・。

 

でも、今大量に存在する

「大手美容系クリニックで術後満足度をあげるためだけに過矯正気味にされてしまった多くの人たち」

は、正直どうしようもないと思います。

この人たちは後遺症を発症したときにメガネコンタクト、遮光サングラス、涙点プラグ、そのため薬などで治療をしていくしかない。

 

今ポロポロその人たちの報告が入ってきているところだけれど、これからその人たちの年齢が上がって、調節力では支えきれなくなった時に、被害レポートの数はさらに増えていくのではないかと思います。

 

そうなった場合、多分ガイドライン違反の人たち(この人たちも結構多い)は訴訟ということになるだろうけど、最後の責任はいったい誰が取るんだろう?

 

そして治療はいったいどこがしてくれるんだろう?

 

最後に、レンコン、ホント不思議なんですが、これだけ過矯正の人がわんさかわんさかいるのに、安心レーシックネットワークでも大手美容系クリニックでもまだミドリン検査で完全矯正したりしてるんですよね。

 

ホント謎です。