アメリカの大手新聞紙ニューヨークタイムズでレーシックのリスクが大きく報道されました。
こんにちは!レンコンです。
レーシック難民の皆様、レーシックやICLに興味ある皆様、
いかにお過ごしでしょうか?
レンコンはGOOGLE検索結果読んでたら、「After Lasik ICL」という
キーワード発見してそっと閉じたところです。
読みたいような、読みたくないような…
でも、もしも読まれた方がいらっしゃったら、
どんなんだったか教えていただけると嬉しいです。
ちなみに、「LASIKの過矯正をICLで何とかしたい」という話は
レーシックの過矯正の被害者間で結構何度も出ている話題なんです。
しかし、メガネで何とか生存でき、斜視手術を控えた今、
最先端治療人柱をする気にはどうしてもなれないんですよね。
レーシックすると白内障手術も早まるらしいですしね。
近視に戻すならその時に戻せばいいかなと思います。
新しい手術で人柱にされるのは、もうたくさん。
日本の眼科医さんのアンケート(2018年3月の記事)も読みましたけど、
レーシックあんまりやりたいって人いませんよね。
どうしてあの人たちは自分ではあんまりやりたくないものを
他人に簡単にお勧めできるのだろう…
ちなみにICLにご興味がある方は、以下記事を書いてますのでお読みくださいね。
普通にこの失敗ブログの作者さんがどこで失敗されたかは
調べたらすぐわかると思いますよ。
個人的な気持ちとして、
ICLって神戸神奈川クリニックが「永久コンタクトレンズ」と宣伝してますが、
白内障になりやすくなり、かつ白内障になったら取り出さないといけないものが、
なぜ「永久」なのか、ご説明いただきたいところです。
さて、アメリカもつい最近(2018年6月11日)
ニューヨークタイムズでレーシックのリスク記事の
ものすごい長いものが出るなど、レーシックネタで盛り上がってるようです。
機械翻訳したニューヨークタイムズの記事のキャプチャを掲載しますね。
機械翻訳でも結構意味が分かりますから、レーシックの被害者さんは
読んでおいて損はないと思います。
冒頭の「視力は出てるけど物の見え方は3重状態」
「ひどいドライアイで30分ごとに目薬さしてる」なんて
「レーシック被害者あるある」だと思います。
ちょっと機械翻訳の内容を引用しますね。
ドライアイに関しては、術後3分の1がドライアイを発症するそうです。
このうちどれくらいの割合の方が、品川近視クリニックのドライアイ集団提訴班みたく
24時間アイスノン持ち歩きになってしまうのか気になりますね。
Lasik -6D前に健康な目をした人のほぼ半分が、手術後初めて視覚異常を発症したと、この試験で判明した。ほぼ3分の1がドライアイを発症し、深刻な不快感を引き起こす可能性のある合併症が初めて発生しました。
著者らは、「この手術を受ける前に、手術後に新たな視覚症状を発症する可能性について、適切にLASIK手術を受けている患者に相談すべきだ」と書いている。
合併症に関する正確な情報の欠如は、長期的な成果が判明する前に製造業者によってテストされ、しばしばFDAの承認を得ている多くの医療機器を悩ませている問題であるとワシントンの非営利団体国立健康センターのディアナ・ズッカーマン会長は語る。
「FDAは、ポストマーケット監視のより良い仕事を約束し続けているが、実際の改善の証拠はない」と彼女は語った。
Mさんの眼科医は、LASIKが最も安全な手術であると主張しています。最も安全な医療処置、期間、重篤な合併症は「非常にまれです」と言われています。
患者の視力は手術後に退行することがあり、時には眼鏡を使う必要があるかもしれないが、ある人は認めている。しかし、ほとんどのLASIK外科医は、大部分の患者が数か月以内にラミレス氏が苦しんでいたような痛み、ドライアイ、二重視力および他の視覚異常があることを主張している。
https://www.nytimes.com/2018/06/11/well/lasik-complications-vision.html
後遺症に関する記述もなかなか興味深いです。
FDA最新の研究では、「眩暈、ハロー、二重視力が一般的であり、全患者の50〜60%に影響を及ぼし、5%までは「非常に」または「非常に」迷惑であった。」というもので、
なかなかレーシック手術に踏み切るのに勇気がいる感じですよね。
確かに、国立眼科研究所と海軍屈折式手術センターで実施され、昨年発表されたFDAの新しい臨床試験は、ラシック前にドライアイや視覚異常を持たなかった人々が、これらの問題:手術後にドライアイが28%、手術後3ヶ月で45%が新たな視覚異常を訴えた。
しかし、試験の574人の参加者の多くは、手術前に視覚異常とドライアイを経験したと報告しており、この研究はLasikがこれらの問題の蔓延をわずかに減少させたと結論付けた。
しかし、手術3カ月後には、眩暈、ハロー、二重視力が一般的であり、全患者の50〜60%に影響を及ぼし、5%までは「非常に」または「非常に」迷惑であった。
6か月後でさえ、患者の約41%が視覚異常を報告しており、その症状は「多くの困難」または「それほど難しかったので、私の通常の活動のいくつかを行うことができない」と約2%そして、6カ月後の患者の4分の1は、軽度〜重度のドライアイがありました。
https://www.nytimes.com/2018/06/11/well/lasik-complications-vision.html
この記事は下の方に「角膜の神経を切ったことに関する疼痛」に関しても
少し述べてあるけど、残念ながらアメリカでも今のところ
特に治療法はないようです。
それにしてもアメリカだと銃がすぐ近くにあるから、
ドライアイなどで目の痛みに耐えきれないと発作的に
頭を吹き飛ばしちゃう方も少なからずいるみたいで、
それは少し恐ろしいと思いました。
ちなみに日本でもレーシック手術後の合併症に苦しみ、
自殺された方がいらっしゃいます。
実家に着き、母に「あの馬鹿は、何やってたの?」と聞くと、
「1週間分の睡眠薬を一気に飲んで死のうとしたみたい」と泣き気味に口を開いた。
(※手術前から睡眠薬を服用していた訳ではない。手術後、自殺をはかる為に病院で入手した模様)
私は、「死ぬ気もないくせに、このクソ馬鹿タレが!!」と、怒りに満ち、弟を呼んだ。
「お前、何しよるんか?何しよるんか、きちんと説明しろ!!」と叫んだ。
すると、弟は、ポツリと「生きていても仕方ないんかなぁ~と思って」とつぶやいた。
その後、何を話したのかあまり覚えていないが、突如、私は「そう言えば、レーシックはどうなったん?目は見える様になったん?」と聞いてみた。
弟は「見える様にはなった。見える様にはなったんだけど・・・」と話しだした。
以下、弟が口にしていた事を記す。
・右が2.0、左が1.0なので、見え方がおかしい⇒左右の視力が違うと言うのは、珍しい事ではないが、この差が一体どれぐらいの話なのかが全くイメージできなかった。
・左右の視力差はともかく、とにかく右目が見えすぎて気分が悪い⇒今まで目が悪かったのだから、そう思うだけではないのか?と思った
・明るいところにでると、全体的に白っぽくなって物が良く見えない。とにかく眩しい⇒全く理解できず
・暗いところになると、真っ暗闇のいるのかと思えるぐらいの暗さを感じる⇒全く理解できず。そりゃ暗いところは見えなくて当然だろと思ってしまった。
・遠くの物は見える様にはなったが、逆に近くの文字は見えないし、文字を読むのが辛い⇒手術したから老眼の兆候がはっきり出たんじゃないのか?と思った。
・とにかく手術前と物の見え方に違和感を感じる。色味とか何か変な気がする⇒手術したんだから、そのうち慣れるのではないか?と思った
・こんな眼で一生生きて行かなければならないと思うと死にたくなった⇒人間そう簡単に死ねるものではない。死にはしないと思ってしまった
両親、そして私も「こんな悩みを抱えていたのか……」と、初めてこの日、弟の悩みを知った。
私は「もう少し様子を見よう」と、弟に話し、その後、家に帰った。
この時、これが弟と話をする最後の日になろうとは思いもしなかった。
家に帰ったあと、ネットで「レーシック 後遺症」と検索してみると、弟が言っていた事が書かれてあって、ショックを受けた。
しかし、それでも日頃から弟の言う事を大袈裟に捉えていた私は、この時点においてもまだ「多少大袈裟に話しているんだろう」と思ってしまった。
この安易に考えてしまった事が、「すまなかった。気持を分かってやれなくてゴメン」と言う気持で押しつぶされそうになる。
ドライアイなどの目の痛みは半端ないので、
銃規制がなかったら、アメリカの被害者のように日本の被害者も
多くの方が銃で同じ道をたどってたんじゃないか…と
少し思ってしまうレンコンです。
でも、アメリカだと不適応者にリスク説明なしでレーシックした場合、
裁判で勝てば億取れるし、
レーシック被害を引き受ける弁護士さんも豊富なので
そこは日本より進んでいるかな?と思えるところですね。
私も法律相談所のライブチャットで一瞬相談したいなと思ってしまったけど、
ここは日本なので涙を呑みました。
日本のレーシック業界はだんだんと沈黙モードに入ってきましたけど、
眼科医のよく使用する表現を使うと「やっちまったもんは仕方ない」ので、
責任取っていただくように頑張ろうと思うレンコンなのでした。