7月1日、ウォールストリートジャーナルが角膜神経痛の記事を報道しました
ICL被害者のブログ「ICL手術で失敗しました」がなかなか表示されにくいのでウチのブログにリンク張っておきますね。
レーシックも最悪の手術だったけど、ICL手術に失敗されると一体どうなるのかわかるICL希望者は必見のブログです。
http://blog.livedoor.jp/maetel_m-icl/
さて、アメリカからまたレーシックのリスクのニュースが来ました。レーシック先進国のアメリカでは2018年末にFOXニュースのお天気キャスターがレーシック後に自殺されて以来、レーシックに関するリスク報道が相次いでいます。
アメリカで最近注目されているレーシックの後遺症は「角膜神経痛」。これはレーシックした後から角膜表面が何をしても痛い状態になってしまい、治らないという残念な後遺症です。
日本の眼科では「心因性」「不適応症候群」と判断され、精神科受診を勧められていましたが、レーシック先進国のアメリカではレーシック後の合併症として認められつつあり、ついに世界的な経済紙、ウォールストリートジャーナルの2019年7月1日付で記事が出ました。
https://www.wsj.com/articles/when-routine-eye-surgery-leads-to-debilitating-pain-11562008367
冒頭のみ翻訳ソフトの手を借りて翻訳いたします。
タイトル:日常的な眼手術が衰弱性疼痛につながる場合
まれに、レーシック手術や白内障手術の合併症により、患者さんの目にガラスの破片が入っているかのような感覚が残ることがあります。研究者らは神経障害性角膜痛として知られるこの疾患の治療に取り組んでいます。
Betsy McKay記述
2019年7月1日4:08 PM (米国東部標準時)
カイリー・パターソンさんはレーシック手術を受けた翌朝、右目に鋭い痛みを感じて目を覚ましました。彼女は顔の片側に鈍い痛みを感じました。
心配になったパターソンさんは、その後数週間の間に何度か外科医とかかりつけの眼科医を訪ねました。彼らは何度も彼女に、「全て正常に見える」と言ったと、彼女は言います。しかし、ほんの少しのこと、空気の流れや光線が、彼女の頭に耐えがたい痛みをもたらすのです。
「私は苦しんでいましたが誰も助けてくれませんでした」と33歳の精神保健カウンセラーは言いました。
https://www.wsj.com/articles/when-routine-eye-surgery-leads-to-debilitating-pain-11562008367
角膜神経痛のような症状で苦しんでいる方は日本のレーシック被害者にも多いので、アメリカの研究者が研究するという話は、明るいニュースかもしれませんね。
しかし、日本のレーシック研究者や、日本眼科学会はいったいどうするつもりなんでしょうね。
と言うのは、この類のレーシックの後遺症に関しては、10年くらい前から被害者が学会や眼科医に訴えていたのですが、彼らは心因性と決めつけたり、被害者の会のレポートを10年間ほど無視して被害を拡大させてきたので、もはや「未知の後遺症」と言う言葉では弁解の余地も効かないのではないかと思います。
レーシック先進国、アメリカのレーシック被害状況は、ますます盛り上がりを見せているようなので、日本のレーシック被害者もこれを見守りつつ裁判に勤しみたいと思います。