LASIK術前術後に眼位検査とサイプレジンでの潜伏遠視の検査をしてほしい

元一部上場企業のOLがレーシック後遺症で失職、視覚障がい者になるブログです

レーシック後遺症の始まり方と、その後待ち受ける罠

レンコンです。

最近どこかのブログの方がレーシックを受けてそれがニュースになっていました。

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buzz-plus.com

この方は手術を受けたばかりなので正直状況が全くわからないのですが、レンコンの記憶だと手術直後は多少ぼやけはあったものの、自分の今まで使っていためがねを病院のめがね捨てBOXに捨てちゃうくらいは見えていました。人によって違いがあるのかな?いずれにせよ釣りなら心配するのが正直馬鹿らしいのでこれ以上のコメントはしません。

しかし、この記事を読んで既にレーシックを受けてしまった皆様のために「後遺症発症時にはいったいどんなことが起こるのか?」ということを記述するのは役に立つ情報なのではないかと思ったので記述します。

 

レーシック後遺症に気がつく時期ですが、人によって様々です。

術後すぐから見え方の異常(赤っぽく見えたり、ゆがんで見えたりする)や吐き気などが発生する方もいます。

一方でレンコンみたいに段々おかしくなっていく人もいます。

そういう人の場合、いくつかの症例に合ったのは、まず寝起きのドライアイがとてもひどくなってくる、目が開かないくらいに・・・と言うものでした(ただレンコンはこれには当てはまりませんでした)。

 

レンコンの場合は、明らかに遠視気味に矯正されていたので、術後すぐはメガネコンタクトだったころよりも異常にはっきり見える視界になってました。でも最初からPCがなんだか眩しいとか、今まで使っていた古いブラウン管モニターを機材部に言って変更したくなるくらい、目が敏感になっているのがわかりました。そして目が猛烈に疲れ始め、1年たたないくらいのころからPC作業がまるで駄目になりました。

近視のときは一晩徹夜しても、寝れば治りましたが、レーシック後は一度目が痛くなると1週間はPC作業を中止しないと目の痛みが取れなくなり、PCの輝度を下げないと行けないので、カラーチェックなどの細かい色をチェックしなければならない仕事はまるで駄目になりました。資料は今まで全部モニターで確認していたのに、最後の方は全部プリントアウトする羽目になりました。

当たり前ですよね。レンコンの今かけてる遠視メガネは、100円ショップの一番強い老眼鏡の度数よりもまだ強いんです。これじゃPCなどの近見作業は目が疲れて当たり前です。

 

こんな風に後遺症はすぐ発症する人とそうでない人がいるんですが、症状の重さに関してはどちらの方がひどいとも言い切れないんです。

 

どちらの人も最悪レベルに達した方は寝たきりレベルまで行ってしまいます。反対に最初から後遺症に苦しむ羽目になっても、仕事で大変な思いをしながら頑張る人もいます。

 

レンコンもオールPCのIT系の会社じゃなかったら、もしかして別の部署に移動すればやっていけたのかなあ、とも思って色々相談してみたりもしたけど、難しい感じでした。

 

それより重要なのは、レーシック難民をその後も待ち受ける色々な脅威についてです。

 

まず、第一に再手術の誘惑があります。

これはレンコンも考えたことがあります。だけど、考えているうちに、被害者の会でレンコンより先に再手術を考えて受けた患者さんが前よりもっと悪くなったり、それに対して再手術をしたクリニックが「もともと手術した○○クリニックが悪いんだ」と言ったりとか(どうでもいいクリニックではなく、TV に出演して最高の技術をアピールしているような有名な病院)、再手術に失敗して患者に詰め寄られた大手クリニックの医者が人知れずクリニックを辞めて逃亡し、患者さんが泣き寝入りしている現状を見て、この道はやめようと決意しました。

それに、大学病院とかで斜視弱視や角膜厚などを考慮に入れて検討すると、そういうところでは「再手術は危険性が高いのでお勧めできない」と言われるのです。

 

第二に、薬物中毒の脅威があります。

レンコンも目が痛いときは本当にありえないくらい痛くて、話しかけてくる人全員に「今目が痛いから一人にしといて!!」と叫びたい衝動に駆られます。それくらい痛いです。

そんな痛みを和らげるために、病院からは以前も書いたリボトリールやデバスなどの薬が処方されます

 

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lasikganni.hatenablog.com

 

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http://medical.mt-pharma.co.jp/di/file/if/f_dep.pdf

 

これらの薬を処方するときに、依存に対する説明が無いので依存状態になる患者さんもいるんですよね。

 

患者さんになってしまった方たちは、レーシックの後遺症で苦しむばかりでなくこれらのわなにも引っかからないように注意する必要があるのです。