LASIK術前術後に眼位検査とサイプレジンでの潜伏遠視の検査をしてほしい

元一部上場企業のOLがレーシック後遺症で失職、視覚障がい者になるブログです

レーシック難民残酷話① 後遺症研究が全然進まないワケ

こんにちは!レンコンです。

8月ももう終わりかけですね。

先日の記事では、東京、井上眼科の若倉先生に助けを求め、

診察を受けたレーシック難民さんの体験を淡々と書かせていただきました。

lasikganni.hatenablog.com

 

井上眼科が最近行った市民講座「屈折矯正手術を受けた医師たち」に触れた記事はこちら。

 

このイベント、最初は美容系のレーシックのクリニック、

神戸神奈川アイクリニックの北澤医師も参加予定だったのに

結局やめたようです。

井上眼科のグループは、美容系と仲良しなんでしょうか?

※2020年1月7日追記

 神戸神奈川アイクリニックは2019年8月に患者に何の事前通告もなく閉院しました。

 

 

さて、本題に入ります。

井上眼科に限らずですが、レーシックの被害者さんは、

とにかく治りたいからそれはそれはいろんな眼科に

かかってらっしゃるんですよ。 

 

それも、

適当な眼科じゃなく「レーシックの専門家」

「名医」と呼ばれるお医者さんのところに、

わざわざ飛行機やホテルなど使い、数百万円かけ

通っていらっしゃいます。

 

 

例えば「北海道⇔東京」なんていうのもザラですよ(*δωδ*)

受けた時、学生とかだとお金がないので、親御さんが治療費を

負担されるんですよ。子供に治ってほしい一心で!

 

だけど、皆さん

ぜーんぜん治らないんですよねぇ~

【絶】||||(ili′Д`)||||【望】

 

 

じゃ、なんで治らないかというと、

セカンドオピニオンの中身が、

こんな感じだからだと思います。

 

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参考までに

慶応大学のレーシックセカンドオピニオン代は

約2万6千円也(2009年)。(''Д'')

 

 

後遺症で経済活動が苦しい中、お金払ってるんだけど、レーシック眼科では

「屈折検査?

紹介してくれた眼科でもうやってるから

しなくていいでしょ?」

って感じで~す。

 

 

こういうことって「すっごく多い」ので

レーシック推進派の名医と呼ばれる輩どもは、もしかして

自らの本業が「眼科医」であることを

もしやお忘れになっていらっしゃるのでは!?

((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

と思っています

 

 

私たちレーシック難民は、レンコンももちろんもそうですが、

レーシック後に生じた歯科医のぼやけだの、羞明だの、

眼位異常よって生じる目の周りの痛みだの、

フラップ作成の時に神経ぶった切られたことによって生じた

ドライアイだの角膜神経痛だのを「治療してもらうため」

に眼科に行ってます。

 

 

検査すればいろいろ出てくるので、コンタクトで治療するだの、

目が痛すぎるときは就寝時にミドリンのお世話になるだの対応も

できるではないですか?

 

  

何度も言いますけど、

私たちレーシック難民は「検査」と「治療」を

していただきたく、眼科医にお金を払っています

でも、なんか勘違いされてるとしか思えない…。

 

  

レーシックしているお医者様たちも、10分ー20分しか

診察してないのに、数万取りますよね。

確かにセカンドオピニオンは自費。

しかしそれならば余計にちゃんと

検査してもらいたい。

高い交通費かけて、レーシックに詳しい(らしい)

眼科を探し、藁にも縋る思いで行くんですから。

 

ああ、それなのに…

 

セカンドオピニオンの診察は、

この漫画そのまんまな感じ

なんですよ~。

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 「眼科ビッグネームの俺(私)と会えるんだぜ?

数万くらい安いもんだろが?」

…とでも思われているのだろうか?拝観料ってやつ?

 

 

私たちレーシック難民は別に

「有名人に会ってありがたいお言葉聞きた~い!」

とか

「こんなダメな私にカツ入れて!!」

などの目的で眼科に行っておりません…。

 

 

レーシック後に見え方がおかしくなったり、

羞明でPC使えなくなって失業しそうだから、

ドライアイで目が焼けるように痛いから

来てるんですが…

 

 

ちなみに、レーシック後におかしくなった見え方(視界のぼやけ)は

こんな感じですよ( ;∀;)

 

 

文字が読めなくなるので症状について調べることすらできなくなります。

上の2つの画像は以下URLより引用

「見え方の質」の低下 - lasikmutualjapan ページ!

 

 

こんな見え方になったから、わざわざ地方からウン万円かけて

飛行機に乗って、すがる思いで診察受けに来るのにこの対応。

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仏像じゃないし拝観料払いに来たわけじゃないんですけど…

 

 

そんな感じで、レーシックの後遺症研究が進まないのは

こういう理由なんですよ~

 

 

 

 

 

診療情報① 井上眼科 若倉医師 &若倉医師のヨミドクター記事

診察情報」

読売新聞の医療記事、ヨミドクターに2017年8月17日付で、東京、井上眼科の若倉医師のレーシック被害に関するの記事が掲載されています。

まだお読みでないレーシック希望の方や、レーシックの被害者さんのために引用いたします。

yomidr.yomiuri.co.jp

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以下全文引用です。

 「第11回 心療眼科研究会」の特別講演では、武蔵野中央病院院長の牧野英一郎氏が「心のケアは体とアートに包んで」という題で特別講演をしました。牧野氏は、医学部卒業後、芸大音楽学部にも学んだ精神科医としては異色の経歴を持ち、バイオリンを弾きながらの講演でした。このスタイルで、病院内だけでなく、被災地などにも出かけて「アートで心を包む」活動を続けています。

          ◇

 今回は、「レーシック難民」を取り上げます。

 レーシックとは角膜をコンピューターの計算通りに削って、屈折状態を変更する手術のことです。日常生活での眼鏡やコンタクトレンズでの矯正が不要になる利点があり、近視の強い人が手術を受けるケースが大半です。

 レーシックの術後不適応に悩む人を意味する「レーシック難民」という言葉は、むろん医学用語ではなく、いわゆるネット用語です。ここで、2010年に銀座で起きた、集団術後感染をまず思い起こされる方もおられるでしょう。

 これは不適切な手術及び術後管理が原因の例外的事件ですが、これを契機に世界の 趨勢すうせい とは異なり、日本のレーシック手術数は減少の一途を 辿たど っています。

 吉野健一氏(吉野眼科クリニック)は自身が手術を行った1241例を対象にして、「屈折矯正手術と心療眼科」と題した発表を行いました。

 対象の約95%は「この手術を他人にも推奨したい」と思うほど、高い満足度があったのですが、問題は残りの5%です。

 不満足因子のトップ3は、「過矯正」「眼痛」「ドライアイ」ということでした。

 手術は通常強い近視を、ごく弱い近視か、正視(近視でも遠視でもないゼロの状態)にすることが目的ですが、結果として目標より遠視側に傾いた場合を過矯正といいます。この場合、遠方はよく見えますが、近方にピントが合いにくくなります。

 強度近視の方々は、遠方視は不都合でも、近くは、見る対象物を適切な距離に置けば、眼鏡なしにピントが合うので、そのメリットを享受する日常生活を知らず知らずに送っています。屈折矯正手術を受けると、ものを見る条件や環境に変化が生じ、とくに過矯正になると先述のメリットが失われます。

 術後不適応は、白内障手術をはじめ、ほかの眼科手術後にも出現しうるものであり、決してレーシックだけの特別な問題ではないと考えられます。

 過矯正は白内障手術でも問題視されることはありますが、他の「眼痛」「ドライアイ」をどう考えればよいのでしょうか。

 ここは、おそらく心療眼科の出番です。

 不適応になりうる潜在因子や異常が術前から存在していて、それが手術、つまり視覚環境の大きな変化というイベントを契機に表面化し、その結果、眼痛や乾燥感が出てきたという観点で検討すると、不満足の原因に近づき、場合によって治療や、より広い視点に立った対応法を提案できるかもしれないからです。(若倉雅登 井上眼科病院名誉院長) 

https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20170816-OYTET50031/

 なお、この記事で引用されている吉野眼科の心療眼科での発表に、レーシック難民を救う会は一切関与していないことを付け加えておきます。

 

上の記事を執筆した若倉先生に、実際診察を受けたレーシック難民さんから情報提供いただきましたので掲載いたします。

情報提供いただいた方、本当に感謝します。

 

診療情報


受診した病院、医師:

井上眼科 若倉医師

 

診察を受けた時期:

2009年頃

 

診察費:
保険外料金が1万円
保険内の検査で2480円
合計12480円

 

治療科の名前:

特別外来

 

井上眼科の若倉医師を受信した理由:
レーシックで被害にあい、吐き気頭痛が生じたり、色の濃さがよくわからなくなったり、飛蚊症で空を見上げるとゴミが30個ほどウヨウヨするなど見え方がおかしくなった。

 

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レーシック難民を救う会 「見え方の質の低下」より画像引用

レーシック手術における見え方の質の低下と視力の種類について - lasikmutualjapan ページ!

 


若倉医師の「目は快適でなくてはいけない」という著作で「見え方の質」について触れていたのを読み、このお医者さまならレーシック後に起こった見え方の劣化や酷い頭痛や吐き気について治療してくれるのではないかという期待を持った。

井上眼科での診察時間:実際の若倉医師の診察は10分程度であり、その前に一通り検査が行われる。

 

 

診察の内容:
レーシック術後から発生した頭痛・吐き気・眼痛・羞明見え方の変化などについて、若倉医師に伝えた。

若倉医師からは、内科から処方された「デパスを飲むのを止めるように指示された。
そして「何かあったら来なさい」と言われた。

 

提案されたり施行された治療:特になし

 

薬の処方:特になし

その後の経過:>井上眼科の診察の後、慶應病院セカンドオピニオンを受診。
負担率100%で治療や薬などは特に無く、診察費は26670円であった。

 

その後、別の病院で遠視を矯正する手術を受け、近視度数に戻すことで、眼痛・頭痛・吐き気・羞明は症状がかなり改善する。


しかし、レーシック後に生じた飛蚊症や色の濃淡がよく分からない感じは治っていない。

 

 

感想:
レーシック後遺症は心の問題ではないから、具体的な治療が必要ではないかと思います。
それは自分のように、もともと強度近視だったのにレーシックで過矯正になり遠視を近にされたのを、再手術で近視にもどすとか、そういう外科的な領域においてという意味です。


今回、ヨミドクターの記事を読んで思いましたが、若倉先生はレーシック患者について言及するなら、若倉医師の元を訊ねてきた患者で、どのように対処して、改善した人はいたのかにも触れていただければと感じました。

 


以上になります。

過矯正+眼位異常のセットをレーシック医にも処方してあげたい

レーシック難民の皆様、レーシックをはじめとする屈折矯正手術にまだご興味がある命知らずの皆様、こんにちは!
東京大学名誉教授が務める眼科専門医しかいないクリニックでそんなにケチった覚えもなくレーシックを受けたのに、過矯正ガイドライン違反患者になって失職したレンコンです!!


今日は症状について書きます。


過矯正になると、近くを見ると目が霞むのは当たり前のことなんだけど、年齢上、調節力は有ります(レーシック被害にあってる人は、20代がが多いから、最盛期の2006-10年辺りに受けた人はまだ30代)。
しかし無理して調節して見ようとするから猛烈な頭痛に襲われるんですよね。
そんで、眼鏡かけようにもレーシック術後眼位異常がすごすぎて、メガネに組み込めるプリズム量ではもはや対処不能という…


大体、遠視の眼鏡やコンタクトしても、調節と輻輳が連動してるから、眼位異常が余計顕在化するじゃないですか?だから過矯正+眼位異常の患者の痛みは2択で



①中程度遠視のせいで無理に調節しようとして目がめっちゃ痛い
②眼鏡かコンタクトだか使って中程度遠視を矯正して楽になろうとすると、目を寄せる力が緩むので眼位異常が増大して顔がひねられる痛みでめっちゃ痛い


要するに「遠視のせいで目や頭が痛い」か、「眼位異常のせいで目の奥と目の周りが痛い」の2択なんですよ~。
この痛みの間を綱渡りして、日々生活を送ってるわけですよ。
あ、これに羞明の苦しみがあることも付け加えておきますね。蛍光灯、LEDは目が痛くなり、せっかく就職しても照明のせいで退職される方もおられますよ!


レーシック後の眼位変化ってすごいですよ?周りの被害者さんにお話をちょっと伺ったところでは、皆プリズムレンズのお世話になってて15-25プリズムとかも普通におありですよ。
ここまで行くと、眼鏡に組み込めないから皆見えにくいの我慢してフレネル膜のお世話になったり、我慢しきれなくて手術受けたりされています。


しかも上下にもズレが大きいと地獄ですよ?なぜなら横方向は機能的に寄せられるから比較的マシだけど、縦方向のズレを修正するのって目の構造上難しいですからね!!


レーシックの関係者さんたちも、レーシックで 中程度遠視にしてから 外科手術で縦に10プリズムくらいずれてみてはいかがでしょう?まぁ中程度遠視にされた時点で私達みたいに眼位が勝手に崩壊していくかもしれませんけどね!!


そんなわけで、脳天気にも「過矯正メガネで治りましゅ!!( ー`дー´)キリッ」って述べてくるレーシック医を見ると、「てめえ、死ねや」と思う一方、せめて「片目閉じて独眼竜政宗みたいにすればどんなにレーシック術後眼位異常で死んでも眼鏡かけられます!!( ー`дー´)キリッ」って術前に言ってくれればいいのにと思います。だってこのブログもそうやって書いてんだもんね。


レーシック医のよく言う「メガネでなんとかなりましゅ!!」って事実ではないです。
「眼鏡やコンタクトつけて片眼閉じれば楽になりましゅ!!でも羞明はなんともなりましぇん!!( ・ิω・ิ)!!」「レーシック専門の僕らには眼位異常が発症した場合の知識がまるでありましぇん( ・ิω・ิ)!!」の方が事実なので、レーシック受ける前の人みんなに言えや、と思います。

その時は実例として、私達が一体どんな見た目で、どんな生活強いられてるか美容系や安心レーシックネットワークをはじめとするレーシック大好き病院で実演のバイトしてあげますよ!!レンコンなんて、ショッピングモールに行った時はLEDが眩しすぎて目が痛すぎて、家族に手を引いてもらって歩くときも有りますよ!!


ほんと、レーシックしてから遠視矯正のコンタクトの上から眼位修正用の眼鏡かけて、それだと羞明の問題がまだ残ってるから、更に黄斑変性用のサングラスするようになるとは思わんかったですわ!!更にここまでやってもまだ光る画面が見れないからテレビも見れないし映画館にもいけないことを付け加えておきますね!

レーシック後遺症 角膜神経痛特集!!

日本全国のレーシック被害者の皆さん、奇特にもこの状況でレーシック(フェイキック、リレックス、レクスト、ウェーブフロント、カスタム、その他屈折矯正手術含む)をご希望の皆さん、お元気ですか?眼科専門医によるレーシックだったのにインフォームドコンセントゼロで、不適応だったのになぜかレーシックされちゃったレンコンです!


つい最近のニュースです。2017年7月30日にこんなイベントがあったみたいです。
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「レーシックを受けた医師たち」
高速ネットワーク医療云々って書いてあるけど、やってるのは安心レーシックネットワークに入ってる病院ですね。
こーんな立派なポスターまで作るとは、お金はあるんですねー。


冒頭のお医者さんが「自身は目が良い。自身の考えとして、レーシック難民の会等が有るし、メガネやコンタクトが使える人は、基本手術すべきでないという考えだが、実際に手術した医師について、それぞれ発表してもらう」とレーシックとかラゼックとかフェイキック受けたお医者さんが出てきて「自分は屈折矯正手術受けたけど不具合特に感じてませんよー」と発表する内容だったそうです。


なんというか、
お医者さんは内情知ってるから過矯正気味に削ったり、ガイドライン違反だったらそのことを前もって知れて手術受けなくていいからいいですね!
( ・∀・)イイ!!


被害者の会には相変わらず安心レーシックネットワークと美容系の被害者が来てますよ。最近レーシックする人がガックリ減っちゃったから、瞳孔径大きいとか「何でこの人に事前説明無く屈折矯正手術するの?」って人が多いですわ。ガイドライン違反でも予告無く手術しちゃってますからねー。


こんな公開講座行ってるくらいだったら、ご所属されてる安心レーシックネットワークの被害者だけでも治してさしあげてはいかがでしょう?って個人的には思います。そして、そもそも適応外の人を手術したり、おかしな失敗をやらかしたクリニックに調査を入れて、クロだったら安心レーシックネットワークから除名したらいかがでしょう?
自分が過矯正にした被害者に診察拒否したり、ガイドライン破って13Dまで削ってたので有名な南青山アイクリニックとか真っ先に除名していただきたいものですわ。
lasikganni.hatenablog.com
lasikganni.hatenablog.com


その一方でこの「レーシックを受けた医師たち」のセミナーでは老眼レーシックや白内障用の多焦点レンズに関する意見は正直に話されていて、そこは良かったみたいですが。


要するに「老眼レーシックも多焦点眼内レンズもおすすめせんわ~」って結論ですね。


儲かる自由診療の暗黒面を、患者を食い物にしたくてたまらない眼科医が正直に言う事って滅多にないです。
そういう意味では、このお医者さんたちはまだマシなのかも。
彼ら眼科専門医は、角膜に炎症起こって抜去続出のクソ老眼治療「アキュフォーカス」でも「私自身が義母に施術して大満足!!」、多焦点は「妻が大満足!!」と薦めてきますから。自分は絶対やらないところがポイントだけれども。


そんな訳で「レーシックを受けた医師たち」のセミナーに出たお医者さん達の、他焦点レンズや老眼治療に対する「おすすめできない」「私はコメントしたくない」結論は正直でとても良いと思いました。


このブログを読んでいる方が、もしも多焦点レンズや老眼レーシックお考えなら、人体実験段階の老眼レーシックはまず候補から外しましょう。

老眼レーシックはホント出たての技術で、やってる医者も「うーん、こう削ったらよく見えんじゃね?」って段階ですから。「実験段階ならまず自分で試せや?」って思いますけど、視覚障害者になるのは嫌だから彼らそうしないんですよね。しかも開業医レベルでやってるので失敗した時の治療とか、研究とかそういうことは無いし、そもそも出来ません。一匹目のラット(有料)になるのは普通嫌ですよね?


自由診療に鼻息が荒いクリニックは、こういう実験メニューほど「私が開発した技術です」誇らしげに宣伝してくるので、近寄らないのが無難です。
週刊文春に載ってる最新治療の記事も、よく見たら「記事広告」って小さい字で書いてありますから見逃さないでくださいね。


多焦点レンズご希望の方は、同じ原理の多焦点コンタクトレンズで見え方を確認し、すっきりしない見え方に、ご自分が「これでもいい」と思われるなら手術されるのが良いと思います。その確認なしに受ける手術ではないです。


そして乱視の強い人は多焦点レンズをするとひどい見え方になるので、そもそも多焦点を諦めましょう。乱視が強いのに多焦点レンズを入れてしまうと、耐え難い見え方になり、「多焦点レンズ難民」と読んでもおかしくない状態の患者さんが多くおられるようです。

www.entani.com
www.entani.com



こんな感じで本当はデメリットやリスクに関して重要な前置きがある老眼治療ですのに、現状ちょっと検索すれば、バラ色のことばかり書いた老眼治療の広告が踊っています。

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こういう「レーシックは安全よ!!」「フェイキックは安全よ!!」「多焦点レンズは安全よ!!」「老眼レーシックはいいよ~」の公告見る度、毎度毎度疑問なのですが、
いつから眼科は有料人体実験場に変わってしまったんでしょうね?
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル


「お勧めしませんわ~」「多焦点レンズで満足されるのは他焦点コンタクト使ってた人」って言うなら、そもそも「多焦点レンズでのリスク情報」こそを大々的に情報発信すべきでは?眼科医の大好きなお金にはなんないですけれども(爆)。


レストランのまずいメニューだったら「不味かったね」で済むけど、医療行為はそうじゃないですよね?人の体にメス入れて、場合によってはそれでその人の人生がめちゃめちゃになるものに対して、本音では「お勧めしませんわ~」なのに、眼科によっては「近くも遠くもよく見えまーす!」「お孫さんに絵本を読んであげられます!!」なんてバンバン宣伝しちゃって、失敗された人に詰め寄られたら「満足する患者さんもいる」とか「お金は勘弁して」ってほんとに酷い料理屋のほうがずっとマシ。


レーシック手術でも、被害者が南青山アイクリニックの戸田先生に「こんなに被害者がでてるのにどうしてレーシックやってるんですか?」って尋ねたら、「ほとんどは成功するから」って答えたそうだけど、後遺症出た人に何の研究もしてないのに「ほとんどは満足するから」ってリスク説明せずに超軽度近視に手術して、過矯正にした挙句患者に弁護士雇って診察拒否のやめてほしいですよね。自分はレーシックで削るだけ削ってウン十万円も取ったら、後は後遺症患者なんて放り捨てて、苦しみを訴えてきたら弁護士に対応させりゃいいんだから儲かりますよね!


こういうの本当だったら日本眼科学会が取り締まるべきじゃない?って思うのですが、悲しいかな日本眼科学会も医は仁術じゃなくて、お金の原理で動いているんですよねー。どんなに眼科医として必要な知識でも、保険点数が低かったらどんどん学習すべき項目から外されていったから、屈折矯正医はあんなに屈折検査がヘボくて、レーシック手術で遠視気味に削っちゃって過矯正と眼位異常の被害者出しまくりなんですよねー。
そのヘボがレーシック下火になったのに焦ってやる老眼レーシックと多焦点レンズなので余計恐ろしいんですが…。


なんかほんとにもう、眼科に関しては
「眼科医を見たら詐欺師と思え」
「医者を見たら治療費でクルーザーや外車を買いたいと思ってると思え」
って言うのが適切な状態なんじゃないですかね?


だって実際医学生対象の眼科サマーキャンプでも、レーシック推進派の先生が収益の話をしながら眼科勝ち組宣言! (゜∀。)ワヒャヒャヒャヒャヒャヒャ されていたみたいですしねー


他人の人生破壊して買うクルーザーはさぞかし楽しいでしょうねー。
( ・∀・)イイ!!


さて前置きが長くなりましたが、今日は角膜神経痛について記事を書きます。残念ながら治療法については何も書けないんだけれども。


いつものことながら情報提供してくださった患者さん方、本当にありがとうございます!!


以下、概要を書きます。


■症状の名前
 角膜神経痛

■症状

  • 24時間、寝ている時も目をつぶっている時も、常に目の表面がシャンプーやお酢を入れられたように、ヒリヒリ・チクチク痛む。
  • エアコンなどの風が当たると余計に痛みを感じる方もいる。
  • レーシック後遺症の治療では過矯正や不正乱視やエクタジアの治療でコンタクトレンズが使用されるが、角膜神経痛になるとコンタクトレンズを使用するとますます痛みが悪化し、コンタクトを使うことが難しくなる。
  • 痛みを和らげるにベノキシールなどの麻酔薬を直接点眼するという方もいる。


※ベノキシールには「頻回に点眼すると角膜障害治癒が遅延し、角膜上皮障害が出現する場合があるので鎮痛目的には使用しません」と専門書(眼科ケア2006 患者指導に役立つ眼科の薬まるわかりブック P175)に掲載されています。添付文書や医師の説明をよく聞いてリスクについて調査しましょう!!


■角膜神経痛を発症する経緯
レーシックで1回目の手術を受けた後から発生。再手術以降に発症する方もいる。


■被害者の状況

  • 手術をした後から角膜表面に激しい痛みが発生する。施術クリニックで痛みを訴えても、角膜表面上に特に異常が見つからないため、「様子を見ましょう」と言われ続けることが多い。
  • 痛みが収まらないので患者もクリニックもドライアイだと考え、ドライアイの治療が多数行われるが、ヒアレイン、ジクアス、眼軟膏、マイボーム線治療、涙点プラグ、自己血清点眼と治療が進み、角膜が潤っている状態になっても痛みが収まらないので、次第に「何か別の症状では?」と考えるようになる。
  • 痛みのせいで眠れなくなる患者もおり、睡眠薬やアルコールを使って寝ている。
  • 被害者は眼科だけでなくMRIを撮ったりペインクリニックを訪ねたりしているが、現在のところ治療法はない。


■被害を受けた人の声

  • 角膜表面上が24時間痛いのに、角膜表面上には異常はないので深刻さが伝わらず困っている。痛みのせいで眠るなど日常生活にも支障をきたしているのに、治療を求めて訪れた慶應病院で「神経質な患者」と言われたこともある。
  • 「あなたが術後ちゃんと定期検査とかゴーグルとかしていなかったからこんなことになったんだ」と罵られることもあるが、痛みのせいで定期検査以外にも診てもらいに行ったくらいだし、ゴーグルや術後の点眼などもきちんと行っていた。
  • 精神科の薬を処方されることもあるが、精神科の薬だと少し痛みが和らいでも全身の倦怠感が発生する。一番効くのはベノキシールなどの表面麻酔の目薬。
  • 拒絶反応や乱視など角膜移植のリスクはわかっているが、痛みが収まらないと日常生活も困難なので、角膜移植対象にして欲しいと考えている患者も存在する。

そんな感じでしょうか…
付け加えておくと、レンコンは角膜移植はやっぱりリスク大きすぎると考えていて、だからこそ「移植まで行かなくても済む治療法を開発してくれよ」と思ってます。


この症状でヨロヨロしている患者さんを結構知ってるけれども、「角膜表面上に特に異常がない=お医者さんから単に神経質だと思われる」っていうのがとても辛い症状だと思います。不正乱視とか角膜濁ってるとかエクタジアだったら、トポグラフィー見たらわかるので「治療しましょう」となる。だけど角膜神経痛は痛いだけで角膜表面上は綺麗だから。治療や検査すらしてもらえず追い返されてしまうのです。

この患者さんみたいに、最後の望みをかけてレーシック推進派の総本山である慶應病院まで高いお金を払っていったとしても、慶應病院の医者の「神経質」の一言で済まされ、セカンドオピニオンのウン万円だけが飛んでいくのは悲惨過ぎる。


実際この症状で悩んでいる患者さん知ってるけど、まず職場が残業山盛りとかで過酷すぎて「神経質だったら退職してるだろうよ」って状態で働き続けている方なのに、レーシック推進派クリニックに行くと、何故か神経質な患者呼ばわりされて終了してしまうんですよね。


レーシックってすごく新しい手術だけど、その背景を考えると、とにかく儲けたい眼科開業医が宣伝合戦して育ててきた手術で、レーシックの暗黒面を知ってしまった大学病院は、さっさと撤退してしまった(北里とかがまさにそう)から、「後遺症研究なき手術」になってしまっているんですよね。
しかも最近患者が減ってしまい、不適応患者も手術しないと採算が取れないみたいで「リスクに関するインフォームドコンセントなき手術」にもなってることを付け加えておきますね!


角膜神経痛その他のレーシックならではの後遺症を背負ってしまった患者さんをきちんと研究していただきたいのはもちろんですが、その温床となった「儲けのためには有料人体実験すら悪いと思わない、クルーザーや外車にとっても弱い、眼科の壊れた倫理観と、基礎的知識と研究意欲の貧困さと、実際後遺症治療出来ず無能なのに無駄に高いプライド」をなんとかしていただきたいものだなぁと、心の底から思います。


てか健康な人を障害者にするような治療を良心の呵責無くやるようだったら、もう医者じゃない職業やったほうが、ぶっちゃけ良くね?北極でプラゴミ拾いになるとか、シベリアで開拓民やるとか、とにかく人を傷つける恐れがない職業でお願いしまーす。


まぁ、健康な人は眼科には近寄らないのが一番ですよ!!白内障の手術受けるときとかも、10個くらい病院を回って、白内障手術した方の話を30個くらい読んで(クラウドワークスとかランサーズで募集されている「成功体験談のみ求む!!」みたいなやつじゃなくて、身内で紹介券配ってない眼科で受けた人を探してください)眼科というものがどういうものなのかよーく勉強なさるがよろしかろうと思います。

品川近視クリニックは2017年8月現在で平気でガイドラインを破ります!

被害者の皆さん、レーシックをまだご希望されている皆さん、こんにちは。
レーシックガイドライン違反で削られて、後遺症で失職させられたレンコンです。

さて、またしても品川近視クリニックの新しい情報が入ってきました。提供してくださった方、どうもありがとうございます!!

レーシックのガイドライン違反で被害者から集団提訴されているクリニックといえば、品川近視クリニックですが、そんな品川近視クリニックは2017年現在の今でもガイドラインを破っていたんです。

下記知恵袋をお読みください。何と-12Dの強度近視の人にレーシックしようとしているんです。


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タイトル:本日品川近視クリニックでレーシックの適応検査を受けて来ま... - Yahoo!知恵袋

本日品川近視クリニックでレーシックの適応検査を受けて来ました。
希望としては15万円、無理だと27万円のをするつもりでしたが近視がマイナス12のかなりの極度近視(少し乱視も入ってるみたいでした)なので角膜強じん法では無いと出来ないと言われました。
この方がいい、では無くてこれでなければいけないと。

その金額トータル56万円(割引込み)で驚きました。10年前はここまでの極度の近視はレーシック自体受けれなかったけど、高額になるがこの角膜強じん法で今では出来るようになったと。そう言われてみればやるべきなのかなと思ったのですが、いろいろなブログや知恵袋を見ると集団訴訟や無理な高額の提示など良いアドバイスを聞かなかったので今回はキャンセルしました。
角膜の厚さは平均なのに、なぜ、、、と疑問が残りました。

では、私のような極度の近視で(角膜の厚さは平均)レーシック受ける方は品川近視クリニックのように角膜強じん法をしてるクリニックでないと出来ないということになりますね?私のような極度の近視の方で品川近視クリニック以外で手術した方いますか?また、品川近視クリニックで角膜強じん法で50万超えのレーシック受けた方いますか?
明日、神戸レイクリニックで適応検査を受ける事にしました。
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10177696990?__ysp=44Os44O844K344OD44Kv


品川近視クリニックって集団提訴されたり、取引価格の二重表示で公正取引委員会に注意されたり、黄色いカッティングシート貼っただけの機械を最新機器と宣伝した品川エディションを週刊文春に取り上げられたり、過矯正をいっぱい出してそれも週刊文春に載ったり、アベリーノ検査で患者からしっかり金をとってるのに結果を教えなかったり(違法)これでもかこれでもかとネタがあるのに、まだ話題を生産したいんだなぁ-。

ガイドライン違反で集団提訴された品川近視クリニック!!
www.huffingtonpost.jp

黄色いカッティングシート張っただけのマシンを品川エディションと称して値段を釣り上げていた品川近視クリニック!!
brog.keiten.net


公正取引委員会:角膜屈折矯正手術を行う医療機関2事業者に対する警告
https://www.jftc.go.jp/houdou/merumaga/backnumber/2009/20090810.files/09080601.pdf



品川近視クリニック 文春に載った過矯正記事の概要
ameblo.jp


品川近視クリニック:患者からアベリーノ検査料とるのに、手術を受けないと検査結果を教えてもらえない(違法)
lasikganni.hatenablog.com



ちなみに日本眼科学会の定めるレーシックのガイドラインでは、近視はー6Dまで、医学的根拠のある場合に限りー10Dまでで、それ以上はアウトです。それ以上の近視の方は、レーシックをあきらめてください。

レンコンの言う「強度近視の人はレーシックしないほうがいい本当の理由」を聞いたら、だれだってあきらめたくなると思います。

- 暗所コントラストが低下する。夜間運転できなくなります。災害時にが夜だったら見えなさすぎて逃げるどころじゃなくなります。

強度近視の人の場合、誤差が大きくなります。レンコンも-10D超えて削ったら、中程度遠視になりました。過矯正になって羞明が出ると、メガネだけじゃ到底対処不可能です。眼鏡をはずそうと思って受けた手術なのに、見るからに「あなた、なんか目の病気なの?」って外見、嫌ですよねー?

ドライアイになって、エアコンに近づけなくなる。ドライアイは人にもよるが、一般的に角膜を多く削った人ほどひどくなるとされてる。

ハロ・グレア等の光の見え方がひどくなる。サングラスなしには室内にもいられないという方もおられます。



こういうことを品川近視クリニックは術前に絶対に打ち明けてくれませんから。
実際に、品川近視クリニックで術前に不具合について説明されずに手術された被害者の方が、怒りのあまりYOUTUBEに動画アップしてますから、ご覧ください。
www.youtube.com



大体、この知恵袋の相談みたいに品川近視クリニックが勧めてくる角膜強じん法も、本当は円錐角膜の治療法なのに品川が勝手にレーシック前の戻り予防と称して大金取ってやってるだけだし。


大体、角膜強じん法しようがなんだろうが角膜薄けりゃエクタジアになって角膜移植しか治療法がありません。その角膜移植にしたって他人様のやつを縫い付けるんだからレーシックでエクタジアにされる前の見え方に戻れるわけじゃないですよね?


だから眼科医の皆さんに申し上げたいんだけど、いくらエクタジア防ごうと思って角膜強じん法しても、無駄なときは無駄です。レーシック手術推進派の皆さんはレーシックを広めたくて都合の悪い情報ひた隠しで情報共有してないから、被害者の側から情報発信して差し上げますよ。いくら角膜強じん法しても、無駄なときは無駄!!エクタジアの進行は止まりませんから!!


そんな感じで今日のブログは短いけどおしまいです。


あ、ちなみにこのブログってフェイキックICLとオルソケラトロジーと似た治療法のオサートの広告が出るみたいなんですけど、レーシック被害者の会には普通にフェイキックICLの患者もいるし、オルソやオサートでの角膜上皮障害の報告も入ってるのでお勧めしません。いくらコンタクトは取り外せても、上皮障害で濁った角膜は元には戻りませんのでね!!


フェイキックだってレンズの大きさ間違えたり、レンズを外すときに失敗すれば、目の中が大変なことになってしまいますのでね~。


そういうことを絶対にお医者さんは言わないので気を付けてくださいね!!ICLとか眼科医の腕が本当に必要な手術ですけど、恐ろしいことに品川でもやってますからね。メニューに載せるだけなら、どんなヤブでもできるっていういい例ですね~

日本全国のORTのみなさーん!新宿近視クリニック(元SBC新宿クリニック)で働いてたORTはこんなこと考えてまーす!!⓶②

 

前回までのあらすじ。

本来は病院で目に障害のある人や斜視弱視の子供の訓練などの支援を目的に作られた資格「視能訓練士」。しかしレーシック系の病院に一発目に就職した視能訓練士は、斜視弱視の検査や障害の有無なんて一切関係なくルーティーンにオートレフなどを使いながら屈折の検査をするだけなので、難しい技能が身につかず、就職債のの病院から敬遠されることもあった。

しかし湘南美容外科系列、新宿sbcクリニック、現在の新宿近視クリニックに勤務する視能訓練士のみにどらさんは、そんな能力がいまいち身につかないレーシック系ortでも「大丈夫、お前らはもう勝ち組だぞ」と宣言する。その理由は…?

 

この記事は以下の記事の続編です。

lasikganni.hatenablog.com

 

別の記事でミニどらさんはこんな風に書いてます。

 

 

タイトル:ORTの給料

 

まずはだいたいの相場から。

 

・大学病院勤務のORT     手取り25万(役職で30万弱くらい)

・総合病院勤務のORT     手取り20万(役職で25万弱くらい)

・個人眼科勤務のORT     手取り25~30万(規模によって差がでる)

・レーシッククリニックのORT  手取り30~40万(役職は40万超え)

 

といった感じでわりと差がありますよね。

 

…ん?

ちょっと待ってください?

 

んんsign02

 

レーシッククリニックのORTやばくないですか?

手取りで30万以上もらってますよsign02( ゚д゚)ポカーン

 

 

えぇ。そうなんです。

しかもこの額、なぜ幅をもたせたかというと、

ORT一年目の新卒でさえ30万もらえるからなんです。

もちろん三年目、四年目のORT

昇給に応じてもっともらっています。

すごいですよねsign03

当然クリニックによってはもっともらえるところ、

逆に30万に満たないところもありますが、

それでも圧倒的にレーシック系ORTの給料は他の病院に比べて高いんです

まぁレーシック関係の求人を調べればすぐに

わかってしまうことなんですが、あえての暴露です!!smile

 

 

さぁ、、なぜでしょう。

なぜレーシック系のORTの給料は高いんでしょう。

こんなにもらっていいんですか?

いいんです!!(川平じえい風に)

 

これは完全なる僕の持論ですが、

はっきりとした理由があります。

 

 

 

 

普通の眼科の仕事というと

例えば

①視力検査をする          ②視野(目の見える範囲)の検査をする

③ドライアイかどうかを調べる   ④入院患者の眼の状態を調べる 

⑤眼の疾患が進行していないかの定期検診

とまぁ、大きく分けてこんな感じになります。

つまり何が言いたいかというと

大学病院や総合病院では主に

『経過観察』が仕事なわけです

病院の経営は基本的には保険点数によって

左右されるところが大きく、

経過観察は非常に重要な役割を占めます。

 

ではレーシックについてはどうでしょうか。

ぼくたちレーシック系ORTは、

①レーシック可能かどうかの適応検査をする

②手術日の検査をする

③手術後の定期検診の検査をする

というのが仕事の内容になります。

 

さてここがポイントです。

“眼を検査する”という同じ仕事内容であるにも関わらず

上記したような給料の差がでるのはなぜなのか。

 

それは、ぼくたちレーシック系ORT検査結果が、

直接オペに影響するからです。

当然のことながら、

手術の執刀医はドクター。

実際に手術を行っているのはレーザー。(機械。)

しかし、手術のデータを出しているのは、

ぼくたち検査員なんです。

「どの検査結果を手術に使うのか」

「果たしてこの眼は手術が可能な眼なのか」

最終的に判断するのはドクターですが

検査結果の重要性を考えると、ぼくたち検査員の責任

とても大きいと僕は考えています。

 

 

 

 

【他の病院では、視力が1.0出ればもう十分。視野欠損が多少進んでもまた経過観察。

 ある疾患外来では視力が全く出なくても問題なし。

 「とりあえず経過を調べる検査」】

と、

【視力は見える最高のところまで。できるだけ正確なデータを出す。

 疑わしい結果には期間をあけた再検査。

 「本当の眼の状態を探る検査」】

では全然違うんです。

まぁストレートに言うと、

売上に直接関係しているかどうかって話ですcoldsweats01

  

 

「まぁストレートに言うと、売上に直接関係しているかどうかって話ですcoldsweats01

 

業界の本音出たー!!! 

((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

 

こんなことから僕はレーシックに携わるORTの給料が高いのは

当然のことであり、最も「責任が問われる」ORTの職場hospital

の一つだと考えています。 

 

レーシックに携わっているORTの方々で

もし肩身の狭い思いをしている方がいるなら、

どうかこのブログで少しは楽になっていただけたらなと

思います。 

  

そしてあわよくば、レーシック系ORTで、

一度飲み会でも開きたいものですconfidentbeer

 

 

この考えにみなさんがどう感じるか

ぜひコメントを。

よろしくですdelicious

ORTの給料: みにどら台風物語 ~レーシックORTのふらり旅~

 

 

何度も書きますが、ミニどらさんは、前記事に登場した湘南メディカルクリニックを母体とする美容系レーシック病院、新宿近視クリニック(元SBC新宿近視クリニック)の視能訓練士さんです!!

 

 

大学病院みたいに難しい斜視、弱視の検査とかはしないから経験値足りず、大学病院みたいに術後経過も見ず、 だけど売り上げに直結してるから高い給料もらって当たり前!!

…こういう方が新宿近視クリニックで働いていらっしゃるんです。

 

そんなレーシックORTはさすがに技能が低いだけのことはあり、レーシック被害者の会も、レーシック系視能訓練士にきっちり検査されたのにもかかわらず、過矯正やら眼位異常で斜視手術になっちゃう人がわんさかです。

 

ちなみに私、ずいぶん前にこのブログをものすごい難しい症例ばかりが集まってくる旧帝大病院勤務の視能訓練士さんに読ませてあげたんですが、「この人恥ずかしくないのかねぇ~?」と何度も呟かれていたのが印象的でした。

 

そんな感じで、日本全国の視能訓練士の皆さん、新宿近視クリニックの視能訓練士はこんな風に考えてますよ!!

日本全国のORTのみなさーん!湘南メディカルクリニック(元新宿近視クリニック=SBC新宿クリニック)で働いてたORTはこんなこと考えてまーす!!①

こんにちは!レンコンです。

皆さん、暑いけどお元気にお過ごしですか?

レンコンは外がまぶしいのでずーっと家にこもってました。

 

本当だったらショッピングモールとかに行って涼しい本屋で本をあさったりしたいです。だけど、レーシック眼にはショッピングモールって、まぶしすぎるし、1回行くと目の奥がカッカしてきてその夜眠れなかったりするので。

サングラスかけて行ったりしたけど、遮光性ばっちりすぎて、色がわからないのでつけ外しばっかりで、やっぱり目がカッカします。本当にどうしたらいいのだろう…

 

さて、前座の話題なんですけど

なんかツイッター見てたら湘南メディカルクリニックの恥ずかしい情報が入ってきました。

 

 

湘南メディカルクリニックってレーシック難民たちの間で悪名高い新宿近視クリニック(SBC新宿クリニック)の母体なのです。

 

どういう風に悪名高いのかは、以下の記事に書きました。よろしければご一読を。

lasikganni.hatenablog.com

 

 

lasikganni.hatenablog.com

 

 

lasikganni.hatenablog.com

 

 その母体である湘南メディカルクリニックが、なんとがん治療に乗り出したのですが、さすが美容系だけあってレーシックはもちろんのこと、がん治療宣伝やってることがすごいんです。

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togetter.com

 

湘南メディカルクリニック、なんと出せばだれでも掲載される誌上発表を「当院の治療が世界最大のがん学会であるASCO(アメリカ臨床腫瘍学会)に採択」と書いたのです。

( ゚д゚)ポカーン

 

湘南メディカルクリニックの免疫療法部門のブログにも書いてありますもんね。

当院の治療が世界最大のがん学会であるASCO
(アメリカ臨床腫瘍学会)に採択されました。
5月17日からASCOのホームページで抄録が公開されます。
大きなお墨付きを頂きましたが、
今年はより臨床研究にも力を入れていきます。

ameblo.jp

後のことを考えて、魚拓に残しておきまーす!

 

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この魚拓がいつか役に立つといいですね!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こーんな感じでした!!

それにしても健康な私たちに本当は不適応だったのにそれ黙ってレーシックして視覚障碍者にした美容系クリニック、がん治療に乗り出してくるなんて世も末ですね!!

 

 

この記事を読んでいるがんの情報を求めている方に書きますが、美容系クリニックには近寄らないのが身のためですよ。

 

この湘南メディカルクリニックがいい例だけど、彼ら、本当に「平気でうそをつく人たち」ですから。誰でも載る誌上発表なのに「採択」。いい度胸です

 

 

 

さて、前座の話題終了です。

今日書きたいのはそんなことじゃなく、この湘南メディカルクリニックが母体の美容系レーシッククリニック、新宿近視クリニック(元SBC新宿クリニック)のことなんです。

 

そこで働いているORTさんが、自分の仕事について「ミニどら台風物語」というブログ執筆されてまして。

 

でもね、このブログがすごいんです。

どこがすごいのかというと、暴露具合がすごいというか…

いや、業界的にクローズドの話題でしか語れないことがあるじゃないですか?

そういうことがダダ洩れているところです。

 

例えばレーシック業界で言うと「レーシックの再手術は再手術無料ってことで客を集めてるから、多少視力が下がったくらいで患者が来て再手術コストがかからないように最初から強めに削って遠視過矯正にしておくか!!」

とか

「アキュフォーカスインレー(カメラレーシック、老眼レーシック、リーディングアイ)って実は術後に角膜に炎症が起こって、角膜が濁ってくる患者がいるんだよな。その症例結構出たけど、そういう不具合を論文にしちゃうと患者が金を払ってモルモットにされていたことに気づくから、フェードアウトするのを待っとこう」

とか

「レーシック後のハログレアって実は治らないんだけど、そんなこと言うとレーシック希望者が減っちゃうから、ほとんどの人は慣れるって書いておこう。なれない人もいるんだけど“ほとんど”って書いたからね~」

とか、そういうことですよ☆

 

 

でも、このみにどら台風物語の人って、「それ、一般人に知られたりしたらヤバくね?」と、レーシック難民の私でも思うようなことでもバンバン書いちゃうんですよ。

しかも自分は新宿近視クリニック=SBC新宿クリニックのスタッフだってことを公言しながら。

 

AUCHI!!

((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

 

 

そんなわけで、ありがたく、この新宿近視クリニック=元SBC新宿クリニック勤務のORT、ミニどら台風さんのブログ引用させてもらいます。

タイトルは「暴露!ORT事情!!~その①~」

1と2に分かれているのですが、まだ1はおとなしめな方です。

 

タイトル:暴露!ORT事情!!~その①~

 

最近アクセス数も増えてきているので、

そろそろORTの裏事情をお話していこうかと。

ふふふcatface

 

では、いきますよ。。。

 

ORTというのはまぁ眼科で働くのが一般的なんですが、

その中でも新卒での就職先、つまり、

『一発目にどこで働くのか』

というのがとても大事なんです。

 

ORT界の七不思議の中に、

『三年たったら一回職場を変える』

というのがあります。(たぶん。笑)

これは、

① 三年経験をつんだら次のステップ(他の専門分野)へ

② 三年でその職場に我慢できなくなる

③ 三年で結婚、出産

というのが理由だと思われます。

 

と、なるとですね、

三年なんてあっという間なわけですから、

『次の職場探しの為に最初の三年は働く』

というよくわからない流れになったんです。

さぁここで問題。

「転職する時に一番印象が良い前職は、

いったいどこなのだろうか」

 

これがもう圧倒的に大学病院hospitalなんです。

もちろん有名な個人眼科eye

(関東なら原眼科や井上眼科、杉田眼科といった

ところでしょうか)

も悪くはありません。が、

例えば

慶応大学の眼科からきた

北里大学の眼科からきた

というだけで、かなりのブランドプラスshineがあるんです。

 

そんな事情を考慮してかはわかりませんが、

ORT養成学校(大学、専門)の先生方は、

基本的には

「まず大学病院で勉強を……」

という形で、一発目には大学病院を薦める傾向があります。

でもまぁそれは悪いことではないんですよ、もちろん。

 

ただ薦められる所がある以上、やや批判されるところも

あるわけでsweat01sweat01

 

それがレーシック専門クリニックです。

あまりにも『屈折』という分野に特化しすぎているため、

転職に幅が効かなくなるんです。

要は、

「大学病院や総合病院にいたほうが、

いろんな症例を見ていて経験値が高いでしょ」

という概念がORT界で広がっているんです。

 

ところが、最近それが少し変わってきました。

 

 

この続きは、また明日にsmile

乞うご期待note

暴露!ORT事情!!~その①~: みにどら台風物語 ~レーシックORTのふらり旅~

 

さて

このブログを楽しく読むためにはまずORT視能訓練士という職業について知っておく必要があります。

視能訓練士とはいったい何のためにある職業なのか?

 

下記、公益社団法人日本視能訓練士協会のHPから引用します。

f:id:rennconn:20170801105108p:plain

www.jaco.or.jp

 

 

日本視能訓練士協会の会長挨拶から、視能訓練士の主な業務も引用。

 

主な業務

眼科検査

視力検査、眼鏡検査、コンタクトレンズ検査、視野検査、眼圧検査、画像診断検査、眼底写真撮影、電気生理学的検査等

視能訓練

弱視に対する弱視視能訓練や、斜視に対する両眼視機能検査および斜視視能訓練

眼科検診

生活習慣病や三歳児健康診査での眼科各種検査

視覚障害ケア

視覚障害者に対する拡大鏡・遮光眼鏡などの補助具選定およびリハビリテーション指導

 

 

www.jaco.or.jp

 視能訓練士さんというのは、目の検査はもちろんのこと、目の障害を発見したり、斜視や弱視の子供のリハビリテーションなどをすることがお仕事です。

 

実際現場で働いている方の「仕事に対するやりがい」を新潟医療福祉大学から巣立っだったORT視能訓練士さんたちが書いてくださっています。

 

「見る」大切さを伝える

外界刺激のほとんどが眼から得られると言われており、その眼の機能は乳幼児期にほぼ完成します。視能訓練士の職務には、子どもたちの「視機能の異常を見つけること」そして「見る力を育てること」という大きな役割もあります。それには、視能訓練士の斜視や弱視を「診る力」が必要だと考えています。
Q視能訓練士に必要なものは何ですか

外界刺激のほとんどが眼から得られると言われており、その眼の機能は乳幼児期にほぼ完成します。視能訓練士の職務には、子どもたちの「視機能の異常を見つけること」そして「見る力を育てること」という大きな役割もあります。それには、視能訓練士の斜視や弱視を「診る力」が必要だと考えています。

Q視能訓練士の将来性について教えてください

医療の進歩により、医療ケアを行いながら病気や障がいと共に社会生活を送れるようになりました。一方で、自宅での医療ケアを必要とする方々もいます。その中には、眼に心配を抱える患者様も多くいることと思います。今後はこのような在宅医療の場面でも、視能訓練士が役に立てる場面も出てくるのではないかと考えています。

Q視能訓練士を目指す高校生にメッセージをお願いします

視能訓練士は、あまり知られていない専門職だと思いますが、人間の感覚の中でも大きな割合を占める「見る」という働きに携わる国家資格です。私は、視能訓練士になって「見る」ことの大切さをたくさん感じ、とても良い仕事だと実感しています。

Q大学では何を学んできてほしいですか?

眼科を受診する患者様は、高齢者や乳幼児、障がいを持った方が多くの割合を占めています。業務を滞りなく行うには、視能訓練士として働くための知識や技術を学ぶことは、必要不可欠ですが、眼科を受診する患者様の特性や高齢者、乳幼児、障がい者などを取り巻く社会的環境について学ぶことも面白いと思います。ロービジョンケアや斜視や弱視の治療では、社会福祉と関わることも多いので、そのような学びが役に立つと思います。

Q視能訓練士を目指す上で必要な資質はなんですか?

斜視や弱視の外来は、患者様一人ひとりにあった検査や治療を行います。目の状態を診て、どんな検査が必要で、どんな治療が必要かを「判断する力」があると、斜視や弱視の検査や治療は怖くないです。また、検査の必要性や治療への理解や協力を得るためには、患者亜sまやご家族と様々な話をし、コミュニケーションをとり、信頼関係を築くことも大切です。「話し上手、聞き上手」であると良いかと思います。

Q現在のお仕事を「一言」で表すと?

一言で表すことが難しいですが、強いて言うと「責任あるお仕事」だと思います。視能訓練士という国家資格を持ち働くので、責任感を持って仕事をしなくてはいけません。また、社会の一員として、自身の持っている国家資格を活かし、それを社会の役に立てるという思いもあります。そう思って働いていると、やりがいも感じます。

現場からのメッセージ | 視機能科学科 | 新潟医療福祉大学

視覚リハビリテーションの担い手として

相馬 睦さん
勤務先:獨協医科大学 越谷病院
職種・職位:視能訓練士視覚障害生活訓練指導員(歩行訓練士)

人は、情報の約9割を視覚から得るといわれ、この視覚に障害が生じた際に、“視覚リハビリテーション”が必要になります。
“視覚リハビリテーション”とは、残っている視力や視野を最大限に使って、見づらさのために「できにくくなったこと」を「できる」ようにしていくことです。近年、眼科におけるロービジョン(低視覚)ケア(=視覚リハビリテーション)が、視能訓練士の重要な仕事の一つとなっています。
また、視能訓練士は、拡大鏡など補助具の選定や使用訓練、地域での生活サポートのための教育・福祉・介護に関わる情報の提供なども行います。患者様が初めに訪れる眼科で視能訓練士がケアを開始することは、早い段階からのQuality of Life(生活の質)向上に繋がりますが、眼科だけでは解決できない問題もあり、そのような場合は、多職種との連携が必要となります。
皆さんも総合大学である新潟医療福祉大学でチーム医療を学び、責任を持って自分の役割を全うしてください。
Qこれから専門職を目指す学生たちに、大学では何を学んできて欲しいですか?

「基礎」をしっかり固めて欲しいと思います。日々進歩し変化していく事柄など仕事についてからも学ぶことはたくさんあり、知識を更新し積み上げ続けることが必要です。学生時代に、基礎的な内容を習得しているかどうかは、将来出合う様々な事柄への“気づき”と“吸収”に大きな差が出るに違いありません。

Qこの専門職を目指す上で、必要となる資質は何ですか?

「協調性」と「責任感」
視能訓練士だけで出来る仕事は、まずありません。医師や看護師など他の職種と協力して初めてスムーズな診療が成り立ちます。また、眼科だけで解決できない問題には、他科・多施設との連携が必要な場合もあります。自分の持ち場をしっかり守れなければ他と支え合うことはできません。チームとして対等な立場であるためにも責任を持って自分の役割を全うすることが重要です。

Qこの分野の今後の展望や将来性についてお聞かせください。

視能訓練士は斜視・弱視の視能矯正という専門分野から業務がスタートしましたが、今では視力・視野をはじめとする眼科一般検査、3歳児健診などの検診業務、リハビリ指導へと業務分野は拡大し、活躍の場が広がっています。検査結果から日常生活の不自由を推し量り、患者さんのライフステージに合わせて必要なニーズを引き出し、環境を整える支援ができるような視能訓練士が今後ますます求められることでしょう。

Q現在のお仕事を「一言」で表すと何だと思いますか? また、その理由も教えてください。

「“生きやすさ”へのパイプ役」
視覚に障害を持つ人にとって“見える人仕様”の社会は不便なことや苦労することばかりかもしれません。視覚障害は見かけではわかりにくく理解されづらい障害でもあります。上手に周囲の支援を受けながら患者さん自身が力を発揮し、安全に過ごしていただきたいと思います。見づらさを持ったまま地域に戻る患者さんの道具や環境を整えることで、出来る限り“生きやすい日常生活”へつなぐことが最終的な使命であると考えます。

現場からのメッセージ | 視機能科学科 | 新潟医療福祉大学

 斜視や弱視のお子さんというのは、放っておくと片目だけ使わなくなったり、見えないままになってしまうので、こういった視能訓練士のサポートを受けることはとても重要です。

 

 

お医者さんはあまり言いたがらないですけど、

眼科医の中には屈折や眼位異常といったものに疎く、レーシック被害者の会の患者様のご家族でも「家族が、小さいころからの弱視を指摘されなくて片目が弱視のまま大人になった」とか「左右の屈折度数の違いが3Dもあるのに、かかりつけの眼科でそれをずっと指摘されなくて、目が見えにくく体調が悪くなっても見過ごされてきた」という方が多いんですよ。

ですからレーシック医みたいに屈折と両眼視機能に無能なお医者様が増殖する今、ORT視能訓練士の重要性が国民の健康を守る上で増々大事になってきていると思うんです。

 

さて、こんな将来を担う子供の目の健康に欠かせないお仕事をしている視能訓練士さんたちなんですけど、湘南メディカルクリニック母体の新宿近視クリニック勤めのミニどら台風さんはどうでしょう?

 

ブログ引用しますね。

 

 

 

暴露!ORT事情!!~その②~

 

昨日に引き続き

ORT暴露ネタです。

ではさっそく

 

最近何が変わってきたかというと

レーシックが予想以上に伸びてきたせいか

新卒でレーシック(屈折系)に進むORTが増えてきたんです。

 

昨日お話したように、

就職一発目にレーシックに進んでしまうと、

ほぼ屈折のことしか勉強できない為、

「本来ORTとして学ぶべき多くの分野の

知識や経験が身に付かない」

ということが懸念されていました。

ここでいう『本来の』とは、

ORTは眼科専門の技術職として作られ、

その背景には、

「斜視や弱視といった

幼児期から眼の機能訓練が必要な疾患に対して、

的確な訓練、指導をする」

というのが仕事であり定義であったから という意味です。

 

つまり、「斜視や弱視について学ばない」ということは、

もう半ば「ORTではない」

という考えが

いわゆる初期(創世記)からORTとして働いている方々に

根強く残っているんです。

これは眼科ドクターに関しても同様で、

レーシックというだけでやや批判気味になったり、

理由もなく嫌な顔をされることなどもあるようです。

 

そんな鎖国的なORT界に今ちょっとした旋風

巻き起こしているのが僕らレーシック系のORT

というわけなんです。はいsmile

 

 

『新卒でいきなりレーシック専門クリニックに行く』

もうかつてのデメリットばかりではありませんng

暴露!ORT事情!!~その②~: みにどら台風物語 ~レーシックORTのふらり旅~

 なるほど。ミニどらさん、正直すぎ!!

確かにレーシック系の病院でやるのって、大学病院で緑内障で視野が狭まって日常生活に支障をきたしているご老人とか、斜視弱視の子供を見るような難しい症例が少ないですよね。

 

そもそもオートレフとかで屈折測ったりするだけですからねー。毎日おんなじ検査の繰り返しで、技能が身につかないですよね~。難しい症例とかないから、勉強とかしなくて楽ですよね~。

 

両眼視機能検査も、斜視の検査も一切やりませんからね。だってレーシックする先生自体が遠視や眼位異常に疎いのはもちろんのこと、そんな検査していたら、実際にレーシックする患者が減って、経営が成り立たなくなりますものね。

 

でも、こんな技能の身につかないレーシックORTなので、眼科ではやはり敬遠されるみたいで、不安になっている新卒ORTもいるそうです。

 

ミニどらさんは力強くこう言います。

 

 

僕は、新卒のORTの後輩たちに必ずこう言います

「大丈夫、おまえらもう勝ち組だぞ」と。

暴露!ORT事情!!~その②~: みにどら台風物語 ~レーシックORTのふらり旅~

 

ミニどらさんがこうおっしゃるには理由があります。

それは、レーシックのクリニックの視能訓練士の給料は、普通のORTより高いこと。

レーシック系視能訓練士の給料についてはミニどらさんが暴露してくださってるので、また次回のブログに書きますね。

 

今日はこの辺で!!