レーシック被害、現在の状況。
みなさん、こんにちは。レンコンです。
少しずつ涼しくなってきましたが、皆さんお元気でお過ごしでしょうか。レンコンは胃炎にかかってしまい、現在ももがき苦しみ中です。別に体が弱いとかじゃないのですが、2・3年に一回くらいの頻度で胃が激しくやられる時があり、よろよろした生活を送ってます。
アメリカではNYtimesの記事以降、レーシックを認可したFDAがリスク見直しを発表し、レーシック後の失明患者と会って話を聞いたり少しずつ動きがあるようですが、日本の事について今日は少しまとめておこうかな。
まず、レーシックの裁判の件ですが、翔友会系列、品川近視クリニックレーシック後のドライアイの裁判が3月に患者側の勝利的和解という形で終了したことは、皆様の記憶に新しいと思います。
https://www.bengo4.com/c_8/n_7606/
このブログでも紹介しましたよね。
ついでに言うと、和解条項に関してはこんな感じで品川近視が全然守ってくれないわけなんですけれどもね…。
そんで、さらに2018年8月のレーシック集団訴訟裁判で、今度は患者が勝訴しました。相手はまたも翔友会系列の品川近視クリニックです。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO34014450Z00C18A8CR8000/
立て続けに裁判で不利な結果が出ると同時に、NYTimes紙のニュースも受け、最近沈黙してるレーシック業界。
眼科医の先生方もせっかくホクホクのレーシック医になろうと慶應大学の坪田教授のお勧めで、高いエキシマレーザー導入したのに、さぞかし悲しい思いをしていることでしょう。機械のローンはしっかり残りますものね。
しかも品川や錦糸でバイトしていた先生方は、裁判所からいつお呼び出しがかかるかわからないから、なかなか心落ち着かない日々ですよね。
ま、でも健康なだけまだマシですよね。過矯正にされた外科や、循環器科など、その他のお医者さんたち、仕事辞めなきゃいけなくて大変なことになってましたよ?
本当に過矯正だと、近く見えなくなって仕事できなくなりますよね~。
手術数は下がる一方でレーシック関連のニュースも激減してしまいましたが、レーシックの集団訴訟はまだまだあるんです。
というのは、集団提訴というのは2つのクリニック対象に行われてるんですけど、医療法人メディカルドラフト会の「錦糸眼科」の訴訟はまだ係争中です。
「錦糸眼科」が一体どんな眼科だったのかはこのブログで何回か取り上げたのでリンク張っときますね。まぁこんだけガイドライン違反の手術を行えば、訴えられても仕方がないクリニックですよね。-19Dとかー30Dとか…。一応書いておくと、日本眼科学会のガイドラインでは上限はー6Dで医学的に根拠がある場合でもー10Dが上限です。
それと、品川近視クリニック対象の「ドライアイ」の訴訟は一応患者側の勝利的和解で終了しましたが、他のグループの訴訟はまだ継続中なんです。
品川近視を対象にした裁判は、何せ人数も多いんで、いくつかのグループに分かれているのですけど、そっちの方は全然終わっていないのですよね。
裁判に関してはレンコンもあんまりよくわからないので、公に公開された情報をもとにはたから眺めてる感想しか書けないのですが、
「品川近視クリニックって強気だな~」
と思います。
何でそう考えるかというと、自分だったら、同じ情報を共有できる可能性の高いグループに複数訴訟起こされ、しかも最初の裁判の結果が不利だったら、その後の裁判が経営に与えるインパクト考えると、最初の裁判での約束は履行した方が、残ってる複数の裁判のことを考えると、有利なのではないかと思うんです。
でも、HPや広告を見る限り、ドライアイ裁判での和解条項は全く守られていないというか、むしろ裁判後に改悪されちゃっているんですよね。
ドライアイに関する記述なんて、裁判前にはHPにちょっとはあったけど、裁判後にはHPから完全消滅しちゃいましたからね。
ちなみに説明に関して個人的な意見を書いておくと、レンコンが一番大事だと思うのはHPやパンフ、宣伝本での説明だと思ってます。
今までのレーシッククリニックのやり方って、
患者がレーシックについて最初に調べるHPや広告、パンフなどの媒体で「レーシックは安全な手術」「長期にわたって後遺症無し」「家のクリニックは最新の機械だし、全員眼科専門医だから安全」と説明しておいて、医師説明でも「貴方はレーシック適応です」と不適応の人にも言っておいて、料金払わせたに手渡す専門用語いっぱいの同意書に「家で読んでサインしといてください」…というやり方だったんですよね。
ガイドライン適応外や網膜裂孔なのに「適応です!!」と手術受けさせられた人々は論外として、こんなやり方じゃ適応の人にも不親切だと思うんで、最初からリスクについてHPで目いっぱい説明するのが、再び訴訟を起こされないためにも品川近視クリニックさんにとって大事な事なんじゃないかと思います。最初からレーシックなどの屈折矯正手術のリスクについて平易な言葉で目いっぱい書いてあれば、例えば「ドライアイは絶対に悪化します。治らず、10年以上も治療を続けている方もおられます。目薬は自費になります」と書いておけば、だれも必要のない手術なんて受けたいと思わないでしょう。
裁判に臨んでいる人たちもそう思っているのではないかしら?
しかし、ドライアイの裁判での和解条項の履行状況を見ていると、なかなか残ってる裁判の患者さんたちは、「品川近視と話し合う」という行動をとることも難しいのではないかと感じます。
だって後遺症に対する治療や研究が全くない現在、「再発防止のために術前説明や適応検査をきちんとしてくれるなら…」と涙を呑んで和解してるのに、それすら守ってもらえない…という現実を目の前で見せつけられるのは、なかなかインパクトでかいと思います。
ホント品川強気だなぁ。
そんな感じで、今日のところは終了させていただきます。
【悲報】品川近視クリニック、網膜に穴があいている患者に「手術できる」とレーシック。裁判で負けてしまう。
みなさんこんにちは。レンコンです。
相変わらず熱いですがいかがお過ごしですか?
レンコンは夏の日差しがまぶしすぎて眼位がおかしくなってます。
この眼鏡の加入度数や暗いところと明るいところで目ん玉の寄せ具合が変わるの何とかならんですかね?
レーシックの後遺症で斜視手術になる方は多いが、一体どっちを基準に斜視手術したらいいのか…本当に困ります。
ところで2018年8月9日、レーシック被害の裁判、また進展がありましたね。
レーシック被害の集団提訴の1部が
品川近視クリニックに勝訴したようです。
この間のドライアイのグループの勝利的和解に続いて、レーシック被害者にとっては明るいニュース第2弾ですね。
品川近視クリニック対象、レーシック集団訴訟
ドライアイグループ勝利的和解の記事は↓こちら。
さて、どういう裁判だったのか?
ざっくりと説明すると、
62歳の女性の患者さんがおりまして、この患者さんが品川近視クリニックでレーシックの適応検査を受けたら、左目の網膜に穴が開いていることが術前検査で分かったそうな。
レーシックすると、フラップ作るときに眼圧を上げなきゃいけない。だから普通の眼科なら網膜に穴があった時点で「貴方の網膜はこういう状況であり、レーシック手術を受けるのはリスクが高いので、やめといた方がいいのでは?」と患者さんに説明すると思います。
しかしさすがは品川近視クリニック。美容系だからなのか、それとも最近集団提訴の連発での客の激減が痛かったのか、品川近視クリニックの眼科専門医は「レーシック手術は可能」とこの患者さんに説明し、患者さんはレーシック手術後、網膜剥離になってしまったのですね。
裁判の結果、裁判所が
「網膜剥離はもともとあった傷が手術で進展したものと考えるのが合理的だ」とし、「医師から網膜剥離に関する見解などの説明を受けていれば手術を受けることはなかったと認められる」と結論づけ、品川近視クリニックに賠償が命じられた次第です。
以下、報道各社の情報を集めたのでご覧ください。
まず、2018年の8月9日のロイター通信の記事から。
元々記事が消えちゃってるからキャッシュの魚拓張り付けて永久保存しておきますね!
国内社会ニュース(共同通信)2018年8月9日 / 20:35 / 13日前
レーシック手術で医師の過失認定
共同通信近視を矯正するレーシック手術で網膜剥離になった長野県の女性(62)が、リスクの十分な説明がなかったとして、医療法人社団「翔友会」(東京)に約580万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁(佐藤哲治裁判長)は9日、医師の過失を一部認め、約100万円を支払うよう命じた。
判決によると、女性は2013年9月、翔友会が運営していた眼科クリニックで両目の手術を受けた。手術前の検査で左目の網膜に穴が開いていることが分かったが、医師は手術は可能と説明。女性は手術後に左目が見えづらくなり、長野県のクリニックで網膜剥離と診断された。
ハイ次、日本経済新聞の記事。
レーシック手術で説明義務違反 クリニック側に賠償命令
社会
2018/8/9 20:21
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近視を矯正するレーシック手術をクリニックで受け、網膜剥離になったとして、長野県の60代の女性が医療法人社団「翔友会」(東京)に約580万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が9日、東京地裁であった。佐藤哲治裁判長は医師のリスク説明が不十分だったとして過失を一部認め、約100万円の賠償を命じた。判決によると、女性は2013年9月に翔友会が運営していたクリニックで手術を受けた。手術前の検査で左目の網膜に傷があることが判明したが、医師は手術は可能と説明。術後に別のクリニックで網膜剥離と診断された。
佐藤裁判長は判決理由で、医師が網膜の傷を指摘しながら、傷から網膜剥離を発症するリスクや手術の影響などについては説明しなかったと指摘し、説明義務違反があったと認定した。
そのうえで「網膜剥離はもともとあった傷が手術で進展したものと考えるのが合理的だ」とし、「医師から網膜剥離に関する見解などの説明を受けていれば手術を受けることはなかったと認められる」と結論づけた。
ハイ次、サンスポの記事です。
レーシック手術、医師の過失認定で賠償命令 手術後に網膜剥離
近視を矯正するレーシック手術で網膜剥離になった長野県の女性(62)が、リスクの十分な説明がなかったとして、医療法人社団「翔友会」(東京)に約580万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁(佐藤哲治裁判長)は9日、医師の過失を一部認め、約100万円を支払うよう命じた。
判決によると、女性は2013年9月、翔友会が運営していた眼科クリニックで両目の手術を受けた。手術前の検査で左目の網膜に穴が開いていることが分かったが、医師は手術は可能と説明。女性は手術後に左目が見えづらくなり、長野県のクリニックで網膜剥離と診断された。
佐藤裁判長は、網膜に穴が開いたまま手術すると網膜剥離になる可能性があることを事前に説明する義務があったと判断した。
翔友会は現在、全国各地で「品川近視クリニック」を運営している。
品川近視クリニックを対象としたレーシック被害集団提訴はまだ数グループ残ってますけど、裁判所にはまず
「翔友会運営の品川近視クリニックは、網膜に穴の開いたリスクが高い患者さんにも”レーシック手術は可能です”と説明して手術して、網膜剥離にして、先日裁判で負けたところです」
っていうのを分かっていただきたいですね。
ドライアイの裁判でも和解条項を全然守らないしね。
今裁判されておられる被害者の方々は方は、この事実をよーく心に刻み付けて裁判に臨むがよろしいですよ!
最後に、
網膜に穴の開いてる患者さんに「レーシック手術は可能」と手術を行うのは、慶応大学派閥の安心レーシックネットワークでも同様ということを書き加えておきますね。被害者の会にそれで飛蚊症だらけになって失職した方がいらっしゃってますよ。
「慶應系列のレーシック医=品川錦糸クリニックで実際にバイトしてる連中、もしくは品川と仲良しの慶応大学の坪田教授の仲間」
という事実を忘れないようにしてくださいね!
グーグル先生が載せて下さってる品川近視クリニックのレビュー
こんにちは。地獄の猛暑が続く中、皆様いかにお過ごしでしょうか?
レンコンは夏バテして眼位が不安定な毎日です。どーしてきっちりプリズムの方向が定まってくれないんだろうね!!
気持ちの悪さでブログ執筆もなかなか苦しいのですが、この暑さで頭をやられて「集団提訴中の品川近視クリニックでレーシックを受けに行きたい」と妄言をおっしゃる方もいるかもしれないので、目覚まし代わりにグーグル先生に掲載されていた品川近視クリニック東京院のレビューを張り付けておきますね。
ここでレーシックを受け、様々な後遺症で日常生活に支障をきたすようになった。ここはあくまでもレーシックの専門施設であり、眼科病院ではない。ここはレーシックのメリットばかりを強調し、リスクをほとんど言わないが、本当にレーシックをしたいと考えている人は、慎重になるべきだと思う。最初のカウンセリングはほとんどこちらの意思は通らず、棒読みのような軽い説明をされただけで終わった。リスクの説明はされたが、どれも一時的なものだし、問題ないと言われた(結局後遺症は一年ほど続いている)。意味のない高いオプションプランも勧められ、やってしまったが、結局他の眼科病院では必要性を疑問視された。後遺症のことを伝えた後は流石に受け答えはましになったが、結局後遺症は治っておらず今自らの力で治療法を模索している。ここは万一後遺症を出しても、基本目薬を渡すことぐらいしかしてくれない。とにかくこれ以上安易なカウンセリングと検査で後遺症患者を出して欲しくないと切に願う。また、後遺症患者が出た場合、責任を持って治療していただきたい。医師には、目は一人一人の患者の大切な器官であるということを深く考えてほしい。実際、レーシックの後遺症はその患者の人生に影響しうることを強く認識してほしい。症例数が多い=良いという認識は完全に間違いだったと悟った。ここは今までに数多くの被害者を出しており、現在裁判でも訴えられています。
診察の際の医師が患者を見下していて、人ではなくものを扱うような感じで大変不快に思いました。診察医にやる気を感じられません。手術自体は良く見えるようになったので良かったのですが、料金説明のときに説明してくれる人と医師の言ってる金額が違うので、何かと不安になるクリニックです。レーシックは高額な医療費を払うので、これからレーシックを検討されている方はもっと他と比べてみて、慎重に考えた方がいいですね。
オルソケラトロジーの治療のために来院しましたが、何度もレーシック手術を勧められました。
何度も断った末、診療室にいくと視力が規定外だからオルソケラトロジーは出来ないとのこと
片目4万2千円という安いオルソケラトロジーレンズはたんなる撒き餌だったようです
診療費をとらなかったところに最後の良心を感じたので星2つにしておきました。
以上、レーシック被害で集団提訴中の品川近視クリニックのレビューです。
目ん玉かっぽじってよくよくご検討いただければ幸いです。
アメリカFDA、ついにレーシックのリスクを見直すと発表+安心レーシックネットワークの被害者さんがブログを開設したよ! 後編
皆さん、こんにちは!レンコンです。
すいません。続き書くの遅くなりました。
そろそろ世間的には夏休みなのでしょうか?染井さんのブログでも夏休みレーシックICL警報が出てましたね。
レーシックを検討してらっしゃる方はまぁレンコンのブログ読んだら多分諦めがつくと思うけど、ICL(フェイキック)の寒いブログもあるから、一応紹介しておきますね。
一番大手で受けたのに残念なことになっちゃったICL被害者さんのブログ。
一応、当ブログで執筆したICL被害の記事も貼っておきますね。
さて本題に入ります!!
そう、
FDAがニューヨークタイムズのレーシックリスク記事の影響にビビったからか、ついにレーシックのリスクを見直すと報道したところが前回のお話でしたよね。
ニューヨークタイムズの記事はこっちです!
レーシック後に目の痛みで自殺した人やレーシックで常時麻酔薬使わないといけなくなった人など、寒い話題が盛りだくさんです。
本当にもうこのクソ手術は…
それが前編だったんですけど、
後編では慶應系列の安心レーシックネットワークで失敗した被害者さんのブログを取り上げます。
安心レーシックネットワークで失敗された被害者さんのブログはこちら。
これは前から書いてるけど、安心レーシックネットワークの被害者ですが、実は結構被害者の会によく来てるんですよ。
レーシック推進勢力の大ボス、慶應大学の坪田教授が世話人してる系列なのに、過矯正が多いです。
現代人ってPCとかスマホとか書類読んでる時間が長いから、削るときは弱めに削んないとダメだろうと思うんだけど、ぶっちゃけ安心レーシックネットワークの大きな病院でも、美容系とあんまり大差ないレベルの検査で削っちゃうせいか、過矯正が多いですね。しかも+2Dとかあり得ないレベル。
この屈折検査のレベルでICL(フェイキック)もやるのかと思うと本気で恐ろしいですね。だって、どーせ眼位検査もないんでしょ。今まで聞いた話で眼位検査やってる安心レーシックネットワークの病院なんて、ほぼ無いし。
おまけに
シェーグレン症候群とか、網膜巨大裂孔とか「え?その人にレーシックしちゃうの?」という病歴のある患者さんでも「問題ありません」とレーシックしちゃうのが安心レーシックネットワークの印象です。
安心レーシックネットワークの旗艦院、南青山アイクリニックのHPには
「シェーグレン症候群の人でも大丈夫!!」
…って書いてあるけど、
「そんなこと言えるほど多くのシェーグレン症候群の患者さんたちを安心レーシックネットワークではレーシックで手にかけてきたの?(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル」
「ていうか実際安心レーシックネットワークで手術したシェーグレン症候群の人が後遺症で大変なことになってますけど?」
と言いたくなってしまいます。
大変ですよね。レーシック後ドライアイ。
「ドライアイなんか目薬でなおるでしょ?」と思ってる方のために、6月に出たアメリカのニューヨークタイムズの記事翻訳を黒猫さんのブログから引用いたします。黒猫さんありがとう!!
2016年にレーシックを受けた、バージニア州リッチモンド在住のSarah Clairさん (26歳) は言います。
「あなたの症状はドライアイです、と言われたとき、それはたいしたことが無いように聞こえるでしょう。」しかし、彼女のドライアイの症状は、当初約束されたように治ることはなく、術後1年後には激痛に変化しました。それはSarahさんに言わせると「誰かが私の顔面を殴ったような」痛みに、激化していったのです。
一部の患者さんにとっては、人工涙液や、医師に処方された目薬でしのぐことができる程度の痛みであっても、それ以外の患者さんにとっては、痛みを和らげるために治療を求めてアメリカ全土をかけずりまわる事になるほどの激痛となります。その痛みは、患者さんの言葉でいうと、眼に針やナイフが突き刺さったような痛みで、痛みの緩和には薬が必要となります。
クリーブランドの幼稚園の先生であるKatie Endersさん (35歳)は、2006年にレーシックを受け、「眼を紙で切られたような」激痛が残りました。彼女はたくさんの病院を周り、たくさんの鎮痛剤を試しましたが、現在では、腹部に “麻酔薬を常時脊柱内に注入するポンプ” をインプラントすることによって、痛みを和らげています。
あと、
安心レーシックネットワークはセカンドオピニオンもひどいです。
これも複数の「安心」の患者さんから聞いてるけど、基本自費出し大学病院への紹介も特になく、高いお金を払っても「ウチの責任じゃありません」の一点張りです。これも安心レーシックネットワークの被害者さんのブログに書いてあることと一致してます。
安心レーシックネットワークのホームページを見ると、美容系の医療機関ではやめましょうと書いてあります。
安心レーシックネットワークなら大丈夫と広告しています。
後遺症が発症した場合、治療はしてもらえません。ほかの病院を受診してもうちは関係ないと言われます。
安心レーシックネットワークの広告の責任の所在はどこにあるのでしょうか?
美容系と同じですよね。何が安心なのでしょうか。執刀医も院長も責任を取らないネットワークといったところです。
最後に、まとめとして当ブログで執筆した安心レーシックネットワーク関連の記事でも張り付けておきますね。
そんな感じで、安心レーシックネットワークの被害者さんがブログ始めたのを記念して、安心レーシックネットワークのネタをご披露してみました。
もう一回宣伝しておきます。安心レーシックネットワークの被害者さんのブログはこちらですよー!!!
レーシックがここまで下火になった現在この「安心レーシックネットワーク」が存在してる意味ってどれくらいあるのかわからないなぁ…と思いながら今日は終了いたします。
アメリカFDA、ついにレーシックのリスクを見直すと発表+安心レーシックネットワークの被害者さんがブログを開設したよ! 前編
レーシック難民の皆様、こんにちは。目が痛い中いかにお過ごしですか?レンコンです。
最近雨が多かったですね。レーシック難民だと削った時の収差のせいでコントラスト感度が落ちているから梅雨の季節大変ですよね。
コントラスト感度のの低下した目は暗いところで見え辛いですものね。レーシックやってるお医者さんも分厚い眼鏡かけてる理由がよくわかりますよね!
そんな中でもレンコンは仕事ですけど、最近カラー画像を見ないといけない機械が多くてほとほと困り果ててます。E-inkのモニターは目に非常に優しいのですが、現状の技術ではモノクロ表示。カラー画像は見れないんです。
でも、レーシック業界と違い、E-ink業界は顧客の訴えをちゃんと聞く業界ですから、ここ数年のうちに気っとカラーE-ink技術が開発され、既存のモニターのように使用されていくことでしょう。何度も書くけど、一度E-ink知っちゃったらもう液晶モニターには戻れませんよ。目が疲れるスピードが全く違うから。
私たちをこんな目に合わせたレーシック押せ押せの慶應大学坪田教授が開発したブルーライトメガネは「これってなんか意味ある?」くらいの効き目ですけど、E-inkのモニタは超虚弱で液晶モニターだと30分持たないレーシック眼でも1日4時間くらいは作業できますから(モノクロだけど)。
とりあえずカラー表示になった時点でプログラマーやエンジニアなどPCモニタとの接触時間が半端ない人々は、かなり多くがE-inkモニタ界に移ってくると思います。
そんなわけで私もジャパンディスプレイの株買おうかな。しかしジャパンディスプレイはあまり個人のPC環境には興味ないみたいだから、研究意欲が旺盛な中国メーカーの株の方がいいな、買えるなら、と思う今日この頃です。
前置きが長くなっちゃった。昨今のレーシックの一大ニュースといえば、先日のニューヨークタイムズの記事を受けてアメリカのFDAがついにレーシックのリスクを見直すと発表したことだと思います。
やっと仕事したかFDA…。
アメリカにもレーシックの被害者団体があり、かれこれ10年くらいこの手術の暗黒面を情報提供すると同時に、レーシック後のドライアイや目の痛みで自殺した人のニュースを定期的に伝えてくれました。
アメリカのレーシック被害者団体「LASIK COMPLICATIONS」のHP
しかしFDAはダラダラし続けて、何回か目に余る医師の広告注意や、レーシックリスクページを制作しただけであとは何もしなかったんですよね。
しかし最近の立て続けのレーシック被害報道を受けて、ついに動いたか…ってところでしょうか。遅い、遅いよ~!!
しかし、別の言い方をすればFDAはレーシックのリスクページを作ったり、やりすぎのレーシック広告に関してはちゃんと注意してたりしたんです。
日本の厚労省や眼科学会なんて、レーシック認可した後は手術数の把握をしてないどころか、被害者団体(レーシック難民を救う会)がレポート送っても何もしませんからね。
いっそのこと行政訴訟された方がいいんじゃない?ってレンコンなんぞは思ってしまいます。
続きます。
アメリカの大手新聞紙ニューヨークタイムズでレーシックのリスクが大きく報道されました。
こんにちは!レンコンです。
レーシック難民の皆様、レーシックやICLに興味ある皆様、
いかにお過ごしでしょうか?
レンコンはGOOGLE検索結果読んでたら、「After Lasik ICL」という
キーワード発見してそっと閉じたところです。
読みたいような、読みたくないような…
でも、もしも読まれた方がいらっしゃったら、
どんなんだったか教えていただけると嬉しいです。
ちなみに、「LASIKの過矯正をICLで何とかしたい」という話は
レーシックの過矯正の被害者間で結構何度も出ている話題なんです。
しかし、メガネで何とか生存でき、斜視手術を控えた今、
最先端治療人柱をする気にはどうしてもなれないんですよね。
レーシックすると白内障手術も早まるらしいですしね。
近視に戻すならその時に戻せばいいかなと思います。
新しい手術で人柱にされるのは、もうたくさん。
日本の眼科医さんのアンケート(2018年3月の記事)も読みましたけど、
レーシックあんまりやりたいって人いませんよね。
どうしてあの人たちは自分ではあんまりやりたくないものを
他人に簡単にお勧めできるのだろう…
ちなみにICLにご興味がある方は、以下記事を書いてますのでお読みくださいね。
普通にこの失敗ブログの作者さんがどこで失敗されたかは
調べたらすぐわかると思いますよ。
個人的な気持ちとして、
ICLって神戸神奈川クリニックが「永久コンタクトレンズ」と宣伝してますが、
白内障になりやすくなり、かつ白内障になったら取り出さないといけないものが、
なぜ「永久」なのか、ご説明いただきたいところです。
さて、アメリカもつい最近(2018年6月11日)
ニューヨークタイムズでレーシックのリスク記事の
ものすごい長いものが出るなど、レーシックネタで盛り上がってるようです。
機械翻訳したニューヨークタイムズの記事のキャプチャを掲載しますね。
機械翻訳でも結構意味が分かりますから、レーシックの被害者さんは
読んでおいて損はないと思います。
冒頭の「視力は出てるけど物の見え方は3重状態」
「ひどいドライアイで30分ごとに目薬さしてる」なんて
「レーシック被害者あるある」だと思います。
ちょっと機械翻訳の内容を引用しますね。
ドライアイに関しては、術後3分の1がドライアイを発症するそうです。
このうちどれくらいの割合の方が、品川近視クリニックのドライアイ集団提訴班みたく
24時間アイスノン持ち歩きになってしまうのか気になりますね。
Lasik -6D前に健康な目をした人のほぼ半分が、手術後初めて視覚異常を発症したと、この試験で判明した。ほぼ3分の1がドライアイを発症し、深刻な不快感を引き起こす可能性のある合併症が初めて発生しました。
著者らは、「この手術を受ける前に、手術後に新たな視覚症状を発症する可能性について、適切にLASIK手術を受けている患者に相談すべきだ」と書いている。
合併症に関する正確な情報の欠如は、長期的な成果が判明する前に製造業者によってテストされ、しばしばFDAの承認を得ている多くの医療機器を悩ませている問題であるとワシントンの非営利団体国立健康センターのディアナ・ズッカーマン会長は語る。
「FDAは、ポストマーケット監視のより良い仕事を約束し続けているが、実際の改善の証拠はない」と彼女は語った。
Mさんの眼科医は、LASIKが最も安全な手術であると主張しています。最も安全な医療処置、期間、重篤な合併症は「非常にまれです」と言われています。
患者の視力は手術後に退行することがあり、時には眼鏡を使う必要があるかもしれないが、ある人は認めている。しかし、ほとんどのLASIK外科医は、大部分の患者が数か月以内にラミレス氏が苦しんでいたような痛み、ドライアイ、二重視力および他の視覚異常があることを主張している。
https://www.nytimes.com/2018/06/11/well/lasik-complications-vision.html
後遺症に関する記述もなかなか興味深いです。
FDA最新の研究では、「眩暈、ハロー、二重視力が一般的であり、全患者の50〜60%に影響を及ぼし、5%までは「非常に」または「非常に」迷惑であった。」というもので、
なかなかレーシック手術に踏み切るのに勇気がいる感じですよね。
確かに、国立眼科研究所と海軍屈折式手術センターで実施され、昨年発表されたFDAの新しい臨床試験は、ラシック前にドライアイや視覚異常を持たなかった人々が、これらの問題:手術後にドライアイが28%、手術後3ヶ月で45%が新たな視覚異常を訴えた。
しかし、試験の574人の参加者の多くは、手術前に視覚異常とドライアイを経験したと報告しており、この研究はLasikがこれらの問題の蔓延をわずかに減少させたと結論付けた。
しかし、手術3カ月後には、眩暈、ハロー、二重視力が一般的であり、全患者の50〜60%に影響を及ぼし、5%までは「非常に」または「非常に」迷惑であった。
6か月後でさえ、患者の約41%が視覚異常を報告しており、その症状は「多くの困難」または「それほど難しかったので、私の通常の活動のいくつかを行うことができない」と約2%そして、6カ月後の患者の4分の1は、軽度〜重度のドライアイがありました。
https://www.nytimes.com/2018/06/11/well/lasik-complications-vision.html
この記事は下の方に「角膜の神経を切ったことに関する疼痛」に関しても
少し述べてあるけど、残念ながらアメリカでも今のところ
特に治療法はないようです。
それにしてもアメリカだと銃がすぐ近くにあるから、
ドライアイなどで目の痛みに耐えきれないと発作的に
頭を吹き飛ばしちゃう方も少なからずいるみたいで、
それは少し恐ろしいと思いました。
ちなみに日本でもレーシック手術後の合併症に苦しみ、
自殺された方がいらっしゃいます。
実家に着き、母に「あの馬鹿は、何やってたの?」と聞くと、
「1週間分の睡眠薬を一気に飲んで死のうとしたみたい」と泣き気味に口を開いた。
(※手術前から睡眠薬を服用していた訳ではない。手術後、自殺をはかる為に病院で入手した模様)
私は、「死ぬ気もないくせに、このクソ馬鹿タレが!!」と、怒りに満ち、弟を呼んだ。
「お前、何しよるんか?何しよるんか、きちんと説明しろ!!」と叫んだ。
すると、弟は、ポツリと「生きていても仕方ないんかなぁ~と思って」とつぶやいた。
その後、何を話したのかあまり覚えていないが、突如、私は「そう言えば、レーシックはどうなったん?目は見える様になったん?」と聞いてみた。
弟は「見える様にはなった。見える様にはなったんだけど・・・」と話しだした。
以下、弟が口にしていた事を記す。
・右が2.0、左が1.0なので、見え方がおかしい⇒左右の視力が違うと言うのは、珍しい事ではないが、この差が一体どれぐらいの話なのかが全くイメージできなかった。
・左右の視力差はともかく、とにかく右目が見えすぎて気分が悪い⇒今まで目が悪かったのだから、そう思うだけではないのか?と思った
・明るいところにでると、全体的に白っぽくなって物が良く見えない。とにかく眩しい⇒全く理解できず
・暗いところになると、真っ暗闇のいるのかと思えるぐらいの暗さを感じる⇒全く理解できず。そりゃ暗いところは見えなくて当然だろと思ってしまった。
・遠くの物は見える様にはなったが、逆に近くの文字は見えないし、文字を読むのが辛い⇒手術したから老眼の兆候がはっきり出たんじゃないのか?と思った。
・とにかく手術前と物の見え方に違和感を感じる。色味とか何か変な気がする⇒手術したんだから、そのうち慣れるのではないか?と思った
・こんな眼で一生生きて行かなければならないと思うと死にたくなった⇒人間そう簡単に死ねるものではない。死にはしないと思ってしまった
両親、そして私も「こんな悩みを抱えていたのか……」と、初めてこの日、弟の悩みを知った。
私は「もう少し様子を見よう」と、弟に話し、その後、家に帰った。
この時、これが弟と話をする最後の日になろうとは思いもしなかった。
家に帰ったあと、ネットで「レーシック 後遺症」と検索してみると、弟が言っていた事が書かれてあって、ショックを受けた。
しかし、それでも日頃から弟の言う事を大袈裟に捉えていた私は、この時点においてもまだ「多少大袈裟に話しているんだろう」と思ってしまった。
この安易に考えてしまった事が、「すまなかった。気持を分かってやれなくてゴメン」と言う気持で押しつぶされそうになる。
ドライアイなどの目の痛みは半端ないので、
銃規制がなかったら、アメリカの被害者のように日本の被害者も
多くの方が銃で同じ道をたどってたんじゃないか…と
少し思ってしまうレンコンです。
でも、アメリカだと不適応者にリスク説明なしでレーシックした場合、
裁判で勝てば億取れるし、
レーシック被害を引き受ける弁護士さんも豊富なので
そこは日本より進んでいるかな?と思えるところですね。
私も法律相談所のライブチャットで一瞬相談したいなと思ってしまったけど、
ここは日本なので涙を呑みました。
日本のレーシック業界はだんだんと沈黙モードに入ってきましたけど、
眼科医のよく使用する表現を使うと「やっちまったもんは仕方ない」ので、
責任取っていただくように頑張ろうと思うレンコンなのでした。
品川近視クリニックの和解条項破りは継続中。そしてレーシック難民の照明事情 後編
この記事は以下の記事の続編です。
前回の記事で、レーシック後に羞明になっちゃってLEDが全く使えなくなったけど、白熱灯は行けるわ。あと、蛍光灯も電球色で光量抑えれば行けるわ…って話まで書いたと思います。
しかし蛍光灯やLED以外でレーシック難民のレンコンにも使える第3の光源があったんです。
まぁ、たった一人のレーシック難民が試した体験談ですからどんなに詳細であろうとも1例の体験談なので話半分に聞いてほしいのですが。
でもレーシック難民の皆さんも、白熱灯の消費電力や交換、夏場の発熱、そして何よりリビングとか照らそうと思ったら200Wとかの糞高い白熱灯電球買わないといけないことには打撃を受けているかもしれないからね。
それはCCFL電球という電球です。
CCFL電球って超マイナー商品だから、選択肢が全然ないのだが、TEKNOSという会社が60W球の電球色と昼白色出してます。
白い光が苦手なレーシック難民は当然電球色で!!!
売り切れたら嫌だから私が買ってる店は出しませんが、
売ってるお店結構あるから、レーシック難民さんやLED不耐の方は探してみるといいかもです。
1個当たりワンコイン(500円)くらいでゲット出来たらいいのではないだろうか。
さて、私が使ってる60ワットのTEKNOSのCCFL電球について基本情報書いておくと
消費電力:13W
金口:100V E26
輝度:700ルーメン
寿命:4万時間(200ワット白熱灯は定格寿命が1000時間、電球型蛍光灯は8000時間ほど、リング型蛍光灯は12000とか18000とか)
発熱:極限まで近づけば若干暖かいけど、そんなに気にならない。
電球の色:電球色(昼光色もあるが、私は白い光が苦手なので、電球色じゃないと耐えられません。)
前記事で書いたけど、リビングキッチン照らすのに白熱灯1個だと200Wは必要です。
いや200Wリビングキッチン併用だと、小さい部屋じゃないと無理かも。
リビング(6畳)だけなら150Wかな。
200Wの白熱灯のルーメン数(明るさの単位)って
3330ルーメンほどだそうです。
60WのTEKNOSのCCFL電球は700ルーメンなので、例えばリビングにつけるとして200W白熱灯の3330ルーメンには遠く及びません。どうするか?
レンコンも知らなかったんですけど、
最近の灯具って電球を2つとか3つ付けられる商品があるんですよね。
これは極端な例ですけどねー。
レンコンが使ってるのは違うやつですが、まぁこういう方向性の商品です。
これを使えば1個700ルーメンしかないCCFLでもリビング使用は十分に可能なんです!
1個700ルーメンでも、3個で2100ルーメン、4個使えば2800ルーメン、6個使えば4200ルーメンですものね!!
しかも6個使用しても13W×6=78Wで、200Wの白熱灯に比べるとものすごい省エネです。発熱もしないから夏の暑い季節も有難いです!!
そして長寿妙な点も素晴らしいです。LEDでも60W球で3万時間が定格寿命とかの商品もあるのに、このテクノスのCCFLは60W球で4万時間もあるんです!
なので、最近ちょっとずつCCFLの買いだめに走ってるレンコンです。
白熱灯(200W)の買いだめだと定格寿命が1000時間だったからすごい量が必要だったが、CCFLの場合は定格寿命が4万なので、あまり大量に買わなくても生涯困りそうもないところも有難いです。
だって白熱灯の40倍の定格寿命なんだよ…
最後に、
レンコンはCCFLでなんとかなったけど、
他の方もそうとは限らないから、
CCFLの購入をご検討されるにあたっては、
まず絶対に1個試し買いをされることをお勧めします。
世紀のクソ手術のレーシックみたいに
「合う人もいるけど合わない人もいらっしゃいます」っていうことが
買いだめ後に判明したら大変ですのでね!